マッシュヘアにワックスをつけてみたものの、前髪がベタついたり、トップがぺたんこになったり。美容室では自然に仕上がっていたのに、自分でセットすると何かが違う。そんな経験はありませんか?
特に冬は、ニット帽やマフラーで髪がつぶれたり、乾燥で毛先が広がったりすることも。
この記事では、メンズマッシュのワックスの選び方や基本のセット方法、前髪やトップがうまく決まらないときの対処法を紹介します。冬のスタイリングに悩んでいる人も、ぜひ参考にしてみてください。
メンズマッシュのセットに使うワックスはどう選ぶ?

マッシュヘアは、丸みのあるシルエットと自然な毛流れが特徴。同じ髪型でも、ワックスの質感によって印象が変わります。
ナチュラルな毛流れを生かすのか、毛先に動きをつけて束感を出すのか。なりたい質感に合わせて選びましょう。
ナチュラルに仕上げるならソフトワックス
作り込みすぎないマッシュに仕上げたいなら、柔らかくなじませやすいソフトタイプのワックスが候補。
特にクリーム系は、髪のまとまりを整えながら自然な毛流れをつくりたいときにおすすめです。セット力が強すぎないものを選べば、ワックス特有の硬い質感も抑えられます。
サラサラした前髪や、ふんわりしたシルエットを残したい人にも向いています。ただし、柔らかいワックスはキープ力が控えめな製品もあるため、仕上がりとのバランスを確認しましょう。
束感を出すならマット系・クレイ系
毛先に動きをつけたい人は、セット力のあるマット系やクレイ系のワックスを検討してみましょう。ツヤを抑えた質感に仕上がるものが多く、無造作な束感やトップの立体感を演出したいときに役立ちます。
ただし、セット力や質感は製品によって異なります。自然な束感を出したいのか、しっかり動きをキープしたいのか、目指す仕上がりに合わせて選びましょう。
髪質によっても選び方は変わる
| 髪質 | ワックス選びのポイント |
|---|---|
| 軟毛・細い髪 | 重くなりにくいもの。軽さとセット力を重視 |
| 硬毛・太い髪 | 広がりを抑え、髪をまとめる力のあるもの |
| 直毛 | 毛先の動きをキープしやすいもの |
| くせ毛 | くせを生かすなら柔らかくなじむタイプも選択肢 |
ワックスは、髪質との相性も重要です。例えば、髪が細くてトップがつぶれやすい人は、油分の多いワックスをつけすぎないようにしましょう。
同じ髪質でも、長さや毛量、カットの状態によって適した製品は変わります。まずは少量から試して、自分の髪との相性を確かめましょう。
マッシュに使うワックスの量はどのくらい?

セットがうまく決まらないと、ついワックスを足したくなるもの。しかし、量を増やせばセットしやすくなるわけではありません。
マッシュはトップのふんわり感と前髪の自然な質感が大切なスタイル。ワックスをつけすぎると、重さで髪がつぶれたり、毛束が太くなりすぎたりすることがあります。
最初は小豆粒程度から試す
ワックスの量に迷ったら、まずは小豆粒程度から始めてみましょう。これは最初に手に取る量の目安で、実際の適量は髪の長さや毛量、製品の伸びやすさによって異なります。
足りない場合は少しずつ追加し、全体に薄くなじませると失敗しにくくなります。手に取ったワックスは、両手のひらに広げて指の間までしっかり伸ばしましょう。
一部分にかたまりが残ると、その場所だけベタつく原因になります。髪につける前に、手全体へ均一に広げておくことが大切です。
前髪には最後に少量だけつける
前髪は、マッシュの印象を大きく左右する部分です。最初にワックスをつけすぎると、髪が不自然に分かれたり、ベタッとした束になったりすることがあります。そのため、前髪は最後に整えましょう。
後頭部やトップにワックスをなじませた後、指先に残った少量を毛先につける程度から始めます。前髪の毛流れはドライヤーで整え、ワックスは細かな調整に使うと自然に仕上がります。
メンズマッシュのセット方法|初心者向け4ステップ
ワックスの種類と量が決まったら、実際にセットしてみましょう。
基本は「ドライヤーで形を整える→ワックスをなじませる→束感をつくる→前髪を仕上げる」の4ステップ。難しいテクニックよりも、順番を守って丁寧に仕上げることがポイントです。
STEP1|ドライヤーでシルエットを整える

