髪と服、互いに引き立て合うバランスとは。そこに今をのせるには。
自分の感性を信じ、美容師にとっての永遠の命題に『ダブ』ハルトさんが挑む。


theme: OFFSET
モノクロの写真に写真とは別の要素で色を添える「再構築」が今回のテーマ。写真はあえて白黒のまま、色のニュアンスを加えることで、作品としての新鮮さを求めました。ファッションは、ここのラインが僕の考える「ジェンダーレスの極み」。そこに合わせるヘアは、ボブに刈り上げや短いレイヤーを合わせ、自分の好きなスタイルを組み合わせて違和感と調和を狙いました。全4回の連載を通じて自分の進化と未来を形にでき、美容師としての幅が広がる最高の挑戦になりました。
BEFORE(=CUT BASE)




トップは指1本分のレイヤー、サイドからバックにかけては3㎜で1周刈上げ、もみあげは斜めに仕上げる。ミドルはアンダーにかぶせる長さで残して、フロントは眉上でブラントカット。カラーは2ブリーチで18.5レベルまで上げてオフブラックを6か所ランダムにオンカラー。ブラックの配置はどの角度から見ても斑点がバランスよく見えるようにする。
COLOR

刈上げ部分の塗布のためにブロッキング。

サイドとバックの刈上げ部分にオンカラー。

ミドルセクションは薬剤を乗せていくイメージでオンカラー。

トップ全体に塗布。




塗布完了。全体にホワイトをオン。補色を入れすぎてイメージが硬くなるのを避けるため、シルバーホワイトとホワイトの薬剤をミックスした。
COLOR RECIPE
【ブリーチ】
パウダーブリーチ(弱):パウダーブリーチ(強)=1:1(OX6%2倍)
使用薬剤○アクセスフリー、アリミノ120
【ベースカラー】
オフブラック(OX2%等倍)
使用薬剤○エノグ オフブラック
ホワイト(OX2%等倍)
使用薬剤○ホワイト(キャラデコ・中野製薬)2 : ホワイトシルバー(ブリーチマスター・SHISEIDO PROFESSIONAL)1
COLOR FINISH




FINISH




グリースとワックスを混ぜて使用してウェットで仕上げる。トップはランダムに立たせ、ミドルは後ろ方向に耳にかけながら毛流れをつける。

HARUTO
DaB DAIKANYAMA
ハルト。『ダブ』代官山店サブマネージャー。日本美容専門学校卒業後、2018年に『ダブ』入社。ラインの効いたエッジィなヘアスタイルを得意とし、2024年のTHAではモデルクリエイション部門グランプリを受賞。セミナーや撮影に引っ張りだこ。今、注目される若手のひとり。イマジネーションの源は「旅」。昨年はロンドンとパリを訪れ、「音楽もファッションもイギリスのカルチャーが大好き。でも、街並みや空気感はパリのゆるさが心地いいですね」 Instagram:@haruto_0210
photo: Yamaguchi Yohei text: Men's PREPPY model: Ito Yuki
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