物価高が続き、先行きが不安になる今日このごろ。全国のトップサロンの面々はどんなことを考え、どんな経営努力を行っているのだろうか。2026年のヘアトレンドから、美容業界の変化、サロン内の問題まで、全20サロンの未来予測から、2026年を明るいものにするための秘訣を探ろう!


2026年の美容業界はどうなっていく?
東京を中心に名を馳せる特色豊かな14のサロンの未来予測!
LECO (東京・渋谷)
2018年オープン。エッジの効いたヘアデザインを得意とし、個性豊かで多彩なスタッフが集う。

内田聡一郎
うちだそういちろう。『レコ』代表。姉妹ブランド『QUQU(クク)』『ØØn(オーン)』あり。国際文化理容美容専門学校渋谷校卒業。リアルサロンワークとクリエイティブの両面で高い評価を得ている美容業界のトップランナー。JHAグランプリ受賞歴あり。
Instagram@soucuts
2026年のキーワードは?
ライフワークインテグレーション
仕事とプライベートを充実させて、人生を豊かにするという考え方が重要視される。ヒナ鳥のように口を開けてエサを待つ時代は終わり、「ねだるな、勝ち取れ!」の時代が再来するのでは。
2026年のトレンドスタイルは?
パーマが大ブレイク!
大ブレイク中のパーマがいよいよ一般のお客さまにまで浸透していきます。それによるカットテクや薬剤の選定などの知識が必須に。そして、ライトナーや高明度の手前のトーンが来る、来てます。
Q1.美容業界はどのように変わっていく?
月単位で変化していく超スピード時代のなかで、フットワークよく、いかに共創していくかが重要。でも、いつの時代も最終的に、美容師はやはり「技術」に原点回帰するのだと思います。
Q2.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
英国を代表するロックバンド“オアシス”の楽曲“ワンダーウォール”を、「聴いたことがないです」と答えるスタッフがいてショックでした。カルチャーを紡いでいきましょう!
Q3.2026年、その問題をどう解決していきますか?
“オアシス”の音楽に触れよう! ライブに行こう! 強烈な原体験が感性を刺激します。
AMA TOKYO(東京・表参道)
間嶋崇裕さんと、蓬莱たけるさんが共同代表を務め、2022年にオープン。表参道を本社とし、池袋に2店舗を構える。

間嶋崇裕
ましまたかひろ。『アマトウキョウ』CEO。東京モード学園卒業。数多くの有名女優やタレントのヘアを担当。自らもトッププレイヤーでありながら、サロンプロデュースにも積極的に取り組む。
Instagram@takahiro_0217
2026年のキーワードは?
組織力・ブランディング
個人ブランドはもちろんですが、組織内での信頼関係を重視しています。それが一周回って個人ブランディングを強めてくれると、2025年に感じたからです。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
組織力
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
組織は、拡大するに比例して問題が出てくるもの。問題が発生することは、実は成長している証。常に問題に気付ける環境をつくり、より高い水準で問題解決ができる組織を目指していきます。
JE SUIS HEUREUSE(東京・表参道)
2015年、完全個室サロンとしてオープン。現在、ヘアメイクチーム及び、9店舗の直営店を展開する。

大河内 亮
おおこうちりょう。『ジェスィーウール』グループCEO。新たなスタンダードを確立するため、これまでにない働き方を提案し、美容師を輝かせる場をつくりだしている。
Instagram@jesuis_ryo
2026年のキーワードは?
ハイブリッドワークとキャリア分岐
労働市場が固定雇用から、オーナーシップをもつ自立分業型へ移行しているため。働き方やキャリア形成がますます多様化していく。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
新しい時代を受け入れられない人間との意見の相違(サロン内外含む)。
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
SNSの登場時と同じ状態。新しい時代を見据えている人が、その中身を洗練させていくしか解決手段はない。洗練させていけば、新しい時代を受け入れられる人が増えていく。
Hank.(東京・表参道)
堀江昌樹さんと米澤香央里さんがタッグを組み、2024年にオープン。JHA2024ではサロンチーム賞を受賞。

