ICD(インターコワフュール・モンディアル)は100周年を迎え、2025年5月31日~6月3日にICD発祥の地であるドイツ・ハンブルグで世界各国の美容家たちと関係者が集結し記念のイベントが開催され、7月10日(木)その報告会が行われた。初日は華やかなウェルカムパーティ、2日目はスイスブルガリアなどの15カ国のアーティストたちによる未来のトレンドを披露したプレステージショー。そして、開催国ドイツと前回開催国の日本、ロレアルによる3ステージのガラショー。「EMOTION」をテーマにした日本チームは、木下裕章氏、井手口庄吾氏、白坂春光氏、計良宏文氏、荘司礼子氏による圧巻のパフォーマンスを披露し、スタンディングオベーションの嵐となった。3日目は、各国の会員の功績に対してアワードセレモニー(シュバリエ、アカデミー)が行われ、多くの日本の美容家と企業もその栄誉を受けた。ICDモンディアルにおいて、ICDジャパンの役割と存在感がますます強まっているようだ。
インターコワフュール モンディアル(ICDモンディアル)とは、1925年にスイス、ドイツ、イギリス、オーストリア、デンマークの美容家代表がドイツのハンブルグに集まり、世界のヘア・ファッション業界を推進することを活動目的として「Internationale Gesellschaft der Damen-Coiffeure(IGDC)」として始まった組織(世界美容家協会)。現在は、高い品質基準と共通の価値観に基づき、創造性、職人技、そして美への情熱を大切にする世界各国を代表する2000社を超える美容師たちの世界的ネットワークを通じて美の未来を形づくっている。








