
Face Layer Wolf/フェイスレイヤーウルフ
グランジ仕立てのウルフは、その静かなる存在感に目を奪われる。『syn』澤村幸哉さんが提案するフェイスレイヤーウルフは、M字バングや独立レイヤー×安定感のあるベースづくりの重軽バランスで、平成感と今っぽさを掛け合わせた絶妙なニュアンスをマーク。彩度低め、削ぎ落とした存在美の裏側に迫る。
計算づくの重軽バランスで圧倒的な存在美を創る。
グランジ感やパンクっぽさを宿したウルフが、この夏の注目株。M字バング×ほどよい軽さのレイヤーを取り入れることで、どことなく平成感を醸しつつも、洗練された表情を引き出す秘訣は重軽バランスにアリ。顔まわりのフェイスレイヤーや表面のレイヤーで軽やかさを纏いながら、ベースには重さを残すことで、一昔前のように軽すぎない、土台の安定感を意識したウルフが令和流だ。スタイリングはバーム中心。まとまり感はありつつも、重すぎない、しなやかな質感を重視する。ところどころハネ感も携えれば、リズミカルな動きがリブート。静かに香り立つ存在感こそ、ネオ・グランジウルフの魅力とも言える。
Before

【CUT PROCESS】

バングは目と鼻の中間位置でカット。左に流したいので、右から左にかけて長くなるようにレングス設定。その後今カットしたパネルにグラデーションを入れる。

顔まわりを前上がりにライン設定したら、レイヤーを入れる。オーバーダイレクションをかけながらレイヤーを入れることで前上がりになる。

表面はオンベースぎみに引き出し、チョップカットでラインをぼかしながら浅めにレイヤーを入れる。サイドとはつながない。

サイドは長さは変えずに、45°に引き出してグラデーションを入れながら前上がりラインにカット。

バックはディスコネでえり足と表面はつながずにカット。えり足も元々軽めなので、45°に引き出してグラデーションを入れながら、毛先を整える程度にチョップカットで調整。

ウェイトラインをサイドとつなげる。45°に引き出して毛先はぼかしながらチョップカットで設定。

バックのミドルと表面はチョップカットで毛先をぼかしながら、レイヤーで甘つなぎする。

ブリーチによるダメージで枝毛があるため、表面をシザーでなめすように出てくる枝毛をカットする。

全体的にセニングで量感調整。重さが気になる部分はパネルの中間〜毛先にセニングを施して調整する。
CUT FINISH

【CUT】↓動画でチェック!
STYLING FINISH

【CUT】↓動画でチェック!
【360°動画解説】↓動画でチェック!
今回レクチャーして下さったのは……
「syn」澤村幸哉さん

photo:Kono Naomi
text&movie:Shigetomi Yukiko
works by Sawamura Yukiya(syn)
このスタイルがカッコいい!と思ったら、▼のリンクから投票お願いします! 毎月の1位になったスタイリストが年間1位を決定する「リアルトレンド大賞」への切符を手に入れます!