堀江昌樹
ほりえまさき。『ハンク』代表。ル・トーア東亜美容専門学校卒業。髪質・骨格・雰囲気・ファッションなどライフスタイルにフィットする扱いやすいヘアスタイルを提案する。
Instagram@horie_hank
2026年のキーワードは?
思想と世界観
思想や哲学をもった美容師やサロンが支持を集めるでしょう。SNS発信が飽和する中で、「何を見せるか」より「何を信じてデザインしているか」が評価される時代になると感じます。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
オープンから1年半を迎え、トップ層:中間層:新人=2:6:2という構造が見えてきました。特に、中間層をどう伸ばし、支えるかがサロン成長の鍵だと感じています。
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
中間層を伸ばすため、役割や成長ステップの明確化と技術・発信の型の共有を進めます。属人的な強さではなく、チーム全体で底上げできる仕組みを整え、組織としての厚みと推進力をつくります。
MAGNOLiA(東京・青山)
2008年、マーボーこと岩上昌弘さんが開いたサロン。2店舗展開。美容業界誌でも活躍するパーマのプロフェッショナル集団。

DAISUKE
だいすけ。『マグノリア』代表。山野美容専門学校卒業。パーマ講師を務めるなど、そのパーマ技術には定評あり。ドリプラグランプリ受賞。JHAノミネート歴あり。
Instagram@magnolia_daisuke
2026年のキーワードは?
チャレンジ
価値を再発見・構築する環境づくり。美容師もお客さまも自分のやれることや居心地の良さを捨てて新しい自分にチャレンジしていくムードをつくりたい。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
人不足
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
まずは新卒の確保が必要。同時に、スタイリストデビューの短期化、若手の売上げアップ、離職を防ぐ方法を同時に考えていかなければならないと思っています。
REDEAL (埼玉・大宮)
2020年オープン。埼玉、東京に3店舗展開。お客さまのペルソナを詳細に設定し、ピンポイントで集客。売上げを高めている。

はんぺん/中村雄樹
なかむらゆうき。『レディアル』代表。埼玉県理容美容専門学校卒業。クラゲシルエットの最旬ハイレイヤーが得意。薬剤開発や書籍出版、全国でのセミナー講師など業界への影響力も高い。
Instagram@hanpen_redeal_0815
2026年のキーワードは?
ハイレイヤー
どのジャンルもカットのウェイトは上がってきており、韓国や中国でもハイレイヤーの人気は増しています。日本でも、特に『レディアル』渋谷店ではハイレイヤーのオーダーだらけです。
2026年のトレンドスタイルは?
レイヤー×Cカールパーマ
クラゲシルエットのハイレイヤー×Cカールパーマ。くびれができて色気が出るので確実にモテにつながりますし、アイロンを上手に使えないお客さまの需要も高まると思います。
Q1.美容業界はどのように変わっていく?
ブリーチは減り、パーマの流れに変わる気がします。ワンレンに飽きてくるタイミングであり、シルエット的に毛先が重いとバランス悪いので、結果、パーマの需要が高まるのだと思います。
Q2.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
スタープレイヤーの離職
Q3.2026年、その問題をどう解決していきますか?
数値で表せない定性評価と枠数(売上げ=収入)を連動させました。スタッフの所得の急上昇をなくすことでサロンへの定着を高め、徐々に上げていくことで離職を減らすことができます。
ALLY TOKYO(東京・原宿)
2023年オープン。日本人はもちろん、人種や性別、国籍などの垣根がないインターナショナルサロン。

有田雄大
ありたゆうた。『アリートウキョウ』代表。福岡南美容専門学校卒業。インドでの美容師修業で身につけた英語を武器に、インバウンド集客でサロンを盛り上げている。
Instagram@alipee6
2026年のキーワードは?
生成AI
生成AIによるヘアスタイル画像が増え、表現の幅がもっと広がると思う。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
スケジュールやサロンスタッフの役回りをDX化していくことが必要だと感じた。
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
専門の人材を増やして対処する。
SYUK(東京・高円寺)
2023年オープン。カルチャーの街・高円寺に店舗を構える。ていねいで信頼される接客と技術を大切にしている。

