ライフスタイルや髪質、ファッションになじむヘアアレンジが、“かわいい”を格上げ! SNSで注目を集めるスタイリスト、『アリートーキョー』のNANAMIさんが、“似合わせ×時短×派手盛り”の3要素を軸に、前編/中編/後編の全3回でアレンジテクをレクチャーする「前編」です。
ALLY TOKYO NANAMI流~ツイストガーリー編

ツインテールをベースにしたガーリーなツイストアレンジ。今回は、ガーリーテイストなファッションに合わせて、徹底的に“かわいい”を盛りましたが、ツインテールの高さやツイスト編みのほぐし具合でさまざまなファッションに合わせたり、イメージを変えることができます。つくり方はとてもシンプル、ねじるだけ。ヘアカラーをしていなくてもアクセサリーで盛れますし、新生毛が伸びた状態でも、かわいいリボンでアレンジすれば、新生毛すらかわいく見せることができますよ。
ヘアアレンジに必要なアイテム

(左)ゆるく仕上がるのにくずれない。ジェミールフラン アレンジスプレー/ミルボン(美容室専売品)
(中)くるりんぱスティック。DAISOの商品が丈夫でがおすすめ。
(右)シリコンゴムは耐油・耐水性のものを。茶とクリアを用意したい。
・動画でチェック①!
Point1. ツインテールの位置を変えれば、仕上がりのイメージも変わる

(左)耳より高めの位置でツインテールをつくると、かわいらしさをアピールした子どもっぽい印象に。
(中)バランスが取りやすいのが耳横で結ぶスタイル。今回のアレンジ作品もこの高さで仕上げている。
(右)結ぶ位置を低くするとエレガントな印象に。横向きではなく、下向きで結ぶのがポイント。
・動画でチェック②!
Point2. ふわふわスッキリ、仕上げ方で雰囲気をチェンジできます

(左)はスッキリ仕上げ。ほぐさずしっかり編み込めば、大人っぽい仕上がりに。(右)はふわふわ仕上げ。ツイスト編みをほぐしながら仕上げれば、ふわふわガーリーな雰囲気になります。
Point3. ピンを隠しつつ、しっかり留める方法

ツインテールの毛先の結び目、編んでる側にピンを差し、ツインテールの結び目に引っ掛けてから、ピンを90度起こして差し込む。ピンを隠すと同時に、土台にしっかり食い込むので、髪がくずれにくくなる。
PROCESS

(左から)
①オイルなどのベース剤を根元になじませ、バックで交差させる毛束を4本取り出す。まずは、こめかみを中心に毛束を両サイドから取り出す。
②耳下からみつえりまでの毛束を両サイドから取り出す。
③①と②で取りだした毛束を避けて、ツインテールに。

(左から)
①こめかみから取りだした右サイドの毛束を、左のツインテールの結び目に向けてしっかりねじる。
②ツインテールの結べ目までねじったら、結び目にくるりんぱスティックを差し、ねじった毛束を引き通す。
③同様に、全4本の毛束をそれぞれツインテールに通す。

(左から)
①ツイスト編みを。片側のツインテールを均等に2本に分ける。
②それぞれの毛束をねじり、クロスさせるように編んでいく。
③毛先を少し残し、ゴムで留める。

(左から)
①ツイスト編みした毛束をバランスをみながら指でほぐす(Point2.参照)。
②ツインテールの毛先のゴムにピンを掛け、ツイスト編みを輪にして根元のゴムに差し込む(Point3.参照)。
③ツイスト編みをほぐすことで、ふわふわとした仕上がりに。
FINISH

毛先をアイロンでふんわり仕上げ、まわりをスタイリングすれば出来上がり。ゴムが見えている状態なので、ゴムを隠すようにアクセサリーでアレンジして。カラー毛でも黒髪でも、ほぐし方やアクセサリーで盛り盛りの派手髪に仕上がりますよ。


今回レクチャーして下さったのは……
「ALLY TOKYO」NANAMIさん

ななみ。『アリートーキョー』所属フリーランススタイリスト。国際総合ビューティーカレッジ通信課程卒業。ハイトーンカラー×ヘアアレンジでブランディングし、インスタフォロワーは9万人。
Instagram @nanami__hair