
最近古着シーンが気になるという人も、もちろんずっと古着ラヴァーのあなたも。どうせだったら最高にマッチするヘアで古着を着こなしたいですよね。古着の街・下北沢を舞台に、ヴィンテージファッションと相性のいいメンズヘアを提案してもらいながら、この秋のスタイルヒントを探しに行きます。
styles by OKAYASU KAZUKI, Kaneko Ryoma (MADO) photo: Sakuma Takeshi text: Men’s PREPPY







「古着も下北沢も個性が表現できるのがいちばんの魅力」岡安一樹
「古着って買ったばっかりでも、昔から自分のクロゼットに入っていたみたいな雰囲気があるのが好きなんですよね。ずっと着てたような質感、はげたプリントとか、イイ感じのシミとか、一つひとつに個性があるのが魅力です。それってやっぱり下北沢ともマッチしていて、僕にとって下北沢ってどんな個性も尊重してくれる場所なんです。いろいろなかたちで自己表現している人がいて、僕らみたいな店も受け入れてくれているのが下北沢です(笑)」(岡安)
「今回のスタイルのような異素材ミックスも古くて新しいスタイルとして提案できるのが僕にとって古着の魅力。かつてサブカルの色が強かった下北沢が近年の再開発で多様性の幅を広げているように、スタイルに幅と奥行をもたらしてくれるのが古着の醍醐味ですね」(金子)

右)MADO/岡安一樹 おかやすかずき。『マド』店主。1991年生まれ。埼玉県出身。国際文化理容美容専門学校渋谷校卒業。自転車ラブ。Instagram @mado_kazuki
左)MADO/金子諒磨 かねこりょうま。『マド』スタイリスト。1996年生まれ。静岡県出身。静岡県西部理容美容専門学校卒業。サウナ&ひとり飲みラブ。Instagram @ryoma.kaneko



ゆるリラックスがカッコいい。秋の暖色ミックスコーデ。
バイオレットブラウンのヘア、シャツ、パンツ、シューズとトータルで表現した秋カラーがオシャレな暖色ヘア&ファッション。素材の質感やルーズなサイズ感のゆるリラックス感がグッドテイスト。
HOW TO CUT/レイヤーボブベース。レングスはリップラインに設定。アウトラインは前上がりにカット。バックをツーセクションで仕上げてふくらみやすい髪質をボリュームダウン。COLOR/6トーンのバイオレットブラウンをワンメイク。STYLING/ドライ前にヘアオイルをなじませてからブラシを使ってストレートにブロー。グリースベースのスタイリング剤でほどよくツヤ感を与えて完成。
シャツ(vintage)/¥22,000、インナー(無印良品)/¥1,500、パンツ(vintage)/¥17,000、シューズ(ティンバーランド)/¥25,300



ヘアもファッションもちょっと重めが秋の気分!
ウェイトやえり足など、重さを残した野暮ったさに秋らしさを感じさせる。ファッションもスエードの質感やチェックのパターンなどで重さを表現しつつ、異素材ミックスで外すのもポイントだ。
HOW TO CUT/ウェイト低めのマッシュベース。えり足とトップはレイヤーを入れて動きを出す。PERM/太めロッドで平巻きベース。ワンカールとしっかりカールの中間を狙う。えり足にピンパーマで全体の質感を合わせる。STYLING/ハーフドライから固まらないタイプのジェルを使って自然なクセ毛感に仕上げて完成。
アウター(ノーティカ)/¥7,700、シャツ(ラルフローレン)/¥8,800、パンツ(ディッキーズ)/¥5,500、シューズ(クレマン)/¥28,000、リング(vintage)/¥20,000、時計(グリュエン)/¥30,000
撮影協力/KISSA RAY 東京都世田谷区北沢3-20-13 フローラ松美1F Instagram:@kissa_ray
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