髪と服、互いに引き立て合うバランスとは。そこに今をのせるには。
自分の感性を信じ、美容師にとっての永遠の命題に『ダブ』ハルトさんが挑む。


theme: DISSONANCE
既成概念という「レール」から外れ、あえて未知の領域へ。そんな強い意志を今回の制作の起点にしました。これまでの端正なスタイルを一度手放し、目指したのは洋書のような自由でとらわれない空気感です。前半の王道感に対し、後半はジェンダーレスな大人っぽさを軸に、ナチュラルなラインを生かすカットを追求。撮影後の再構築まで含めて意図的な「ずれ」を差し込み、自分なりの新しい表現に挑戦ができて、驚きと発見に満ちたとてもワクワクする有意義な時間となりました。
BEFORE(=CUT BASE)




マッシュベース。フロントは鼻先のレングスで設定、バックのボブレングスから超前上がりでつなげてカット。
PERM


今回は毛先のみにパーマをかけて、内側に入れるカールを作る。耳前と耳後ろに分け、バックはえり足とオーバーセクションとを分けるブロッキング。

まずはバックアンダーから巻く。毛先を入れて1.5回転平巻き。。今回はすべての毛束をこの巻き方で巻く。


2段目、3段目とロッド径を上げていき、同じく毛先を入れて1.5回転の平巻き。

サイドとフロントは6本に分けて同じく毛先のみを平巻き。
ROD ON




バック3段、サイドからフロントは1段。このあとの狙いは、あえてブローで伸ばしてアウトライン毛先のみを内側に入れるフォルムに仕上げるスタイル。

テストカール。ワンカールがついていればOK。
WASH OUT




ウェットの状態では意外にカールがしっかり出る。さまざまなアレンジでも楽しめるスタイルになっている。
使用薬剤●ウェーボ CA70(デミコスメティックス)
1剤10分自然放置。2剤(ブロム酸)は15分自然放置。
FINISH




ブローで毛先のみが内側に入っていくフォルムを作る。オイルで軽く質感のみを与えたら完成。

HARUTO
DaB DAIKANYAMA
ハルト。『ダブ』代官山店サブマネージャー。日本美容専門学校卒業後、2018年に『ダブ』入社。ラインの効いたエッジィなヘアスタイルを得意とし、2024年のTHAではモデルクリエイション部門グランプリを受賞。セミナーや撮影に引っ張りだこ。今、注目される若手のひとり。イマジネーションの源は「旅」。昨年はロンドンとパリを訪れ、「音楽もファッションもイギリスのカルチャーが大好き。でも、街並みや空気感はパリのゆるさが心地いいですね」 Instagram:@haruto_0210
photo: Yamaguchi Yohei text: Men's PREPPY model: Kohashi Tomoki
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