美容業界きってのサステナ番長『ロンド』代表・石田吉信さんと共に「ウェルビーイング」について考える本連載。第3回のテーマは「部活・運動会」。『ロンド』で活発化している「部活動」と、今年初開催された「運動会」に編集部が潜入。チームで同じ目標に向かう体験。そこには単なる健康づくりのためだけではない、人生を豊かにするヒントがあった。
編集部:『ロンド』では店舗の垣根を超え、趣味でつながる「部活動」がたくさんあり、盛り上がっているそうですね。さらに今年8月には直営全店舗が参加する「運動会」が初めて開催されたということで、編集部もお邪魔しました。手に汗握る真剣勝負あり、笑いの絶えないゲームありで、みなさん楽しそうでした!
石田:昨年までは毎年BBQをしていたのですが、今年は運動会に変更。運営チームががんばってくれて、大いに盛り上がりました。
編集部:ウェルビーイングの側面からすると、健康は欠かせない要素。今回の運動会は体を動かす良いきっかけになったのでは?
石田:そうですね。運動会の直後に、フリーアンサーで感想を集めたところ、3人に1人が「久しぶりに運動ができた」「リフレッシュできた」という声を寄せました。
編集部:ふだんの仕事とは違う形で体を動かすいい機会だったんですね。
石田:ただ、それ以上に印象的だったのは、「人と人とのつながりが生まれた」ということです。アンケートでは「他店舗の人と交流できて嬉しかった」ということを34%の人が書いていたんです。
編集部:『ロンド』は、店舗数が多い中で、部活や直営スタッフ全員参加の月例会を行っていらっしゃいます。そもそも斜めのつながりを意識しているサロンだと思いますが、運動会で一緒に競技をして、より距離が縮まったのでしょうか。
石田:そう思います。単に「交流しましょう」と話す場をつくるよりも、同じ目的に向かって一緒に何かをするほうが、自然と打ち解けられる。これは面白い発見でした。美容師として、先輩後輩としてだけじゃなく、「この人、こんな人なんだ」という発見もある。それも人間関係を豊かにすることにつながると思います。
編集部:側で見させてもらいましたが、チームを和ませる人、みんなに声援を送る人、片付けをがんばる人、いろんな方がいて、それらは職場とはまた違う一面だったのかもしれませんね。運動会は来年以降も継続しそうですか?
石田:「またやりたい」「次はもっといろんな競技に出たい」「次は自分が盛り上げたい」と、すべてポジティブな回答だったので、もちろん検討します。総勢300人が入る会場を押さえるのが最大の課題ですが(笑)。
編集部:積極的な回答ですね。参加者が受け身ではなくなっている。
石田:それがすごく嬉しかったです。また、今回計らずも「居場所」のようなものが生まれたのかなと思っていて。職場でも家でもなく、仲間とつながれる心地のいい場所。いわゆるサードプレイスです。部活動もそうですが、仕事だけではない関係性があることで、「ここにいていい」と思えた人もいるんじゃないかなと。
編集部:サードプレイスですか。それこそウェルビーイングにつながりそうですね。
石田:実は僕、居場所づくりを先進的に進めている方を知っているので、次回は彼をゲストに呼んで、そこを深掘りしたいんです。
編集部:居場所づくりのプロ! それは興味深いです。次回も楽しみにしています!








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text: PREPPY