PREPPY

15 Aug 2025
15 Aug 2025
lifestyle

トップランナーが注目!私の推し美容師 Vol.3

美容業界を牽引するカリスマが、今気になる美容師をご紹介! 年上世代、同世代、年下世代からそれぞれ一人ずつ指名し、その仕事観に迫ります。今回のトップランナーは、『PELE』RYUSEIさん。経営者として、そして現場の第一線でも結果を出し続けるZ世代の象徴が、世代を超えて尊敬し、刺激を受けている美容師たちとは——。

今回のトップランナー
PELE/RYUSEI
りゅうせい。『ペレ』代表。1996年生まれ。山梨県出身。資生堂美容技術専門学校卒業。

COMMENT
今回の3名は、再現性のない独自の世界観を持った方々。SNS時代に違いが生み出せる、スーパーな美容師の皆さんが気になります。

SCREEN/神谷 翼

かみたにつばさ。『スクリーン』代表。1984年生まれ。岡山県出身。日本美容専門学校卒業。

Salon Data
SCREEN
東京都中央区銀座6-3-18 La・La・Grande GINZA 3F
03-6887-0281

感謝の気持ちと技術の幅が
美容師としての信頼につながっている

サロンワークやデザイン、ショー演出など、美容に関わる多様な分野をプロデュースしてきました。「意図」が真っ直ぐ伝わるものが好きで、自分が作るときも強く意識をしています。一方で、インスピレーションはそのときの感情や直感に委ねることが多く、型にとらわれない発想を大事にしています。美容師としての信頼は、感謝の気持ちや技術の幅を持つことが大切だと信じているからこそ、教育の場でも人としての基盤を作るよう指導しています。これからも美容の歴史を築いてこられた先輩方や関係者の方々に敬意を払いながら、スクリーン次世代スタッフの時代を築いていけるようにがんばっていきたいです。

Works

どちらもPREPPY2024年8月号巻頭での作品です。スクリーン10周年の記念に、「SUCCESSION」というテーマで作らせていただきました。photo:Yamaguchi Yohei

ここが推し! by RYUSEI
美容師2年目のとき、圧倒的なカット技術と美容師としての奥行きに圧倒されました。僕自身も美容師としてこういうキャリアの重ね方をしたいと思うロールモデルです。

To RYUSEI From 神谷
RYUSEIさんは素晴らしい熱量と努力を積み重ねてこられたからこそ、お若いときから多くの実績を残されているのだと感じています。

fifth/堀 雄大

ほりゆうだい。『フィフス』ブランディングマネージャー兼RETØUCH by fifth 代表。1993年生まれ。東京都出身。日本美容専門学校卒業。

Salon Data
RETØUCH by fifth原宿
東京都渋谷区神宮前4-31-16 ALLEY原宿3F
03-6384-5567

RETØUCH by fifth
東京都中央区銀座8-10-2 ルアンビル4F
03-5962-8582

世界のトレンドを牽引し、新しいカルチャーに。
そんな美容師を目指したい

ブランディング力と継続力を強みに、ナチュラルモードや東京発信の感性を大切に歩んできました。SNSは、最先端ファッションの情報収集と、見てくれる人の意識を高める場として活用。インスピレーションは、ストリートや映画から得ることが多く、最近はビンテージTシャツやロックカルチャーにも惹かれていますね。施術では、お客さまのライフスタイルに寄り添った提案と、それを実現する技術力にこだわってきました。世界のトレンドを牽引し、新しいスタンダードを生み出し、やがてカルチャーに昇華する。そんな美容師を目指していきたいです。

Works

(右)レタッチバイフィフスの多様な面が伝わるよう、リアルとクリエイティブの中間を狙いました。(左)甘美な男らしさがテーマ。躍動感を表現したく、ダンサーのモデルさんに踊ってもらっているところを撮影。photo:Akimoto Ryota(fifth)

ここが推し! by RYUSEI
まず本人がカッコいい! 自己ブランディングはもちろん、フィフスのマネジメント力はとても勉強になります。SNSを見ていても奥行きがあり、本物志向なところも好きです!

To RYUSEI from
いつも見ているRYUSEIくんに選んでいただき光栄です! 間違いなく今の美容業界を牽引しているひとり。一言で「好きです」!

JURK TOKYO/miku

みく。『ユルク トーキョー』スタイリスト。2000年生まれ。岐阜県出身。中日美容専門学校卒業。

Salon Data
JURK TOKYO
東京都港区南青山6-7-2 VORT南青山1F
03-6450-5111

自分の髪悩みを解消して期待感の高い動画を発信し、
多くの女性へアプローチ

自分自身がクセ毛で悩んだ経験から、ボブパーマに特化。自身も同じスタイルを継続しながら発信しています。SNSではヘアとファッションの両軸で、リールやストーリーを活用し、多くの方に届くよう工夫。もともと流行に敏感で、幅広く情報をキャッチするタイプですが、最近は韓国カルチャーに改めて感動し、戦略的に“魅せる”ことの重要性を再認識しました。副店長となった今は、後輩に寄り添いながらサロンワークを軸に自分らしい表現を磨いていくとともに、ユルクの一員としてチームの空気や波動を生み出す側としても挑戦を続けていきたいです。

Works

(左)社内コンテストグランプリ作品。リアルとしての成立とクリエイティブな世界観との両立を意識しました。(右)洗練されたシルエットや色使いにこだわり、現代の“シティガール”をイメージして組み上げました。

ここが推し! by RYUSEI
自分自身をアイコンにした見せ方がうまい。おしゃれでかわいく、品も感じます。これからの時代により必要な、パーソナルな部分の世界観作りができていて、尊敬しています。

To RYUSEI From miku
RYUSEIさんの唯一無二の存在感と、言葉に宿る影響力、トレンドの先を走りながら独自のスタイルを貫いている姿に憧れています。

text: Yabuta Tomoko

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