kazu
かず。『シュク』代表。仙台理容美容専門学校卒業。理容師から美容師へ転身し、理美容の技術を融合させたカット技術が魅力。JHA2020準グランプリ受賞歴あり。
Instagram@kazu_syuk_
2026年のキーワードは?
体験美
情報、知識がフラットになった今、どういった経験をしているかで価値が変わると思います。お客さまはもちろん、美容師側にも幅広い経験値が求められるシーンが増えてきたように感じます。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
人材不足
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
マネジメント体制など内部管理を仕組み化させていくことや、エリア外集客に向けての取り組みを強化していく。
nanuk(東京・渋谷)
2014年オープン。抜け感のあるナチュラルなスタイルづくりで、渋谷のおしゃれ好きに支持されるトレンドサロン。

津崎伸二
つざきしんじ。『ナヌーク』代表。山野美容専門学校卒業。クルクルのスパイラルパーマからニュアンスパーマまで、フィット感のある無造作なクセ毛風スタイルづくりで定評あり。
Instagram@zak2_nanuk
2026年のキーワードは?
パーマ
カラーは引き続きで、パーマデザインに興味をもつ美容師が増えると思います。ハイダメージ毛でもパーマをかけられる薬剤やプロセスも進化しているので、そろそろかなと思ってます。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
スタイリストの成長に伴った集客
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
個人SNS活用の徹底。SNSで情報をしっかり発信していくことと、その情報を見て来店されたお客さまの期待に応える技術力や人間力を培うことに時間を惜しまないこと。
Lond(東京・銀座)
2013年、専門学校時代の同級生6人で創業。東京・銀座を中心に海外やフランチャイズ含む87店舗展開中。

吉田牧人
よしだまきと。『ロンド』グループCEO。日本美容専門学校卒業。サロンワークの実力はもちろん、人気美容室『ロンド』をつくった立役者。
Instagram@makito1031
2026年のキーワードは?
続ツヤ、フェミニン回帰
Kビューティやワンホンヘア人気の流れから、レイヤーが注目される昨今、少し重さを感じるレイヤースタイルが人気を集める兆し。ファッションと連動したフェミニンなスタイルが人気です。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
成長率を考え直す年
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
細かなことを万事徹底して行っていく。
SHACHU(東京・渋谷)
2014年オープン。カラー特化型サロンのトップブランドへ。カラー専門店『CS made by SHACHU』を全国15店舗展開中。

みやちのりよし
みやちのりよし。『シャチュー』CEO/トータルプロデューサー。山野美容専門学校卒業。ハイトーンカラーの打ち出しに特化し、トレンドだけでなく、“シャチューらしさ”を創り出す。
Instagram@miyachinoriyoshi
2026年のキーワードは?
テクノロジー、AIの加速
CHAT GPTを筆頭に、生成AIによる自動化などライフスタイルに変化が起きており、2026年には生活やビジネス面でもさらに大きな影響が出ると考えています。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
今の店舗が手狭になってきており、店舗拡張を行いたいが、渋谷の物件がない!
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
頑張って空き物件を見つける(笑)。
Null(東京・原宿)
スタッフ平均年齢23歳で2023年にオープン。技術力、マネジメント力、それぞれの力を発揮させ、美容業界に新たな風を吹き込む。

松岡 諒
まつおかりょう。『ヌル』代表取締役。山野美容専門学校卒業。シェアサロンでの運営業務経験を基盤に、美容師が本来の力を発揮できる環境を設計し、『ヌル』を成長へ導いている。
Instagram@ryomatsuoka.null
2026年のキーワードは?
独立
リースや転貸などのサービスが増え、フリーランスから独立を目指す人も。良くも悪くも簡単に独立ができてしまうため、今後、このことが美容業界に何かしらの影響を与えると感じています
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
スピード出店による成長痛
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
大変なとき、辛いとき、忙しいときほど体の力を抜き、楽しみながら夢中になること。整っているとき、余裕のあるときほど姿勢を正しく保とうと思います!
GARDEN(東京・表参道)
2006年のオープン以来、「技術・デザイン・スタッフ」すべてにおいて成長し続けているサロン。グループとして14店舗を展開。

