新規オープンするサロンの魅力をご紹介!技術を提供するだけじゃない、特別な場所にしたいから。オーナーが熱い想いを語ります。

salon:sica
owner profile
東 隼弥(右)
あずましゅんや。『シカ』代表取締役。北海道美容専門学校卒業。マネージャーの村井優紀さんと二人三脚で北海道の美容業界を盛り立てるよう尽力している。Instagram_ @sica.azuma
92坪の贅沢な空間を生かし、
バックルームに練習用セット面、フロアに撮影スペースを
北海道の美容業界を牽引するトレンドサロン『シカ』。2022年にオープンして3年が経ち、同ビル地下に拡大オープンすることに。マネージャーの村井優紀さんにお話をうかがった。
「スタッフ4名、30坪、セット面10面のフロアでスタートして3年、スタッフ数が増え、手狭になったことから拡大オープンすることに。店舗展開というより、お客さまに不便をかけないように拡大したかったので、同ビル地下を物件を借りることができたのは本当に幸運でした。
2階にある従来の『シカ』も開放感のある広々としたつくりが売りでしたから、92坪ある地下も同様に、余白のある空間づくりを目指しました。しかも、フロアに撮影できるスペースを設け、バックルームにいつでも練習ができるようセット面を設置。利便性だけでなく、僕らの成長に役立つように考えています。また、2階と地下で分断されますが、客層を分けるなど違いをもたせる予定はありません。お客さまには担当者のいるフロアに来ていただくことを基本としますが、アシスタントの働き方を考えると、上下階の移動で疲弊したり、場所を固定することで不満が出てしまうことも考えられるので、スタイリスト以外は上下階を2週間で交代します。サロンワークが始まってみなければわからないことばかりですが、少しずつ僕らに合わせて調整していきたいと考えています」

1.2.『シカ』のロゴに迎えられ、階段を降りて行くと、雰囲気の良いウェイティングスペースに。地下と2階はビル内でつながっておらず、外階段から移動となる。

3.階段を降りてすぐにレセプション。カウンター後ろにドアがあり、クロークも兼ねるバックルームに通じる。4.天井の高い広々としたフロア。巨大な柱2本がセンターにあるが、お客さまの視界を遮る役に立っている。また、将来的にはここにセット面を増設することも可能。5.フロア奥には撮影スペースを用意。その横にある機械室を用具入れはもちろん、撮影機材収納としても利用可能。

6.シャンプー台は3台。将来的に増設を予定している。7.バックルームにはセット面を設置。営業中でも練習することができる。8.『シカ』全スタッフでお客さま対応を。上下階で担当を分けずに、チーム力を生かしていく予定。設計/浄土ひかる(キイロ)
about Toha
about name
北海道らしさを表現するよう動物の鹿(シカ)をサロン名に。自然の中にある美しさ、それぞれに似合わせるデザインを提供できる場に。
salon concept
ビル2階にオープンして3年目、同ビル地下に拡大オープン。「2階も地下も同じコンセプト。『必要な物(デザイン)を必要なだけ』。 『シカ』を通じて、必要なもの(デザイン)を一緒に見つけたいと思います」
salon data
住所:北海道札幌市中央区南二条西5-6-1 ロジェ札幌25 B1
TEL:011-211-5400
予約方法:電話、ホットペッパービューティー、ビューティメリット
サロン面積:92坪
セット面:9面
シャンプー台:3台
スタッグ:全13名
-スタイリスト:地下4名(2階3名)
-アシスタント:全6名(上下階)
カット料金:¥¥5,500~
salon map

illustration:Sakuragi Yukari text:PREPPY