業界内外でパーマに定評のある『ナヌーク』。二子玉川店の店長を務める牧原有希さんの連載では女性像がテーマ。一人ひとりの“似合う”を汲み取りながら、新たなムードを楽しんでもらうのがこだわり。最終回はミディアムへの提案に密着!

『nanuk kafla』牧原有希/ミディアム×ニュアンスパーマ編
BEFORE(=CUT BASE)



ハイレイヤーベースのミディアム。表面から動きが出るように計算してレイヤーを入れ、顔まわりはラウンドでつなげる。アウトラインの毛先(みつえり部分)は角を残しておく。そぎは全体に少なめに入れ、程よいまとまりが残るようにしている。
PERM PROCESS



耳上のセクションの巻きをチェック!









バックの巻き方をチェック!



ROD ON



WASH OUT



コスメ系リキッドのハードを、毛先のみつけ巻き。えり足は全体に塗布。巻き終えたら、1液を再塗布して加温放置4分。一度チェックして前髪とトップ、えり足のみ再度塗布して+3分。お湯で水洗してクリープ7分。2液は過酸化水素水で10分自然放置し、ロッドアウト。
FINISH



リッジの効いたパーマ感のあるスタイルが完成。ハイレイヤーとの組み合わせで、大きめのラフなカールながらしっかりと動きのあるデザインになる。セミドライな質感に仕上げてクールさとナチュラルさをブレンド。
ミディアム〜ロングのポイントどころ
①レイヤーとのコンビネーションが重要
長い髪ほど、レイヤーとの兼ね合いでカールの見え方が変わる。今回はハイレイヤーを活用。大きめのカールがズレて重なり、パーマ感が一層増す。
②ミドルの膨らみとハチのボリュームを操作
髪が溜まりやすいミドルや耳後ろは根元を抑えることでシルエットにメリハリが出る。所々リバースを入れて根元の操作を意識する。
③えり足をしっかりかける
ただでさえかかりにくいえり足。長さがあるほどかかりやすい部分との差は大きくなる。えり足は先に薬剤塗布してかかり上がりを調節。
今回レクチャーして下さったのは……

『nanuk kafla』牧原有希さん
まきはらゆき。『ナヌーク カフラ』店長。日本理容美容専門学校卒業。その人らしさを生かした程よくエッジの効いたヘアスタイルが人気。幅広い層の顧客を持ち、パーマ比率は約6割。
@nanuk.makihara
撮影/佐野一樹(千代田スタジオ) 取材・文/杉浦亜希子