津田 恵
つだめぐみ。『ガーデン』クリエイティブディレクター。神戸ベルェベル美容専門学校通信課程卒業。再現性の高いラフでナチュラルなスタイルが得意。
Instagram8@megutsuda
2026年のキーワードは?
クラシック、レイヤード
今っぽさとクラシックテイストがミックスされたファッションが流行りそうなので、ヘアもどこかにクラシックなポイントのあるスタイルが来そう。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
スタイリストの離職
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
人材不足も顕著になっているため、美容業界に興味をもってもらえるよう発信していくことと、魅力のあるサロンづくりを目指します。
siki(東京・表参道)
2017年に表参道でオープン。東京・神奈川・埼玉に計6店舗を展開。“シキらしさ”に憧れる美容師多数。

磯田基徳
いそだもとのり。『シキ』代表。窪田理容美容専門学校卒業。ナチュラルだけど目に留まるデザインを得意とし、派手さではなく、日常の中に“ちょっとデザイン”を加えることを重視している。
Instagram@isodango
2026年のキーワードは?
THE 美容師力
美容師の本質は目の前のお客さまをステキにすること。技術が素晴らしくても、SNSのフォロワーが多くてもダメ。お客さまがいるからこその仕事だと再認識することが大切だと思います。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
6店舗70人となり次のフェーズに入ったこと。
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
“シキらしさ”である“ナチュラル×デザイン”の頂点を目指していく。
Oto(大阪・枚方)
2017年オープン。現在、2店舗展開。コンテスト受賞歴や業界誌にも取り上げられるトップスタイリストが集う。

吉田雄人
よしだゆうと。『オト』代表。関西美容専門学校卒業。お客さま一人ひとりへの似合わせを考え、ライフスタイルからスタイル提案を。ヘアスタイル撮影も得意な美容師カメラマン。
Instagram@yoshida_yuto_
2026年のキーワードは?
続けられる働き方
効率やスピードだけでなく、無理なく働き続けられる環境づくりが大切。スタッフの多様な働き方が当たり前になるなかで、経営者側にもスタッフをサポートする仕組みづくりが求められる。
2026年のトレンドスタイルは?
デザインとケアを両立したパーマ
ブリーチやストレート需要が一段落し、再現性の高いパーマスタイルが注目される。巻かなくても決まる、動きで見せるスタイルは、年齢や髪質を問わず支持を広げていくはず。
Q1.美容業界はどのように変わっていく?
働く環境や価値観が多様になるなか、チームの団結力や信頼感が重視されていく。サロン拡大や店舗展開などで無理に広げるのではなく、目の届く範囲で質を高めるサロンが増えていくと感じる。
Q2.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
想いと勢いだけでは成り立たない局面に入り、改めて、教育や報酬など、仕組み全体を見直す必要を感じた一年。
Q3.2026年、その問題をどう解決していきますか?
教育・評価・報酬の仕組みをより明確にし、誰が見てもわかる形に整える。感覚ではなく、仕組みで支えるチームづくりを進めていきたい。
sica(北海道・札幌)
2022年、スタッフ4名からスタートし、2025年拡大オープン。スタッフ全13名を抱える札幌のトレンドサロン。

村井優紀
むらいゆうき。『シカ』マネージャー。北海道美容専門学校卒業。お客さまに合わせたナチュラルで柔らかいスタイルづくりが得意。サロン広報兼撮影担当。
Instagram@sica_murai_yuki_d
2026年のキーワードは?
ナチュラル×デザインカラー×パーマ
ブリーチオンカラーを求めるニーズが、ブリーチなしのデザインやレイヤーカットに変わり、次は、ナチュラルとデザインカラー、パーマが融合してトレンドをつくり出していくと思います。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
サロンを拡大して、店舗の大きさとスタイリストの数に差が生まれてしまったこと。
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
デビュー間近のアシスタントが3名いるので、新スタイリストにいかにお客さまをつけていくかがポイントに。そこにアプローチしてお店全体を底上げしていきます。
SNIPS LIFE DESIGN(新潟・新潟市)
1997年オープン。現在、トレンドサロンからトータルビューティサロンまで新潟市で4店舗展開中。

