
CORTISとCOREの “ハンパない” 一体感と熱量に、メンバーも感激しきりのライブ
BTSとTOMORROW X TOGETHERが所属する「ボーイズグループ名門」BIGHIT MUSICから2025年8月にデビューしたMARTIN、JAMES、JUHOON、SEONGHYEON、KEONHOからなる5人組、CORTIS。EDMやHIP HOPのカラーが濃いソリッドなサウンドで、K-POPの枠を超えて世界中から注目されている彼らが、ワールドツアーの最終地に選んだのは、ここ日本。9月4、5、6日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催された「2026 CORTIS TOUR <PUT YOUR PHONE DOWN>IN JAPAN」の、緊張とリラックスが混在とするなか日、5日のライブをレポートする。

照明とペンライトで赤く染まる会場のバックスクリーンに、舞台裏で自撮りする5人の姿が映し出されると、客席のCOER(ファンダムネーム)から大きな歓声が上がる。円陣を組んで気合いを入れ、JAMESがカメラに向かって「もっと声を出してくれ!」と呼びかけてから5人がステージに登場するとその歓声が絶叫に変わる。
「Are you ready “PUT YOUR PHONE DOWN”?」のかけ声と共に炎と噴煙が上がり、リリースされたばかりの2nd EP『GREENGREEN』から、「YOUNGCREATORCREW」でショーがスタート。スクリーンに映し出されたハングルや英語の文字と煌めく照明のシンプルなステージと5人の軽やかなステップ、COERが叫ぶ「BACK!」の声が溶け込んで1曲目から会場が一体化する。続く「FaSHioN」「REDRED」と客席のかけ声必須の人気ナンバーが披露され、その絆を高めていく。
3曲終わったところでバックスクリーンに大きく映し出されたメンバーはすでに汗だく。各階に埋め尽くされたCOERに、この日を一緒に楽しみたいという熱い想いを伝えるMCを経て再開。客席を貫くよう鋭く放たれるカラフルな照明、ダンサブルなナンバーを続けていく。
EP『GREENGREEN』のオープニングナンバー「TNT」では、メンバーが会場中央に十字に作られた花道のようなステージに進出。5人が各方向に散り、ステージの形を最大限に生かしたパフォーマンスを繰り広げる。「2階、3階、4階、全部よく見えてる」(JUHOON)、「声デカい!」(MARTIN)と全ての席のCOERに感謝を伝えつつ、その盛り上がりに興奮を抑えられない様子。
SEONGHYEONが「この曲はペンライトをつけて欲しいです」とリクエストし、メンバー全員が作詞・作曲に参加したポップセンスが光る抒情的ナンバー「JoyRide」、そして情熱的なナンバーが続いていく。11曲を歌い終えたところで、「みんな水もちゃんと飲んでください」とJAMESがCOERを気遣いつつ、メンバーも「休憩しよう」と水分補給。「みんなヤバイ」とKEONHOはその熱気に感動が止まらない様子。
MCを経て「僕たちの一番最初の曲、知ってますか?」とSEONGHYEONが聞くと、客席からは大きな声で「GO!」の返答。続いて1stEPからのロックアンセム「What You Want」では、観客のかけ声は割れんばかりになっていく。その曲名にかけて、メンバー間で「何が欲しい?」と聞き合う微笑ましいやり取り。チームワークの良さを感じさせる間合いで観客を笑わせると、「今本当に欲しいのはハーモニーです。みんな歌ってください」とJUHOONの誘導で会場のCOERを2つ分けてハーモニーを作り、「What You Want」を再開。
VTRの後は、前半で披露されたナンバーのアレンジやスタイルを変えてのアンコールパフォーマンスを含め、ヒット曲のオンパレードで盛り上げる。「今日、どうだった?」とMARTINの呼びかけから、最後にメンバーが日本語と韓国語でCOREに向けて2日目の挨拶を行った。「2日目にすごいエネルギーを持ってきてくれた」(JUHOON)、「みなさんの目が本当にキレイでした。COER大好き!」(KEONHO)、「涙が出るくらい幸せだったよ」(SEONGHYEON)、「全速力で頑張る自分たちのエネルギーに合わせてくれて、最初からびっくりした」(JAMES)、「もっと日本に来て、このエネルギーを感じたいです。最後に愛してるよ!」(MARTIN)とそれぞれの言葉で感謝を述べて、本編が終了。「みんな時間ありますか? もっと遊んでいきますか?」とMARTINが問いかけ、「NAVI(Demo ver)」からアンコールがスタート。「みんな何聴きたい?」と客席に語りかけ、それに答えるように人気曲のアンコールパフォーマンスで締めくくった。
激しいパフォーマンスを全力で披露してもなお、力が有り余っているように見える勢いが止まらないCORTISの5人。COERの愛をスタミナに変えて、また新たな一歩を進めた若い力を感じた夜だった。






写真提供/ (P)&(C)BIGHIT MUSIC 取材・文/山西裕美