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14 Jul 2025
14 Jul 2025
entertainment

BTS・JINのファンコンサート『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR in JAPAN』@京セラドーム大阪(2日目)レポート!

21世紀を代表するポップアイコンであるBTSのJINによる初のファンコンサートツアー『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR』の日本公演(7月5日・6日幕張メッセ国際展示場 展示ホール4-6 、7月12日・13日京セラドーム大阪)が成功裏に終了した。ここでは7月13日の京セラドーム大阪公演の様子をお届け!

「全世界のファンのもとへ駆けつけたい」という熱い想いが込められたステージは圧巻!

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

JINは1st Solo Album『Happy』、Second Solo Album『Echo』によってソロアーティストとしての実力を発揮し、人気を博している一方で、『RUN SEOKJIN』というオリジナルコンテンツで、様々なゲストと共にチャレンジを行い、多くのARMY(BTSのファンネーム)を楽しませてきた。そのコンテンツ名が冠されたファンコンサートが、2025年6月28日のソウル公演を皮切りに、日本・アメリカ・イギリス・オランダの5ヵ国、計9都市にて『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR』として開催されている最中だ。JINの「全世界のファンのもとへ駆けつけたい」という熱い想いが込められたステージは、ライブとバラエティが融合した斬新なものとなっていた。

1曲目からARMYのハートをつかんで離さない、圧倒的なJINのボーカルと存在感!

(P)&(C)BIGHIT MUSIC
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軽快なロックの『Running Wild』からファンコンサートはスタート。ライトブルーのラメが煌びやかなハンドマイクとインイヤー、キラキラと光り輝くGUCCIのデニムのセットアップといういで立ちのJINは、続く『I’ll Be There』では曲間で「Hey! 大阪! Are You Ready?」とARMYを盛り上げ、3曲目の「With The Clouds」ではスタンドマイクを前に圧巻のボーカルでバラードを歌い上げ、足元から立ち込める白いスモークによってまさに雲の上で歌っているかのような美しさを見せた。「Falling」では様々な方向の客席(のハート)を指で打ち抜き、「Don’t Say You Love Me」ではカメラ目線でKISSを繰り出し、歌声だけでなくパフォーマンスでもARMYをトリコに!  そのうえMCはほぼ日本語で話し、ARMYとの交流を楽しみつつ、ファンコンサートをスムーズにテンポよく進行するマルチプレイヤーぶりには驚くばかり!!

立て続けに5曲披露してから「Run Jin Quest」の「伝われARMY」にJINとARMYが挑戦することに。スクリーンに出たお題をARMYは声を出さずにゼスチャーで伝え、それをJINが当てるゲームでは「テニス」「クライミング」の2個を正解。「すごいですね。ARMYと一緒なら何でもできますね」とJIN。正解数によってその後の衣装が決まり、2個正解の衣装=「制服」に90秒で着替えるという「着替えミッション」にも挑戦。その制服姿で次の曲「Super Tuna」へ!アップテンポの曲をノリノリで歌う様は、少し大人びた(⁉)高校生に見えるほど。

「次はARMYが挑戦する番です」とJINがぐるぐるルーレット(複数の曲名が書かれている)を回し、止まった曲名は「Anpanman」。ドーム内のARMYが、巨大モニターに映し出されるJINが登場するオリジナルカラオケ動画を見ながら大合唱する展開に。ARMYにとってもなかなか難易度の高い挑戦曲となったようだ。

「久しぶりにロックを歌ってみました!」(JIN)

その後、黒で統一されたシックな衣装で登場したJINは、「I Will Come To You」「Abyss」をピアノの弾き語りで披露。ハイトーンの歌声と美しいピアノの旋律によって、大切にていねいに届けられた2曲の後は、ピンクラメのハンドマイクとインイヤーと共にバラード曲「Back ground」を歌いあげた。続く「Another Level」では真っ赤な背景やレーザーの中で、ロックアーティスト然とした圧巻のボーカルがドームに響き渡った。「久しぶりにロックを歌ってみました! 大丈夫ですか?」と語り掛けた後は、「Run Jin Quest」の「歌ってARMY」がスタート。こちらはARMYが出された曲名の一部分(「Dionysus」「IDOL」「Loser (feat. YENA)」を大合唱し、JINがその曲を当てるというもの。不正解だと金だらいがJINの頭を直撃するという、バラエティにも本気で挑戦する姿を見せる一幕も。

「Dynamite」「Butter」「Mikrokosmos」「Spring Day」のBTSメドレー披露も!

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

ステージ上でジャケットを着替え、「Loser (feat. YENA)」、「Rope It」(カウボーイハットを追加でON)を披露。ここまではほぼボーカリストとしての魅力がメインで発揮されていたのだが、次の「Dynamite」「Butter」「Mikrokosmos」「Spring Day」のBTSメドレーでは、一部ダンスの振付も見せ、ARMYは大盛り上がり! 「The Astronaut」ではメインステージから続く花道の中央で寝転がって歌っていたJIN。汗だくになりながら、寝転がってもブレない歌声、落ちない声量には驚かされるばかりだった。「ARMYの皆さんと歌いたくて、ずっと大事にしてきた曲です」という紹介と共に始まった、本編ラスト曲「Nothing Without Your Love」。「一緒に歌ってください!」と呼びかけ、多幸感あふれる曲をステージの左右の端から端まで走りながら歌い、「皆さん、本当にありがとうございます! また会いましょう!」との言葉と共に本編が終了。

「ARMYが僕の全てです」と語ったJINの挑戦は続く――。

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

アンコールでは、ライムグリーンカラーのラメのマイクとインイヤーに、Tシャツ&デニムパンツ姿で登場したJINが「Epiphany」を渾身のボーカルで披露。そして「この曲はARMYに歌い始めてもらいたい曲です」と自らステージを降りて、アリーナにいるARMY2名にイントロ部分を歌ってもらう演出から始まった「Moon」。この曲の間はアリーナのフェンス越しにARMYとハイタッチするファンサービスも見せていた。最後は巨大モニターに『RUN SEOKJIN』の名場面がコラージュされた映像が流れる中、「To Me, Today」を歌ったJIN。「今日はすごく楽しくて幸せでした。世界のARMYに会う日まで『#RUNSEOKJIN_EP.TOUR』は続きます。タリョラ~!」(JIN)、「ソクジン!」(ARMY)。「ボク、退勤します!皆さん、ありがとうございます!」と言い残し、ステージを後にした。

この日、ミッションや次の曲をスタートする際にJINがARMYと共に「ハナ、ドゥル、セッ! ドジョン!」(1、2、3、挑戦!)、「タリョラ~」(JIN)→「ソクジン!」(ARMY)とコンテンツの名称や掛け声を言うたびに、そこに集う全員が笑顔でひとつになっている感覚を味わっていたに違いない。「ARMYが僕の全てです」と語ったJINの次なる「挑戦」の地は、7月17日からのアメリカ・アナハイム。まだまだJINは走り続ける――。

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