
最近古着シーンが気になるという人も、もちろんずっと古着ラヴァーのあなたも。どうせだったら最高にマッチするヘアで古着を着こなしたいですよね。古着の街・下北沢を舞台に、ヴィンテージファッションと相性のいいメンズヘアを提案してもらいながら、この秋のスタイルヒントを探しに行きます。
styles by KATO JUNJI (BAD-NICE 2nd) photo: Sakuma Takeshi text: Men’s PREPPY







「最近は気になるのは60年代から80年代くらいの古着。僕としてはかなり新しめです(笑)」加藤潤地
「古着の魅力ってやっぱり、現行品では出せない、年数を経たアイテムだけが持つ時代感だと思います。その感性をエッセンスとして自分のファッションに取り入れさせてもらう。それが古着にしか求めることができない魅力ではないでしょうか。最近は個人的に60年代から80年代くらいの時代がしっくりくることが多いなと思っていて、僕としてはかなり新しめの時代に寄っていますね(笑)。下北沢は18歳で上京して9年ずっと、買い物して遊んで働いて。家よりも長い時間を過ごしている場所です。カルチャーの街と言われますが、やっぱり僕のお客さまも音楽やファッションなどが好きでこだわりがあるお客さまばかり。僕のヘアへのこだわりがちゃんと伝わってくれる下北沢のみなさまとこれからも過ごしていけたら最高ですね」

BAD-NICE 2nd 加藤潤地
かとうじゅんじ。『バッドナイス セカンド』スタイリスト。1998年生まれ。宮城県出身。国際文化理容美容専門学校渋谷校卒業。フェードが得意。渓流釣りにハマっている。Instagram @b_n_junji



秋のクセありマレットはえり足短め、ウェイト重めがポイント。
えり足短めでもしっかりマレットに仕上げた技アリスタイル。柄パンツやサングラスといったクセありアイテムもコーデュロイジャケットのクラシックなエバーグリーン感がまとめあげている。
HOW TO CUT/もみあげはスキンテーパーフェード。トップはセームレイヤーでカット、フロントはブラントで切ってあえてラインを出す。えり足を長めに残したバックはレイヤーで切って動きを出す。STYLING/フルドライでポマードをなじませたら手でシルエットを整えて完成。
メガネ(ジュリアスタートオプティカル)/¥45,000、ジャケット(ラルフローレン)/¥15,000、シャツ(ブルックスブラザーズ)/¥9,000、パンツ(ズバズ)/¥13,000、ブーツ(不明)/¥20,000



オールバック×プレッピースタイルは、遊びの入れ方が見せ所。
刈上げないオールバックに紺ブレザーのプレッピースタイル。カッチリしすぎてしまうスタイルだからこそ、抜けや遊びが大切。チェックショーツやこぼしバングのバランスに注目だ。
HOW TO CUT/ツーセクションに分けてアンダーをグラデーションでカット。モヒカンラインを15㎝セームレイヤーでカットしてガイドにし、サイドをチョップカットグラデーションでつなぐ。STYLING/ドライでバックに毛流れをつけてからグリースをなじませてオールバックにしたら、フロントに少し毛をこぼして完成。
ジャケット(ラルフローレン)/¥15,000、シャツ(ブルックスブラザーズ)/¥7,000、ショートパンツ(不明)/¥5,000、シューズ(ティンバーランド)/¥20,000
撮影協力/Trevor Frank 東京都世田谷区北沢2-12-2レインフォレストビル1F Instagram:@trevorfrank.store
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