まずは、寝ぐせや根元の向きをリセットします。髪が跳ねている部分や根元の向きが気になる部分を水で濡らし、タオルで余分な水分を取りましょう。
その後、ドライヤーで根元から乾かします。トップは髪を軽く持ち上げながら風を当て、ふんわりした形に。サイドは広がりすぎないよう、手で軽く押さえながら乾かします。
前髪も、この段階で大まかな毛流れを整えておきましょう。
特に冬は帽子でトップがつぶれやすくなります。脱いだ後に形を戻せるよう、根元を立ち上げるように乾かしておくとよいでしょう。
ワックスだけで形をつくろうとせず、ドライヤーでベースを整えることがポイントです。
STEP2|ワックスを後頭部からなじませる

ワックスを手のひらと指の間に薄く伸ばしたら、まず後頭部からなじませます。手ぐしを通すように髪の中間から毛先へ広げ、続いてトップ、サイドの順に整えましょう。
最初から細かな毛束をつくる必要はありません。まずは必要な部分にワックスを均一になじませることを優先します。
根元や頭皮に大量につけると、ワックスの重さでトップのボリュームが失われることがあります。特にトップがつぶれやすい人は、毛先を中心に少量ずつつけましょう。
STEP3|毛先をつまんで自然な束感をつくる

全体にワックスがなじんだら、指先で毛先の動きを調整します。束感を出したい場合は、少量の髪を指で取り、毛先を軽くつまんでまとめましょう。
すべての毛束を同じ太さにせず、太い束と細い束を混ぜたり、あえて触らない部分を残したりすると、自然な立体感が出ます。
一方、ナチュラルマッシュなら細かく束をつくらず、手ぐしで毛流れを整える程度でも十分です。鏡で全体を確認しながら調整しましょう。
STEP4|前髪と全体のバランスを仕上げる

最後に前髪を整えます。指先に残った少量のワックスを使い、毛先の方向や隙間を調整しましょう。
重めのマッシュなら前髪のまとまりを残して自然に下ろし、軽めのマッシュなら細かな毛束をつくって額を少し見せると、抜け感のある印象になります。
仕上げに確認したいのは、トップ・サイド・前髪のバランスです。毛先だけを見るのではなく、一度少し離れて全体のシルエットをチェックしてみてください。
必要に応じてヘアスプレーを使う方法もありますが、自然な質感を残したい場合は固めすぎに注意しましょう。
前髪がベタつく・束感が出ない・トップがつぶれるときの対処法

手順どおりにセットしても、思うように仕上がらないことはあります。そんなときは、ワックスを追加する前に原因を確認してみましょう。
前髪がベタつくときはワックスの量を見直す
前髪がベタッとしたり、不自然に分かれたりする場合は、ワックスをつけすぎている可能性があります。軽いベタつきなら、指先で毛束を軽くほぐし、余分なワックスをなじませてみましょう。
ただし、大量につけてしまったワックスを完全に取り除くことはできません。髪がべったり固まった場合は、洗い流して乾かし直す方が確実です。前髪は最後に整え、少量ずつなじませることを意識しましょう。
束感が出ないときは毛先の動きを調整する
ワックスをつけても束感が出ない場合は、整髪料が均一になじんでいない可能性があります。まずは髪の中間から毛先まで、薄くワックスが広がっているか確認しましょう。
その後、指先で少量の髪を取り、毛先を軽くまとめます。束が太くなりすぎた場合は、一度ほぐして細かく分けると、自然な動きが生まれます。
直毛で毛先が動きにくい場合は、ドライヤーで毛流れを整えたり、ヘアアイロンで軽く動きをつけたりする方法もあります。アイロンを使う場合は、髪を十分に乾かし、機器の取扱説明書に沿って使用しましょう。
トップがぺたんこになるときは根元から整える
トップがつぶれてしまう場合は、ワックスの量だけでなく、ドライヤーの使い方も見直しましょう。根元が寝た状態では、ワックスで毛先を動かしても、ふんわりしたシルエットをつくりにくくなります。
一度トップの根元を軽く濡らし、髪を持ち上げながら乾かしてみてください。その後、毛先に少量のワックスをなじませます。
時間がたつとすぐにつぶれる場合は、ワックスが重すぎる可能性もあります。軽い質感のものや、セット力のあるマット系を試すなど、製品を見直すのも一つの方法です。
サイドが膨らむときは乾かし方を工夫する
マッシュの丸みを残したいのに、サイドだけが広がってしまう。そんな場合は、根元の生えぐせや毛量が影響していることがあります。
まずはドライヤーでサイドの毛流れを整え、広がる部分を手で軽く押さえながら乾かしましょう。その後、必要な部分にワックスを薄くなじませます。
毎朝同じ場所が大きく膨らむなら、カットの長さや毛量調整が合っていない可能性もあります。スタイリングだけで無理に抑えず、美容室で相談してみるのもよいでしょう。
ワックスなしでもマッシュはセットできる?

