
Soft Emo Grunge
ソフト エモ グランジ
Emo【エモ】、Grunge【グランジ】、Shaggy【シャギー】。それぞれのキーワードを、現代的な感覚で再解釈し、再構築。90年代、00年代、10年代のMIXが気分と語る『THE OVERSEA』Ryoさんが、緻密な質感作りとつくり込み感ゼロのクセ毛風パーマで、この秋の最適解を探る。
毎日違うけど、でもちゃんとカッコいい。
力みのないヘアから生まれる高貴な脱力感。
スタイルを構成する「Emo」「Grunge」「Shaggy」のキーワード。どれかひとつが色濃く主張するわけではなく、それぞれのエッセンスを少しずつ引き出しながら、柔らかく表現した先に生まれたのが今回のヘア。ウェイト低めのレイヤーベースに、平巻き・縦巻き・逆巻き・スパイラル・ツイストなど、巻き方を限定しない自由なロッド構成のパーマをオン。クセ毛っぽさを土台に、あえてイレギュラーな動きを仕込むことで、型にハマらない自由なサマが楽しめる。毎日ちょっとずつ違って、でもちゃんとカッコいい。その日の気分や暮らし方で変化しつつも、いつもいちばんいい状態をキープできる、自由度の高さが醍醐味だ。

Before: ショートレイヤーが伸びた状態。全体的にレイヤーが入っていて、毛先に以前かけたパーマが残っている。量は多め、太め、硬め
CUT PROCESS

あご下のラインでバックのウェイトを設定。アウトラインは厚みを残したいので触らず、あとからスライドカットで余分な量感を削ることで、ウェイトが上がって見えるように設計。

前髪は黒目の外側幅で取り、ややV字のラウンド状にカット。センターの目頭幅のセクションは目下位置でレングス設定。

サイドはイヤ・トゥ・イヤで分け、前下がりラインにカット。耳前はなるべくブラント感を残す。

耳まわりには少し隙間が欲しいため、グラデーションを入れながら調整。

顔まわりはステップ状にレイヤーを入れる。前髪〜こめかみまでは毛先が鼻先付近になる長さでカット。

パーマ後のアフターカット。スライドカットで全体の毛量を調整しながら、質感を作っていく。スライドを入れる深さ、方向を変えることで、髪の動きや収まりをコントロールする。

CUT FINISH
PERM
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【ROD ON】

STYLING

シーミストを吹きかけてからドライ。モヒカンラインにボリュームが出るように束感を調整する。

耳まわりは隙間感が出るように毛束の間に空間をつくる。顔まわりはランダムに動かす。

STYLING FINISH
360°解説
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今回レクチャーして下さったのは……
「THE OVERSEA」Ryoさん

photo: Kono Naomi
text&movie: Shigetomi Yukiko
works by Ryo(THE OVERSEA)
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