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23 Mar 2026
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23 Mar 2026
entertainment

「C×M[DOUBLE UP]LIVE PARTY in JAPAN」はまさに“PARTY”のような公演だった!

D×S(DK×SEUNGKWAN)が4月29日・30日、幕張メッセ国際展示場ホールにて日本公演「D×S[SERENADE]小夜曲 ON STAGE - JAPAN」を開催する。1月12日にリリースされた1stミニアルバム『Serenade』を携え、国内外5都市を巡るアジアツアー「D×S ON STAGE[SERENADE]」の日本公演となる。

 2月5日・6日には、C×M(S.COUPS×MINGYU)が同会場で「C×M[DOUBLE UP]LIVE PARTY in JAPAN」を開催した。長方形の展示ホール中央に細長いステージを配置し、客席を両側に分けるユニークな構造が特徴的で、ライブというより“PARTY”に近い空気感が印象に残る公演だった。大胆な会場の使い方にも注目が集まった。

 会場に足を踏み入れた瞬間、まず目を奪われるのはステージセットだ。壁で区切られていない開放的なステージが中央に設置され、観客はW側とE側に分かれる構成。片側を向けばもう一方からは背中しか見えないのでは、と一瞬不安がよぎるが、2人が登場した途端、その懸念は一気に吹き飛んだ。

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(P)&(C) PLEDIS Entertainment

 M3「Back it up」後のMCでS.COUPSは「今日は全部がアリーナですね。ステージが真ん中なので、皆さんをより近くに感じられます」と語り、MINGYUも「今日はコンサートじゃない、パーティーです。一緒に歌って踊って、知らない人とも挨拶をして楽しみましょう」と呼びかける。その言葉通り、客席は“チェリー”と“キムジャ”に分けられ、愛称で呼び合いながら一体感が生まれていった。

 ステージ演出も多彩だ。序盤はブルーのライトが冴え、黒の衣装がクールなムードを際立たせる。楽曲に合わせて花火が打ち上がる場面では、会場の熱気が一気に高まった。中盤では赤いレザージャケットで登場し、ハードで妖艶な雰囲気をまといながらパフォーマンスを展開。音楽に呼応するように空間の色彩が変化していく視覚演出も効果的だった。

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(P)&(C) PLEDIS Entertainment

 さらに印象的だったのがソロステージだ。MINGYUは柔らかなオレンジ色のライトに包まれながら「Like the Beginning」をしっとりと歌い上げ、普段の力強いラップとは異なる一面を披露。「Sunrise」では爽やかな映像演出とともに、広い会場が静かに聴き入る空気に包まれた。

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(P)&(C) PLEDIS Entertainment

 一方S.COUPSは、紫のバラが巻き付いたマイクスタンドを用いた「Me」で、感情をストレートにぶつけるような歌唱を披露。「TOO YOUNG TO DIE」ではレーザーが雨のように降り注ぎ、静と動が滑らかに切り替わるダイナミックなステージングを見せた。

 終盤、“PARTY ISN’T OVER”のメッセージとともに、デニム×スタジャンの軽やかな衣装で再登場。最後の瞬間まで観客を踊らせ続けた。アンコールではWONWOOとJEONGHANが姿を見せ、歓声に応えるようにハートポーズを送り、会場は再び大きく沸いた。

 ライブとパーティーの境界を溶かすような自由な空気。即興性に富んだ演出で観客を巻き込み、広い会場を“近い空間”へと変えてしまう。C×Mならではの余裕と魅力、そして音楽性に裏打ちされたステージだった。

 さて、次にこの会場を彩るD×Sの“ON STAGE”は、どのような表現で魅せてくれるのだろうか。“小夜曲(セレナーデ)”という繊細なテーマを基盤に、DKとSEUNGKWANのボーカルがどのように空間を満たすのか。C×Mとは異なるアプローチで、幕張メッセが再び新たな表情を見せることになりそうだ。4月の来日公演を心待ちにしたい。

取材・文/高橋真希子

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