『Daydream Believer』Works by Team Hank. ( Horie Masaki,Yonezawa Kaori)







Interview
Team Hank.
オープンから2年が経ち、見えてきた明日

(左から)竹市彩乃、大國瑞希、吉田 愛、堀江昌樹、米澤香央里、竹下浩一、森本光咲、薮井晴奈
「『美容が趣味』と言えるスタッフがこんなに増えました」|堀江昌樹
当初、それまで接点のなかった2人がタッグを組むことで大きな注目を集めたが、オープンから2年、実績を積み、名実共に業界の中心となる存在へと成長した『Hank.(ハンク)』。これまでの軌跡と未来について、まずは、代表・堀江昌樹さんにうかがってみた。
理想を貫き、
ブランドを築いた2年間
『ハンク』オープン年にも、PREPPY巻頭を任せていただき、2年目の節目で再びその機会をいただけたことをとても光栄に感じます。以前のコメントを見返し、当時を振り返ると、あのとき語っていた想いを叶えてきたんだということに気づきますね。デザインサロンとして数多くのコンテストに挑み、DA-PRO2024で米澤さんがファイナリストに、JHA2024では僕と米澤さんでサロンチーム賞を、JHA2025では米澤さんが優秀新人賞を受賞するなど、結果を残すことができましたから。
しかし、順調なことばかりではありませんでした。僕らが理想を追い求めるせいで、スタッフがついてこれずに辞めてしまったり。僕らが描く『ハンク』を実現することは無理なんじゃないか、軌道修正が必要なんじゃないかと悩んだり……実は悩み多き2年でもありました。
同じ志を持つ仲間と、
次なるステージへ
でも、「美容が趣味」と言える、同じ想いをもつ仲間が増えたおかげで、ふたりではできないこともできるようになりました。スタートメンバーでもある竹下浩一くんは、ジュニアスタイリストになったばかりですが、ブリーチやカラー、ストレート施術などアシスタント業務を高いクオリティで行ってくれるため、サロンワークでは欠かせない存在に。また、面接で落ちても、それでも『ハンク』に入りたいとガッツを見せてくれた吉田 愛ちゃんは、『ハンク』初のスタイリストデビューを果たしました。スタッフが育っているからこそ、お客さまも安心して通ってくださいますし、僕らも外部活動に集中できます。そのため、来年を目処に2店舗目の出店を計画中。『ハンク』としてのマインドやブランドが確立してきた今だからこそ、次のチャレンジに踏み出せるのです。

Profile
堀江昌樹
ほりえまさき。『ハンク』代表。ル・トーア東亜美容専門学校卒業。2024年に『ハンク』をオープン。PREPPYリアルトレンド大賞2020グランプリ、JHA2024サロンチーム賞など受賞歴多数。Instagram @horie_hank
「スタッフそれぞれが自分の個性を発揮できるように」|米澤香央里
――『ハンク』がデザインサロンとして存在感を放つうえで、そのブランディングを支えているのがアートディレクターの米澤香央里さんだ。
“『ハンク』らしさ”を
模索し、磨き続けた2年間
正直、2年前は『ハンク』としてどんなデザインを提案するべきか、まだ明確ではありませんでした。でも、育った環境も技術も経験も異なる堀江さんとさまざまな活動を重ねるなかで、パーマやデザインカラーなど技術の幅が広がり、「これがハンクだ」と言えるデザインをつくれるようになったことは、私のなかの大きな変化でした。
また、デザインサロンとして実績を積むためにコンテストへ積極的に挑戦するようになったことも大きかったですね。作品づくりを行うなかで自分自身に向き合う機会が増え、コンテストに参加するからには勝ちたい、どうやって、自分には無理かも……いろんな想いが巡った期間でもありました。でも、勝つために本気で練習に励んだおかげで、カット技術が大きく向上。サロンの注目度が一気に高まり、結果はもちろん、表現の幅も広がったと感じています。
理想を追い求める仲間と、
妥協なき挑戦を続けたい
今回の作品テーマは『デイドリーム・ビリーバー』。「夢を見る人」、「夢を追いかける人」という意味です。これはまさに私たち自身を表す言葉。理想を追い求め、その実現に向けて行動する。それが『ハンク』です。今、それを叶えられる仲間がいることに、心から感謝しています。
これまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。私自身、思ったことをストレートに伝えるタイプなので、私たちの熱量についてこられず、辞めていくスタッフも。私自身が代表の堀江さんとぶつかることもありました。私が経営者としての堀江さんの立場に寄り添えていなかったんですよね。でも今は、コミュニケーションを何より大切にしながら、スタッフ一人ひとりの長所を生かしたサロンづくりができるように。そのおかげで、自分たちのやりたいことを妥協せず、より高い理想に挑戦し続けられるのです。そして、それが私たち、チームハンクの強さ。最高の環境をつくり出せたと感じています。

Profile
米澤香央里
よねざわかおり。『ハンク』アートディレクター。日本美容専門学校卒業。JHA2025優秀新人賞を受賞するなど、『ハンク』スタート以来、数々のコンテストで実績を重ねている。Instagram@kaoriyonezawa_hank
The work

夢の中にいるような幻想的な世界観を表現した4つのヘア作品。『ハンク』オープンから2年。カット、カラー、パーマなど、磨き上げてきた技術を結集し、サロンの総合力を一つひとつの作品に落とし込んだ。
Photography by Matsuyama Yusuke (chiyoda-studio) text:PREPPY
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