五十嵐 亮
いからしりょう。『スニップスライフデザイン』店長/トップスタイリスト。国際ビューティモード専門学校卒業。素材に合わせたフォルムコントロールを得意とする。
Instagram@snips_ikarashi
2026年のキーワードは?
学び直し
本質的価値や普遍的美しさを見直す必要性を感じています。特に40代以上のお客さまへのライフスタイルやパーソナルに合わせたヘアデザイン提案が必要だと思うからです。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
人材不足、リクルーティング
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
若手にハッピーシャワーをたくさん浴びせていこうと考えています。業界内でのイベントやコンテストなど、若い子たちに発表の場をたくさんつくっていきたいです。
niko hair(高知・高知市)
2009年、「LABOON」としてオープン。2007年、『ニコヘアー』に改名して移転オープン。クリエイティブサロンとしても名を馳せる。

大野紘一
おおのこういち。『ニコヘアー』代表。高知理容美容専門学校卒業。「若すぎない」をコンセプトにした大人ヘアが得意。THA2022グランプリなど受賞歴多数。
Instagram@laboonboss
2026年のキーワードは?
革新
生成AI技術の発達やグローバル化など日本が変わり始めたから。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
若手育成
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
最近の美容学生を見ているとやる気がとても感じられます。雇う側のスタンスやモチベーションが成長のカギになると思うので、自ら先頭に立って見せることが大事だと思います。
in chelsea(愛知・北名古屋市)
2010年オープン。現サロンはフォトスタジオ完備の大型店舗。2025年、15周年を機に、女性のためのサロン『SUU(スー)』オープン。

照屋寛倖
てるやひろゆき。『インチェルシー』代表取締役。名古屋綜合美容専門学校卒業。お客さまに寄り添う提案に定評あり。JHA2022グランプリ受賞歴あり。フォトグラファーとしても活動中。
Instagram@inchelsea_teluya
2026年のキーワードは?
再構築
ファッション・ヘア業界共に“Y2K”の席巻があったように、よりリバイバル色が強く、さらにそこから現代のものに再構築されていく予感。
Q1.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
教育システムや給与体系を大幅に変えたので、そこのフィッティングが必要に。
Q2.2026年、その問題をどう解決していきますか?
改革にはトライ&エラーが付きものなので、ひとつずつ問題を解決していきます。
& style(福岡・大名)
2008年にオープンした『TRENCH(トレンチ)』2号店として、2011年オープン。20代のお客さまが7割を占めるおしゃれサロン。

中山 翔
なかやまかける。『アンドスタイル』ディレクター。大村美容ファッション専門学校卒業。コンテスト受賞歴あり。
Instagram@kakeru_andstyle
2026年のキーワードは?
ポスト個人主義、個からチームへ
再び“ブランド”が評価される時代に
コロナ禍以降は個人発信やフリーランス化が一気に広がったが、今、美容師もお客さまも“個の限界”に少しずつ気づき始めている。2026年は、再び“組織・ブランドの力”が見直されるのでは。
2026年のトレンドスタイルは?
価値として成立する高単価カラー
2026年は、ブリーチの有無やデザイン性より、今の自分を高め、未来の自分への投資としてのヘアカラーが注目されるだろう。高単価でも納得できる“本質型カラー”が刺さると思う。
Q1.美容業界はどのように変わっていく?
“個で戦う”時代から、“輪で価値を育てる”時代へ。ただし、サロンとしてのブランディングとヘアデザインが必須となり、“思想のある組織”づくりができるサロンが強みをもつ。
Q2.2025年、あなたのサロンの問題点はなんでしたか?
離職率の高さ。技術水準を大切にするあまり、スタッフが「厳しさ>やりがい」と感じる瞬間があったよう。結果として、“成長する未来”より“疲弊する今”が勝ってしまった。
Q3.2026年、その問題をどう解決していきますか?
うまく働き、うまく生きられる美容師を増やす仕組みに変える。「頑張り続けないと残れないサロン」ではなく、「夢をもち続けられる環境」にアップデートする。自分も変わり、まわりを変えていこうと思う。
text:PREPPY