ガールズグループ・ME:Iは現在、2025年に続く2度目のアリーナツアー「2026 ME:I 2ND ARENA LIVE TOUR “ME:I WAY”」の真っ最中。東京~宮城~兵庫~福岡を廻るツアーの2日目、東京・有明アリーナ公演をPREPPY Webは目撃。
メンバーが登場する前の会場には、8月5日リリースのニューシングル「花咲く道」が流れ、開演を待つYOU:ME(ユーミー=ファンネーム)がこの曲を歌う声が会場にこだまする。そんな声に導かれ、スモークの中からメンバー7人が姿を見せた。

「花咲く道」のジャケット写真等で着用しているナポレオンジャケットに身を包んだメンバーたちは、それぞれの個性を生かしたヘアスタイルやメイクで登場。
MIUの漆黒のぱっつんヘア、MOMONAのおでこを出したポニーテール、KEIKOのウェーブポニーテールなど、それぞれの個性を映し出すヘアスタイルも印象的。RINONのツインテールや、ピンクヘアのSUZUのハーフアップ、TSUZUMIのミルクティーカラーのダウンスタイルなど、美意識の高いメンバーらしいヴィジュアルにも視線が集まった。そんな彼女たちのスタイリッシュなスタイルに憧れる同性のYOU:MEも多く、この日の会場にもたくさんの若い女性ファンが集まっている。これも、ME:Iならではのライブ会場の特徴だ。

最初のMCで、ツアータイトル“ME:I WAY”の意味を紹介したのはMIU。「“ME:Iらしい道を立ち止まらず歩んでいこう”という意味が込められています」というメッセージに続き、「去年よりもアワーアップした私たちが見られると思います!」と自信をのぞかせる。RINONも「ME:Iの可能性や成長をたくさんお見せできるステージを一生懸命用意してきました!」と、自分たちの成長ぶりをたっぷり届けることを宣言。
そんなME:Iが本公演で初公開したのが、「花咲く道」のカップリング曲「FLUTE」。シングルリリースに先駆けて8月3日にデジタルリリースされるこの曲は、ME:Iにとって初チャレンジとなるヒップホップナンバー。SUZUの「Let’s Go!」という煽りから始まるダンスブレイクが見どころの楽曲で、ME:Iらしいキュートさも詰まったパフォーマンスに場内はぱっと華やぎを見せる。
ほかにも、ME:Iの代表曲といっていい「THIS IS ME:I」「Click」を本ツアー限定のEDMアレンジバージョンで披露するなど、MCでメンバーが語っていたように、“成長”を感じさせる演出ももりだくさん。「Click」ではチョコマカとした動きを見せるダンスブレイクの躍動感が抜群で、YOU:MEからは大歓声が上がった。

中盤では、ストリートスタイルの衣装に着替えて「小悪魔(Baddie)Hip Hop Arrange Ver.」を披露。KEIKOが制作に参加したラップパートも交えて、原曲のイメージをアップグレードしたこの曲では、地べたを這うようなパフォーマンスやメンバー同士の色っぽい絡みもあり、またまた大歓声が巻き起こる。さらに、「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のコンセプトバトル楽曲「Popcorn」をドロップ。SUZUが「ME:Iバージョンです」と語ったこの楽曲は、ME:Iとして披露するのは今回が初。オーディション当時からME:Iを応援してきたファンにとっては胸アツのパフォーマンスだったはずだ。そんな過去から続く「花咲く道」では、AYANEが「みんなでコールするパートがあるので、皆さんの声で最高の曲を完成させましょう!」と提案、あたたかな一体感が会場を包み込んだ。

「花咲く道」で本編を終え、アンコールの声援に導かれて再びステージに姿を現したメンバーはME:Iロゴが入ったツアーTシャツをリメイクした衣装をオン。MIUは自分でデザインしたというキャップをかぶっている。ファッションに敏感なYOU:MEにとってマネしたくなるようなアイデアはとてもうれしいはずで、楽曲のパフォーマンスはもちろん、ヴィジュアル面での進化が感じられることもME:Iのライブの醍醐味だと思わせてくれる。
グループとしての成長はもちろん、MOMONAが映画「口に関するアンケート」に出演するなど、個人の活動も活発なME:I。「モアナと伝説の海」で憧れのモアナの声を担当したTSUZUMIが劇中歌「どこまでも 〜How Far I'll Go〜」をアカペラで歌い上げるサプライズもあり、メンバーそれぞれの個性や実力もたっぷり感じる公演となった。
それに、何より頼もしく感じたのは、本編ラストの「花咲く道」でメンバー全員が手をつないで同じ方向へと歩き出す姿。メンバーひとりひとりが表現者としての力をつけている今、ME:Iとしてステージに立つとその力は何倍にもなる。充実感いっぱいの表情を見せる7人が、全公演を走り切った後にどんな頼もしい姿を見せてくれるのかが楽しみだ。

写真/©LAPONE GIRLS 取材・文/高橋真希子