
最近古着シーンが気になるという人も、もちろんずっと古着ラヴァーのあなたも。どうせだったら最高にマッチするヘアで古着を着こなしたいですよね。古着の街・下北沢を舞台に、ヴィンテージファッションと相性のいいメンズヘアを提案してもらいながら、この秋のスタイルヒントを探しに行きます。
styles by HARADA TADASHI (rosso-sante) model: Hiira(Offo tokyo)Instagram:@offo_tokyo
photo: Sakuma Takeshi text: Men’s PREPPY






「古着を着ることやリメイクはファッションへの愛とリスペクトそのもの」原田タダシ
「服飾、ファッションというカルチャーへの愛情。それが古着と向き合うときに僕がいつも感じることです。時を経た服のダメージ具合はもうその服だけの個性だし、場合によっては自分が昔買って捨てられないTシャツのヨレ具合がイイなと思ってやっぱり着続ける感じ。最近気になるのは古着なんだけどアーティストがペイントをしたりグラフィックを描いたりして、服を新たに生まれ変わらせた作品。これこそファッションへの愛とリスペクトそのものではないでしょうか。下北沢という街自体にも実はそんな魅力もあって、こんなに世代交代がうまく機能している街はあるかなと思います。昔からここにいる僕たちも、10代や20代も魅力ある街として楽しんでいる。少しずつ生まれ変わりながら新しい価値を生んでいる街ですね」

rosso-sante 原田タダシ
はらだただし。『ロッソ』代表。1963年生まれ。東京都出身。日本美容専門学校卒業。旅行、ワイン、そしてネコ。Instagram:@rosso_harada



セクシー&モードのど真ん中!前下がりCP×ジャケットスタイル。
ナチュラルな仕上げのセンターパートとジャケット、シャツ、パンツの王道スタイル。だからこそ、さりげなく作ったハネ感や毛流れ、ファッションの色使いやシルエットのディテールなど、ドキッとさせるポイントに目が吸い寄せられる。
HOW TO CUT/インナー一周に長めに残したツーブロックを入れる。オーバーセクションは前下がりのグラで切って、トップにはつながないレイヤーを入れて動きを出す。STYLING/全体にオイルをなじませたらナチュラルにセンターパートのシルエットにまとめる。サイドやバックの毛先に後ろ方向のハネ感を数か所入れて完成。
ジャケット/¥11,880、シャツ/¥11,000、パンツ/¥7,980(すべてTOKI CLOTHING STORE)



グラフィカルなシャツスタイルには、ボリュームパーマがベストマッチ。
遊び&レトロモードバツグンなグラフィカルシャツスタイルは古着スタイリングの真骨頂。ボリューム出した大きめカールのパーマスタイルをぶつけて互いの魅力を高め合うというのはいかが?
HOW TO CUT/インナーは長めに残したツーブロック。オーバーは前下がりのグラで切って、トップにレイヤーを入れる。スライドとセニングで毛先を細くとがらせて仕上げる。PERM/太めのロッドを使ってフォワード方向にスパイラルで巻く。STYLING/パウダースプレーでドライに仕上げたのち毛先のみバームでまとめる。
コート/¥17,800、シャツ/¥11,000、中に着たシャツ/¥6,600、ショートパンツ/¥8,800、シューズ/¥14,800、ネックレス(短)/¥6,600、ネックレス(長)/¥7,480(すべてTOKI CLOTHING STORE)
撮影協力/TOKI CLOTHING STORE 神奈川県川崎市多摩区生田6-4-7 Instagram:@toki_clothing_store、BAR Radio City
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