【今月のお悩み】扱いづらいクセ毛は縮毛矯正するしかないの?!
くるくるの天然パーマは、思い通りに動いてくれず毎朝のストレス。かといって縮毛矯正をやり続けるのもなんか違う……。そこで今回はクセ毛にさらにパーマを足すという逆転の発想で悩みを解決!
【BEFORE】

【AFTER】リッジを均一にしながらフォルムもコントロール

相談するのは…大谷内凜平さん(ファッションモデル)
解決してくれたのは…TOMOYAさん(MAGNOLiA)

TOMOYAさん(以下T) いい感じのクセ毛ではあるけれど、実は扱いづらいですか?
大谷内さん(以下大) はい、湿度とか寝グセで髪が毎日違う動きをするから大変で。
T カール感が均一じゃないのが原因です。特に前髪は根元と比べて毛先のクセが強く出るんですね。
大 以前縮毛矯正もしたんですけど、針のようにシャキッとなってしまうのが僕には合わなくて。いい方法ありませんか?
T パーマをかけてカールのバランスを整えましょう。
大 おお、逆にパーマという発想はなかった。これまでかけたことなかったですね。
T 元々のクセを生かしながら巻くから、大胆なイメチェンというよりカール感を安定させるのが目的です。クリーム状のパーマ液を使うことで、パヤパヤした細い毛もまとまるし、ボリュームを抑えたいところはタイトにできるのもメリット。クセ毛に最適な薬剤の配合とか塗り方をめちゃくちゃ研究してきたので安心して任せてください。
大 そんなことができるんですか! ぜひお願いします。


TOMOYAさんのお悩み解決テクニックを解説!




BEFORE
マッシュショートベース。毛量は多め。髪質はやや硬く、波状毛。全体に不均一なクセがあり、部位ごとにクセの状態が異なるのでまとまりづらい。
CUT

前髪とサイドのつながりの部分に角が残るとハネやすくなるので、角を落とす。

海外風パーマにするための厚みがほしいので、サイドの毛先のバラつきを整える。

ハチはふくらみやすいので、根元からセニングで間引く。毛量調整はウェットの状態でクセを見ながら行うのがポイント。

ネープはコームで毛流れを想定しながら、セニングで間引く。ここは地毛を生かせるのでパーマは不要。
PERM

PPTで前処理後、クオラインCA-C130(アリミノ)ですべて付け巻き。根元は巻かないが、ボリュームを抑えるために薬液は根元から塗布。ネープ上の第1線は13㎜ロッドで平巻き1回転。

同じ段の耳後ろは11㎜、耳前は7㎜で1回転。髪の長さに合わせたロッドで巻く。

ミドルセクションを巻く。こめかみは15㎜で逆巻き1回転。外ハネをつくる。

耳上は13㎜でフォワードに1回転巻き、ロッドを縦に巻き収める。


耳後ろはリバースに流れる毛先のクセを修正したいので、フォワードぎみの逆巻きにして毛先の動きをフォワードにする。


ハチまわりは毛先は平巻き、中間はスパイラルで巻き、ロッドを縦に巻き収める。ダウンステムで、クセに沿うように巻くのがボリュームを抑えるコツ。


同じ段のバックは、生えグセに合わせて右回転のスパイラル巻き。クセに逆らわずに巻くと伸びてきてもなじみやすい。


前髪は15㎜mロッド3本でクセを見ながら巻く。中央は平巻き2回転、左右は平巻きで入れてリバースに収める。

ハチ上は15㎜で3回転平巻き。ダウンステムでボリュームを抑える。トップは13㎜でアップステムの中間巻きを6本配置。高さを出す。


つむじまわりは特にクセが強いので毛流れをしっかり見ながら巻く。今回は13㎜でクセに沿った左巻きのスパイラルに。
ROD ON




ネープ以外を4段で巻いた。生えグセに逆らわずに巻きつつ毛先の方向をコントロール。トップ以外はダウンステムで立ち上がりを抑えた。
WASH OUT




根元からの付け巻きで、巻き終わり後自然放置15分→中間水洗→2剤塗布15分。
STYLE FINISH




タオルドライ後、ヘアミルクをもみ込んで根元のみドライヤーで乾かす。保湿力とセット力があるバームをもみ込んで、髪を握りながら7割程度までドライ。
今回レクチャーしてくれたのは……「MAGNOLiA」TOMOYAさん

ともや。『マグノリア』スタイリスト。ベルエポック美容専門学校卒業。欠点をカバーしながら洒落感のある海外風パーマを得意とし支持される。リアルトレンド大賞2024Men’s PREPPY NEXT New Comersグランプリ受賞。Instagram:@namchan.times
【DATA】
MAGNOLiA Aoyama
東京都港区南青山4-24-8 アットホームスクエアBF
TEL/03-5774-0170
営業時間/月・水〜金9:30〜20:00、土日祝9:30〜18:30
定休日/火
https://www.hairmake-magnolia.co.jp/

photo: Koda Toshimitsu text: Sugiura Akiko
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