PREPPY

29 Jul 2025
29 Jul 2025
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ケンジグループ店長たちが技術と提案力で激闘!

2025年6月22日、神奈川県藤沢市の「藤沢アカデミー&Brown」にて、『ケンジグループ』主催の店長カットコンテストが開催された。東京・神奈川を中心に約160店舗を展開する同グループが、店長限定で開催したコンテストだ。事前に行われた予選には114名の店長がエントリーし、その中から選ばれた30名が決勝の舞台に立った。

審査のテーマは「提案力」

コンテストのテーマは、「サロンワークの中でお客さまに提案したいデザイン」。華やかさや奇抜さよりも、美容師として大切にしたい「提案力」や「センス」、そして日常に溶け込むリアルなスタイルが審査の大きなポイントとなった。審査員は、『KENJE CREED』代表・宇佐巳大介さん、『DaB MUUT』ディレクター・河原木佑弥さん、『DaB GINZA』副店長・尾又絵里菜さん。真剣勝負にふさわしい顔ぶれが揃った。また、株式会社ケンジの西山和平社長、田坂公一副社長、業界誌ジャーナル2社も各賞を用意し、審査に臨んだ。

トップの挑戦が現場の士気を高める

この店長コンテストは、ケンジグループとしてもコロナ禍を経て数年ぶりとなる取り組み。店長たち自身の技術向上はもちろん、トップが本気で挑戦することで、店舗スタッフ全体のモチベーション向上を目的としている。外部のコンテストでも高い実績を誇るケンジグループだけに、社内イベントとは思えないほどレベルの高い作品が並んだ。

ウィッグ×イメージボードで魅せる実力

競技では、事前に仕込みを施したウィッグを使い、カットとスタイリングのみで40分間のパフォーマンスを披露。参加者はそれぞれイメージボードも用意し、想定するお客さま像やライフスタイルまで踏まえた提案をプレゼンテーションする形だ。審査員たちは、作品とイメージボードの整合性を確認しながら、サロンワーカーとしての総合力を厳正に評価した。

優勝は須川勇歩さん!

激戦の末、優勝の栄冠を手にしたのは『Muse by KENJE』の須川勇歩さん。また、同日開催された「カウンセリングコンテスト」では、メーカー審査員の評価により『FACE。伊勢原』の加藤みゆきさんがグランプリを受賞した。競技後、審査員たちは店長たちの真剣な姿勢と仕上がりの完成度に高い評価を寄せた。宇佐巳大介さんは総評で「スタッフたちを誇りに思う」とコメント。今後は参加対象を拡大する構想もあるとのことで、このコンテストがケンジグループ全体の技術と提案力を底上げする取り組みとして、さらなる発展が期待される。

優勝したMuse by KENJE 須川勇歩さん。

入賞者

順位店舗名氏名(敬称略)
第1位Muse by KENJE須川勇歩
第2位・田坂賞marju 銀座渡邊祐子
第3位・PREPPY賞Be2 by KENJE原田 京
第4位soso山本光太
第5位circus by KENJE佐々木翼
第6位Creedロス・ティダ
第6位・西山賞KENJE HOMME栢原達也
第8位Luxs SmartSalon荒木奈々
第8位LUCK 鎌倉金山奈々子
第10位WARP by KENJE内田 絢

KENJEグループ公式Instagram https://www.instagram.com/kenje_group/

text:PREPPY

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