PREPPY

24 Mar 2026
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24 Mar 2026
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PREPPY2026年4月号連動【注目の推しヘア1】女性像から考える。「パーマでイメージアップ」講座 vol.3

業界内外でパーマに定評のある『ナヌーク』。二子玉川店の店長を務める牧原有希さんの連載では女性像がテーマ。一人ひとりの“似合う”を汲み取りながら、新たなムードを楽しんでもらうのがこだわり。最終回はミディアムへの提案に密着!

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『nanuk kafla』牧原有希/ミディアム×ニュアンスパーマ編

BEFORE(=CUT BASE)

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ハイレイヤーベースのミディアム。表面から動きが出るように計算してレイヤーを入れ、顔まわりはラウンドでつなげる。アウトラインの毛先(みつえり部分)は角を残しておく。そぎは全体に少なめに入れ、程よいまとまりが残るようにしている。

PERM PROCESS

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①毛先のみつけ巻きにする。まずイヤートゥイヤーで分けてフロントのセクションから。耳上1段目は毛先を入れてリバースに巻き収める。
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②2段目は円すいロッドを使用。毛先を入れてリバースに巻く。生えグセが下を向いているので、リバースでふんわりと起こすイメージ。
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③3段目はレギュラーロッド。同様に毛先を入れてリバースに巻く。同じ巻き方だが、ハイレイヤーのベースとロッドの種類を変えることで、カールにズレが出てラフさが生まれる。

耳上のセクションの巻きをチェック!

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④顔まわり1段目はダウンステムでフォワードに1.75回転。根元は顔に沿わせつつ、ふわっとした毛先をつくる。太めのロッドを使うため、0.25回転ほど巻きを入れてワンカールに。
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⑤ハチまわりも同様にフォワードに巻き、④の動きの上にうねりがのるようにする。
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⑥前髪は頭頂部の角度が変わる位置より奥から、深めに取る。スライスを細くし、アップステムで毛先から根元まで入れ込む。表面にかぶさる柔らかいうねりをつくる。
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⑦2本目も同様に巻いたら、前髪1線目は毛先を入れて1.75回転。根元まで巻かず、毛先のみを動かし、かき上げても下ろしても決まるようにする。
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⑧外しておいた顔まわり2段目(=こめかみ部分)はダウンステムで1.5回転。特に根元に膨らみが出ないように気をつけたい部分。
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⑨えり足はかかりにくいので、狙うカール感よりもロッドのミリ数を一段下げる。毛先を入れてフォワードに巻く。「髪質によっては二段下げることもあります」
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⑩えり足のみ、巻き終えたら薬剤を塗布。全頭のかかり上がりがちょうど同じくらいになる。
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⑪ミドルはロングロッドを使用。耳後ろの毛束を外し、隣の毛束を毛先を入れてフォワードに巻く。
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⑫ロングロッドの左右の毛束をまとめて引き出し、毛先を入れて耳下の高さまで巻き込む。「耳上まで巻くとボリュームが出てもたついてしまうので耳下で収めます」

バックの巻き方をチェック!

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⑬トップは中央を逆三角形ベースに取る。
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⑭円すいロッドで毛先を入れ、根元まで巻きつける。これにより根元もふわっと立ち上がる。
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⑮左右の毛束は根元を膨らませたくない部分。ダウンステムで毛先を入れて1.5回転。左右を巻き収めると、漢字の「八の字」になるイメージ。

ROD ON

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WASH OUT

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コスメ系リキッドのハードを、毛先のみつけ巻き。えり足は全体に塗布。巻き終えたら、1液を再塗布して加温放置4分。一度チェックして前髪とトップ、えり足のみ再度塗布して+3分。お湯で水洗してクリープ7分。2液は過酸化水素水で10分自然放置し、ロッドアウト。

FINISH

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リッジの効いたパーマ感のあるスタイルが完成。ハイレイヤーとの組み合わせで、大きめのラフなカールながらしっかりと動きのあるデザインになる。セミドライな質感に仕上げてクールさとナチュラルさをブレンド。

ミディアム〜ロングのポイントどころ

レイヤーとのコンビネーションが重要

長い髪ほど、レイヤーとの兼ね合いでカールの見え方が変わる。今回はハイレイヤーを活用。大きめのカールがズレて重なり、パーマ感が一層増す。

ミドルの膨らみとハチのボリュームを操作

髪が溜まりやすいミドルや耳後ろは根元を抑えることでシルエットにメリハリが出る。所々リバースを入れて根元の操作を意識する。

えり足をしっかりかける

ただでさえかかりにくいえり足。長さがあるほどかかりやすい部分との差は大きくなる。えり足は先に薬剤塗布してかかり上がりを調節。

今回レクチャーして下さったのは……

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『nanuk kafla』牧原有希さん
まきはらゆき。『ナヌーク カフラ』店長。日本理容美容専門学校卒業。その人らしさを生かした程よくエッジの効いたヘアスタイルが人気。幅広い層の顧客を持ち、パーマ比率は約6割。

@nanuk.makihara

撮影/佐野一樹(千代田スタジオ) 取材・文/杉浦亜希子

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