日本の5大ドームツアー「ACT:TOMORROW」を開催中のTOMORROW X TOGETHER(以下、TXT)。『メンズプレッピー』2026年2月号では、2025年11月15日に行われたツアー初日のベルーナドーム公演をレポートしたが、あれから約2ヵ月ぶりとなる東京ドーム公演(1月21日、22日)では、この会場ならではの演出も盛り込まれ、超満員のMOA(ファンネーム)を大満足させるセットリストを、約3時間にわたって披露した。

5曲を歌い終えたあとの最初のMCでは、「最初のステージからめちゃめちゃパワーをもらいました」と笑顔を見せるSOOBINを筆頭に、一人ひとりがこの日の意気込みを語っていく。「今日は僕がもっともっと幸せにしてあげます♡」とYEONJUNが宣言すると、「どうやって幸せにしてくれるの?」とBEOMGYUがすかさずツッコミ。「カッコいいのもあるし、最高に“ビジュかわいくなっちゃう”感じもあるし♡」というYEONJUNの返答に、「僕も負けません! YEONJUNより100倍カッコよくてカワイイBEOMGYUだよ♡」とBEOMGYUがニッコリ。そこへHEUNINGKAIが「もっとすごいHEUNINGKAIです。今日も忘れられない東京ドーム2日目にしましょう!」と応戦する。
MCの最後には、BEOMGYUが「今日を楽しむために、一緒に叫びましょう!」と呼びかけ、5人で円陣を組んで気合入れ。その直後、セットリストは一気にハードモードへ突入する。トロッコに乗って客席を巡ったオープニングの、ハッピーで明るい雰囲気から一転、TXTのまったく異なる表情を見せつけた。

そして、東京ドームならではの演出に場内が大きく湧いたのが、中盤のソロコーナーだ。バットを手にして登場したSOOBINがかぶっていたのは、読売ジャイアンツの帽子。ジャイアンツの本拠地である東京ドームへのリスペクトを感じさせる、茶目っ気たっぷりの演出に、特別感が一層際立つ。MCでも何度も語られていたが、TXTにとって東京ドームは特別な場所。TAEHYUNは「ドームが与えてくれる気分は、言葉では言い表せません」と語り、SOOBINも「この会場は特別です」と言い切るほどだ。
想いがたっぷりと詰まった東京ドーム公演は、「星の詩 [Japanese Ver.]」で一度幕を下ろすも、すぐさまアンコールへ突入。オープニングに続く、2度目のトロッコ周回でスタートしたアンコールでは、MOAの歌声が鳴りやまず、5人がステージ上で作戦会議をする一幕も。そうして決定した最後の曲「Ito」をMOAへ贈るサプライズがあり、アンコールは全7曲に。本編と合わせて、全34曲という大ボリュームの一夜となった。
「大好きだよ、東京!」というメッセージを残してステージを後にしたメンバーたち。彼らは5大ドームツアーのファイナル・大阪へと向かうが、MCでSOOBINが語っていたように、ソロアルバムの準備も進んでいるというTXTは、今年もさまざまな話題を届けてくれるはずだ。三度目となる東京ドームへの凱旋にも、期待が高まるばかり――。







取材・文/高橋真希子