髪と肌の美しさを追求し、きれいめフェミニンな世界観を愛する女性たちは、ブリーチ無しでつくる透明感ブラウンが大好き。ブラウンで表現する幅を広げて支持される鎌形みゆさんに、人気のブラウン3種をレクチャーしてもらいます。

『SHARE/WORKS』鎌形みゆ/オリーブブラウン編
明るさと柔らかさを求めるならオリーブ一択
「『オリーブ&ラベンダーのミックス』『ラベンダー』につづき、連載最終回では『オリーブブラウン』の魅力をお伝えします。オリーブは、その中に含まれる黄色みの効果で、ワンメイクでも明るさを感じやすい色。中明度でも重くならず柔らい印象に仕上がります。寒色は根元に色が入りづらい特性があるので、根元をやや濃い目に設定すると見栄えよく仕上がります。同じ色を2、3回繰り返せばくすみが蓄積され、よりきれいな色になっていくので、色を育てるつもりで長く楽しんでほしいです」
BEFORE




9レベルの赤みのあるブラウン。1年半ほど前にブリーチなしのWカラーとパーマを施術し、その後は暗めの暖色を継続。中間〜毛先にややダメージがある。
color recipe
オルディーブ アディクシー
根元 9エメラルド:13スモーキートパーズ:ブルー
=2:1:5%(ox4.5%)
毛先 13エメラルド:13クリア=1:1(ox6%×2)
(以上、すべてミルボン)
POINT1
根元をくすませて色を統一

ビフォアは根元と毛先の明度差が少ない状態。体温でトーンアップしやすい根元には、原色に近い青を少し混ぜてくすませ、毛先と同じ明度に揃える。
POINT2
アウトバスで柔らかさを

ドライヤー前の「TOKIO IE アウトカラミ プレミアム エアートリートメント」と、スタイリング後の「アメイジア インピタリ オイルトリートメント エメラルド」(イフイング)はツヤと柔らかさを与えるのでおすすめ。
POINT3
ピンクメイクで甘さをプラス

オリーブ系のヘアカラーにはピンクメイクが好相性。ハイライト、アイシャドウ、リップ、そして眉マスカラでもピンクを添えれば、より女性らしい印象に。
PROCESS
◾️COLOR

①根元用のカラー剤を塗布。新生部が1㎝あるが、今回は全体をトーンアップするので、根元3㎝に薬剤を塗り自然になじませる。

②根元をチェックし塗りムラをなくす。
動画でチェック!

③根元の塗布から時間をおかずに、毛先用の薬剤を塗る。根元の薬剤に重ねず、ジャストの位置から毛先まで一気に塗布。

④パネルの厚みは3㎝でムラなく塗布。
動画でチェック!

⑤全体を塗り終えたら15分自然放置。



COLOR FINISH
◾️STYLING

⑥32㎜アイロンで全体の毛先を巻いておく。耳前の毛先は外巻き1回転。

⑦バックの毛先は内巻きに1回転。

⑧サイドの外巻きとバックの内巻きが重なり、フィットするとかわいい。

⑨続いて中間を巻く。アンダーセクションの中間は波巻きに。

⑩ハチと表面の中間はリバースに2回転させてからすぐにほぐす。

⑪前髪はストレートアイロンで毛先を巻き、表面の毛束を細く取ってランダムに動きをつける。



FINISH
今回レクチャーして下さったのは……

『SHARE/WORKS』鎌形みゆさん
かまがたみゆ。『シェア ワークス』所属スタイリスト。2026年7月からフリーランス美容師として活動。資生堂美容技術専門学校卒業。ブリーチなしの上品なブラウンカラーの提案で支持される。Instagram @miyu_kamagata
撮影/奥村浩毅 取材・文/坂本尚子