秋冬になると、「肩にフケが落ちる」「頭皮がかゆい」「毎日洗っているのにフケが気になる」といった変化を感じることがあります。
フケは、頭皮の乾燥や洗いすぎ、季節による環境の変化などが関係している場合があります。
この記事では、秋冬に頭皮が乾燥しやすい理由から、シャンプーやドライヤーの使い方、毎日の頭皮ケアまで解説します。
秋冬にメンズの頭皮が乾燥しやすい理由

秋冬は空気が乾燥するうえ、暖房を使う機会も増えるため、頭皮の乾燥が気になりやすくなります。また、熱いお湯や洗いすぎなど、日頃の洗髪習慣が負担になることもあります。
空気の乾燥で頭皮の水分が失われやすくなる
秋から冬にかけて気温が下がると、空気も乾燥しやすくなります。秋冬は空気の乾燥などによって、頭皮の乾燥が気になり、フケが目立つと感じる人もいます。
暖房によって室内も乾燥しやすい
秋冬は暖房を使う機会が増えるため、室内も乾燥しやすくなります。仕事中や自宅で過ごす時間が長い場合は、外出時だけでなく室内の乾燥にも目を向けてみましょう。
熱いお湯や洗いすぎが頭皮の負担になることも
寒い季節は熱めのお湯でシャンプーしたくなりますが、熱すぎるお湯は避け、心地よく感じる程度のぬるま湯で洗うことを意識しましょう。
また、「頭皮がベタつく」「スタイリング剤をしっかり落としたい」といった理由で洗浄力の強いシャンプーを使ったり、1日に何度も洗ったりすると、頭皮の乾燥が気になることもあります。
洗髪は回数を増やしすぎるのではなく、自分の髪や頭皮の状態に合わせて行うことがポイントです。
乾燥が気になるフケと皮脂が気になるフケの違い

フケが気になったときは、見た目や頭皮の状態を確認してみましょう。フケは乾燥だけが要因とは限らないため、「フケが出る=頭皮が乾燥している」と決めつけず、自分の状態を確認することが大切です。
乾燥が気になるフケの特徴
乾燥しているときに見られるフケには、以下のような特徴があります。
・白く細かい
・肩や服に落ちやすい
・秋冬に気になりやすい
・頭皮につっぱり感がある
・かゆみを感じることがある
こうした状態が気になる場合は、洗浄しすぎを避け、頭皮への刺激を抑えることを意識しましょう。
皮脂が気になるフケの特徴
一方で、皮脂が気になる場合は、フケの見た目や頭皮の状態が異なることがあります。
・黄色っぽい
・ベタつきがある
・頭皮に残る感じがする
・髪の根元が脂っぽい
この場合も、フケが気になるからといって洗髪の回数を増やすのではなく、普段の洗い方を見直してみましょう。
フケやかゆみが続く場合は皮膚科へ
フケが長期間続く場合や、強いかゆみ、赤み、湿疹などがある場合は、乾燥だけが要因とは限りません。セルフケアを行っても気になる状態が続く場合は、自己判断でケアを続けず、皮膚科に相談しましょう。
メンズの秋冬頭皮ケア|シャンプーと乾かし方のポイント

まずは特別なケアを増やす前に、毎日のシャンプーや乾かし方を見直すことから始めましょう。
熱すぎるお湯や洗いすぎを避け、頭皮をこすりすぎないこと。そして、洗髪後は自然乾燥にせず、根元までしっかり乾かすことを意識します。
シャンプーは基本1日1回を目安にする
汗をかいた日やスタイリング剤を使った日は、頭皮をさっぱりさせるために何度も洗いたくなることがあります。
しかし、洗髪の回数を増やす前に、普段の洗い方やシャンプーの使用方法を見直してみましょう。基本は1日1回を目安にし、スタイリング剤を使った日も、回数を増やすのではなく1回の洗髪で丁寧に洗い流しましょう。
熱すぎないお湯で洗う
寒い日は熱めのお湯を使いたくなりますが、熱すぎるお湯は頭皮への刺激になる場合があります。
シャンプーするときは、熱すぎないぬるま湯を使うことを意識しましょう。
シャンプー前の予洗いを丁寧に行う
シャンプー前の予洗いには、髪や頭皮についた汗やホコリなどを洗い流す役割があります。
いきなりシャンプーをつけるのではなく、まずぬるま湯で頭皮全体を丁寧に流しましょう。
シャンプーを泡立て、指の腹でやさしく洗う
シャンプーは手のひらで軽く泡立ててから頭皮になじませます。泡をクッションにするようにして、指の腹で頭皮をやさしく動かすように洗いましょう。
爪を立てたり、強い力でこすったりするのは避けたいところです。特に短髪の男性は、髪を洗う感覚で頭皮を強くこすりがちなので注意しましょう。
前頭部や側頭部、後頭部など、頭皮全体を丁寧に洗うことを意識します。
すすぎを丁寧に行う
シャンプー後は、泡が残らないよう十分にすすぎます。特に生え際や耳周り、襟足はすすぎ残しが起こりやすい部分です。
髪だけでなく頭皮までしっかりとお湯を通し、シャンプーを洗い流しましょう。
洗髪後は自然乾燥せず、根元から乾かす
「髪が短いから自然に乾く」と思っていても、濡れた状態を長時間放置するのは避けたいところです。
入浴後はタオルで水分をやさしく拭き取り、ドライヤーで根元から乾かしましょう。まず頭皮に近い部分を乾かし、ある程度乾いてから毛先を整えると効率よく乾かせます。
ドライヤーは一カ所に当て続けず、少しずつ動かしながら使いましょう。
秋冬の頭皮乾燥が気になるときに取り入れたいケア

洗髪や乾かし方を見直したうえで、さらに乾燥が気になる場合は、シャンプー剤や頭皮用の保湿アイテム、室内の乾燥にも目を向けてみましょう。
シャンプー剤を見直す
秋冬に頭皮のつっぱりや乾燥が気になる場合は、普段使っているシャンプー剤を見直してみましょう。
シャンプー剤は、洗浄力の強さだけで選ぶのではなく、洗髪後の頭皮の状態も確認しましょう。洗ったあとにつっぱり感が強い、乾燥が気になるといった場合は、現在使っているシャンプー剤が自分の頭皮に合っているか確認してみてください。
頭皮用の保湿アイテムを取り入れる
頭皮の乾燥が気になる場合は、頭皮用ローションや頭皮用美容液などを使う方法もあります。
使用する場合は、頭皮用として設計されたアイテムを選び、洗髪後など商品の使用方法に合わせて取り入れましょう。ベタつきが気になる人は、軽い使用感のものを選ぶなど、自分に合うものを探してみてください。
暖房の風を頭皮に直接当てない
秋冬は暖房によって室内の空気が乾燥しやすくなります。長時間暖房を使う場合は、温風が顔や頭に直接当たり続けないよう、風向きを調整しましょう。
加湿器を使うのも方法のひとつです。特に長時間過ごす部屋では、暖房だけでなく室内の乾燥にも目を向けてみましょう。
秋冬の頭皮乾燥・フケ対策は、毎日のケアから
秋冬にフケや頭皮の乾燥が気になったら、普段の洗髪習慣を振り返ってみましょう。すべてを一度に変える必要はなく、気になるところからひとつずつ見直すことが、毎日のケアにつながります。
それでもフケやかゆみ、赤みなどが続く場合は、自己判断でケアを続けず、皮膚科に相談しましょう。