マッシュは、必ずしもワックスが必要な髪型ではありません。自然な毛流れを生かしたナチュラルマッシュなら、ドライヤーだけで整えられる場合もあります。
ただし、ワックスを使わないことと、何もしないノーセットは別。寝ぐせがついたままではシルエットが崩れやすいため、整髪料を使わなくても朝に髪を整えることは大切です。
サラサラに仕上げたいならドライヤーを中心に
自然な質感を残したい場合は、まずドライヤーだけでセットしてみましょう。
根元の寝ぐせを直し、トップに軽くボリュームを出しながら、サイドと前髪を整えます。髪が自然にまとまりやすい人なら、これだけで形が整う場合もあります。
ただし、束感を強く出したい場合や、毛先の動きをキープしたい場合は、ワックスなどのスタイリング剤を使う方が調整しやすくなります。
仕事の日はナチュラルに、休日は束感を出すなど、服装や予定に合わせて使い分けるのもよいでしょう。
冬のマッシュセットで気をつけたいポイント

冬は空気が乾燥しやすく、髪のパサつきや静電気が気になる季節。ニット帽やマフラーなどの衣類と髪がこすれると、毛先が広がったり、整えたシルエットが崩れたりすることもあります。
冬のスタイリングでは、乾燥や帽子による崩れにも注意しましょう。
乾燥で髪が広がるときは保湿を取り入れる
髪が乾燥して広がりやすい場合は、洗い流さないトリートメントなどでまとまりを補う方法があります。
ただし、ヘアオイルやバームなど油分の多いアイテムを重ねすぎると、マッシュの軽さが失われることもあります。特に髪が細い人は、少量から試しましょう。
ツヤやまとまりを重視する日と、ふんわりしたボリュームを残したい日で、使うアイテムを調整してみてください。
帽子をかぶる日はワックスをつけすぎない
冬にニット帽をかぶる日は、トップのボリュームがつぶれることもあります。帽子を脱いだ後のことを考えるなら、ワックスを大量につけず、毛流れを整える程度にしておくのも一つの方法です。
帽子をかぶる前はトップをふんわりさせすぎず、脱いだ後に手直しできる程度に整えておきましょう。
帽子を脱いだ後は根元から整える
帽子を脱いだ後にトップがつぶれてしまったら、指先で根元を軽く起こし、全体の形を整えましょう。
髪が大きくつぶれている場合は、手で整えるだけでは元に戻らないこともあります。その際は、髪を軽く濡らしてドライヤーで乾かし直すと、シルエットを整えやすくなります。
冬のマッシュセットでは、帽子をかぶる前だけでなく、脱いだ後の手直しも意識しておきましょう。
髪が決まると冬のおしゃれも楽しくなる
思いどおりにセットできた日は、いつものマッシュも少し違って見えるもの。最初から完璧に仕上げようとせず、少しずつコツをつかんでいけば大丈夫です。
自分らしいスタイリングを身につけて、冬のおしゃれをもっと楽しんでみましょう。
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