7月29日にリリースした日本4thシングル「宵-YOI-」の発売記念ショーケースを開催したENHYPEN。2年ぶりの日本盤発売とあって、メンバーも気合い十分。2曲のパフォーマンスと楽しいトークで、メンバーと日本にいるENGENEが絆を深めたひとときとなった。

メンバー登場前に司会の古家正亨さんが登場し、本日の進行を説明。シングル「宵-YOI-」にかけて、「今日はメンバーが“よいー”と言うと思うので、皆さんも“よいー”と言ってください。これが今日のコールアンドレスポンスです!」と集まったENGENEたちに呼びかける。
ステージ一発目は「宵-YOI-」のリード曲「Shine On Me」のパフォーマンス。スタンドマイクの前に立ち、ダンスはなくともしっかり“聴かせる”ボーカルグループとしての実力でENGENEたちを魅了する。
続いて、古家さんが「コメント力のアップがすごいね!」と驚くことになるトークコーナーへ。
「宵-YOI-」の聴きどころを聞かれたJAYは「全曲を通して愛する人への欲望と本能を表現した作品だと思います」と言うと、その刺激的な言葉にENGENEからは悲鳴に似た歓声が。
続く、日本にいるENGENEからメンバーに寄せられたメッセージを紹介するコーナーでは、
JUNGWONが「Bad Desire(With or Without You)」のワンフレーズでキレのあるダンスを披露したり、HEESEUNGは甘~い声で「Echoes」を歌い上げて客席をうっとりさせたりと、間近で触れると破壊力抜群のパフォーマンスを見せる。
また、「ライブで『ENGENE愛してる』と告白される場面が印象的」というENGENEからのメッセージを受け、NI-KIとJAKEが即興で愛の言葉を伝えることになり、2人はコソコソと打ち合わせ。そして「エンジンが僕の全部です!」と声を合わせるも、「2人合ってなかったね。ボロボロコンビ!」とメンバーからツッコミが入るなど、楽しい一面も見せてくれた。
盛りだくさんなショーケースも残すところ「Bad Desire(With or Without You)[Japanse Ver.]」のパフォーマンスのみになったところで、メンバーから最後のメッセージが送られた。
JAY「皆さんの一生の思い出になる活動をしていきます」
SUNOO「『宵-YOI-』にたくさんの愛と関心を向けてください」
JUNGWON「『宵-YOI-』そのままに、皆さんもよい日々を送ってください」
SUNGHOON「これぐらいのサイズでみなさんにお会いするのも楽しいですよね」
JAKE「日本での活動がたくさんあります。これからもよろしくお願いします」
HEESEUNG「僕はいつもENGENEのために歌っています。ENGINEが幸せでいてくれたらいいなと思います」
NI-KI「今日の曲たちが『BLOSSOM』みたいに思い出に残る曲になったらうれしいです」
7人の想いがENGENEの心に届き、「Bad Desire(With or Without You)[Japanese Ver.]」のパフォーマンスへ。ミディアムナンバーながら、重低音が効いている楽曲でENHYPENらしいキレのある動きを見せ、5年の間で培った大人っぽさを魅せ、ショーケースは幕を閉じた。
全力でパフォーマンスした証の、ライブ感あふれる息遣いと共に「またねENGENE! よい毎日を!」と客席に別れを告げた7人。
宣言通り、日本での活動がより活発化し、さらに進化した姿を見せてくれることを心待ちにしたい。
写真:(P)&(C) BELIFT LAB Inc./取材・文:高橋真希子