スタイリストデビューして1年目のルーキーをピックアップ。今いちばん推したいメンズサロンスタイルはこれだ!
「une」松岡明良さんに聞きました!
Q1.得意なスタイルは?
ニュアンスがある気張らないスタイルです。
Q2.サロンワークで心がけていることは?
常に新鮮なデザインを提供することです。
Q3.やりがいは?
心拍数高めでやっていかないと置いて行かれる感じです。それが最初は苦しかったのですが、今はいいなって思っています。
Q4.どんなスタイリストになりたい?
外部の仕事も積極的に受け、多方面に名前が知られるスタイリストです。
Q5.スタイリストに必要なものとは?
センスです。自分よりセンスのある人に任せたいとお客さまも思うと思うので。
Q6.難しいところは?
常に新しいものを吸収しないと置いて行かれることです。まわりが進みすぎて自分が後退している感覚に陥ったことがありました。常に進み続けることの難しさと重要性を感じています。
Q7.影響を受けた人、または物は?
代表の英香です。仕事で関わるすべての人をいちばんに考える接し方に感銘を受けました。相手を不快にさせない特殊能力をもち、柔和な雰囲気なのに、ストイックで知らぬうちにすごいことをやってのける人。すべてにおいてセンスを感じるのが英香なんです。
Q8.アピールポイントは?
ていねいな接客や、所作の美しさを意識しています。年齢より落ち着いた雰囲気が強みになっています。
Q9.美容師を目指したきっかけは?
高校時代からの友だちです。教員か美容師かで進路を迷っていたとき、彼が「自分の人生に後悔がないことをやりたい」と言って美容師に決めたのをみて、かっこいいなと思いました。
Q10.今後の展望は?
思い描くいちばんかっこいい美容師像が英香なので、まずは英香に褒めてもらえる仕事をすること。ゆくゆくは業界からも求められる美容師になりたいです。
昼休憩でナポリタンをがっつく昭和のサラリーマン。





食事をテーマにした松岡さん。整った身なりの人ががっつく姿を表現。「イメージは昭和のサラリーマン。僕は美容師として身なりを大事にしますが、食事の時間も大事にしています。その時間は違う空間にいて、食だけに向き合うんです。その思いを作品にするため、意図的に落ちる毛が出るよう切り方を変えるなど工夫しました」
HOW TO
CUT/レイヤーベース。アンダーはシザーで1〜6㎜で刈上げる。バックはなだらかになるようレイヤーをほんのり入れる。サイドはブラントでラインを出す。顔まわりはレイヤーで前下がりにブラントカット。STYLING/ジェルで7:3のサイドパートに。コームで毛先を前に出す。ポイントで青のクリームを塗布し黒髪に立体感を出す。
※記事は取材時のものです
photo: Sakuma Takeshi
text: Men’s PREPPY model: Hijikata Hoshi
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une 松岡明良