
13人組グループ・SEVENTEENが、約1年ぶりとなる日本ファンミーティング「SEVENTEEN 2026 JAPAN FANMEETING 'YAKUSOKU'」を東京ドーム、京セラドーム大阪で開催した。現在はS.COUPS、JOSHUA、JUN、THE 8、MINGYU、DK、SEUNGKWAN、VERNON、DINOの9人で活動中。日本でのステージは昨年末のツアーファイナル以来となり、待ちわびたCARATとの再会が実現した。(※本記事は5月13日の東京ドーム1日目の模様のレポートとなります)
ステージに登場した9人は、グレーのパンツにブルーのシャツとネクタイを合わせた制服スタイル。胸ポケットにはそれぞれの名前が刺しゅうされた爽やかな衣装で姿を見せると、「今 -明日 世界が終わっても-」を皮切りに3曲を立て続けに披露した。十字型ステージと花道を大きく使った伸びやかなパフォーマンスに、会場の熱気は一気に高まっていく。
最初のあいさつでは、「会いたかったです!」とCARATへ笑顔で呼びかけたメンバーたち。SEUNGKWANは今回のファンミーティングタイトル“YAKUSOKU”について、「絶対にまた会う」という意味が込められていると説明した。さらにJUNが小指を差し出しながら会場との“約束”コールを提案すると、客席は大歓声に包まれた。



ここからはファンミーティング恒例の企画コーナーへ。MCに古家正亨を迎え、「ラジオ公開収録」をテーマに進行された。
「SVT HOT5」では、“SEVENTEENを好きになったきっかけの曲”ランキングが発表され、「Super」が1位に。S.COUPSは「13人でカムバックする時はこういう曲をやりたい」と宣言し、古家から「約束だよ!」と笑顔で返される場面も。また、“初心者におすすめの曲”1位には「VERY NICE」がランクイン。VERNONも「初めての人でも楽しめる曲」と納得の表情を見せた。
続くスペシャル生ライブでは、「Heaven’s Cloud」「My My」を披露。軽やかなサウンドに乗せて客席へ歩み寄る9人の姿からは、CARATとの距離を何より大切にするSEVENTEENらしさがあふれていた。
その後、メンバーはカジュアルな衣装に着替え、ゲームコーナーへ。チーム対抗でさまざまな企画に挑戦し、会場は大盛り上がりとなった。「きりたんぽ鍋バトル」では、きりたんぽを担いだS.COUPSのコミカルな姿に爆笑が巻き起こるなど、ステージでのカリスマあふれる姿とはまた違う、親しみあふれる魅力でCARATを楽しませる。
2回目の生ライブパートでは、「BEAUTIFUL」「Thinkin’ about you」を披露。DKの呼びかけをきっかけに観客も歌唱に参加し、会場は温かな一体感に包まれた。
公開収録企画を終えると、終盤はライブセクションへ。多彩な6曲をノンストップで畳みかけ、会場のボルテージはさらに上昇する。ラストのパーティーチューン「CALL CALL CALL」では熱量が最高潮に達し、その勢いのまま本編は幕を下ろした。
メンバーが姿を消した後も、CARATは場内に流れた「Circles」を大合唱。その想いに応えるように、デニム姿で再びステージへ現れた9人は、アニメ『BEASTARS FINAL SEASON』Part2のエンディングテーマ「Tiny Light」を初披露するなど、アンコールで全5曲を届け、再会の時間を惜しむように会場を満たした。
最後のあいさつでは、メンバーそれぞれが率直な思いを語る。DINOは「たくさんの思い出ができた」と笑顔を見せ、MINGYUは「皆さんのエネルギーをもらって帰る」と感謝を伝えた。JOSHUAは「皆さんが幸せなら僕も幸せ」と語り、THE 8は「これからもいいエネルギーを届けたい」と誓う。
改めて“YAKUSOKU”の意味を伝えたSEUNGKWANは、「また必ず会いましょう」と約束。DKは「また全員で登場するので楽しみにしていてください」と呼びかけた。S.COUPSは「韓国でのファンミーティングを終えたら、ある程度の空白期間ができます。その間、CARATのみんながよそ見をしないように、一生懸命活動するS.COUPSでありたいと思います」と真摯な思いを明かし、VERNONは小指を差し出しながら「また会う約束」と優しく語りかけた。
そして最後はJUNが「これからも最高の姿を見せる」と締めくくり、S.COUPSが「僕たちの愛に消費期限がないことを願いながら歌います」と曲紹介した「消費期限」「All My Love -Japanese ver.-」を披露。メンバーとCARATが強い絆を確かめ合ったファンミーティングは、温かな余韻とともに幕を閉じた。


しばらくSEVENTEENとしての活動には時間が空くかもしれない。それでも、“必ずまた会おう”という約束がある限り、寂しさは希望へと変わっていく。今回の『YAKUSOKU』で惜しみなく見せてくれた笑顔も、情熱も、そして9人それぞれの現在地も――次の再会でどんな景色へとつながっていくのか。その日を楽しみに待ちたい。

取材・文/高橋真希子