男が憧れる男がいる。ゆるぎない信頼、ぶれない自信、香り立つ色気、近寄りがたいカリスマ。夜の空気をまとった男の魅力をこんなヘアスタイルが際立たせるのだ。

Photo: Okazaki Kenji text:Men’s PREPPY

ハイレベルなテクニックとあえてのラフさのコントラストに注目。

style from Saito Shota (syn) model:Tatsunori Koyama

前髪の処理や極細束が繊細なスタイリングなど手をかけて作りこんだ部分を、抜きっぱなしのカラーや重く残したウェイトなどのあえて手抜き感をねらって仕上げた部分が引き立てる、その精緻なバランス感覚に注目のスタイルだ。

【How to】
CUT/全体前上がりのグラデーションでローウェイトに仕上げる。モヒカンラインのみレイヤーを入れて動きを出す。フロントのうぶ毛を短めにカットしておさまりと軽さを出す。COLOR/ブリーチ2回。抜きっぱなし。STYLING/スタイリング剤はクリームのみ。極細の束をバック方向に流して作る。バックのスタイリングはアシンメトリーに仕上げ、えりあしはみつえりだけ前に流してあとは下にまっすぐ落として完成。

syn 齋藤正太
さいとうしょうた。『syn』代表。1992年生まれ。長野県出身。埼玉県理容美容専門学校卒業。実はバイク乗り。

ゆるめカールと顔まわりのニュアンスが色気たっぷりのラフさを表現。

style from Tanaka Kosei (syn) model:shun

ラフな部分とていねいに計算された部分が互いを引き立て合うコントラストが秀逸なスタイル。野暮ったい重めウェイトのアウトラインが顔まわりの軽さのドキッとする色気につながっている。

【How to】
CUT/えり足は厚め長めに残しつつ、毛先の量感はしっかりめに取る。全体はグラでローウェイトに仕上げながら全体をつなぎつつ、フロント顔まわりのみレイヤーを入れて動きと軽さを狙う。セニングを中間毛先のみに入れる。STYLING/顔まわりとえり足はゆるめのカールをアイロンで入れる。サイド内側にはスパイラルを入れてボリュームをコントロールしつつ、表面のシルエットはキープ。表面のニュアンスはツイストスパイラルをゆるめに入れて作る。

syn 田中虹成
たなかこうせい。『syn』スタイリスト。2002年生まれ。千葉県出身。早稲田美容専門学校卒業。実は博物館に行くのが趣味。

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syn 齋藤正太

さいとうしょうた。『syn』代表。1992年生まれ。長野県出身。埼玉県理容美容専門学校卒業。実はバイク乗り。

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syn 田中虹成

たなかこうせい。『syn』スタイリスト。2002年生まれ。千葉県出身。早稲田美容専門学校卒業。実は博物館に行くのが趣味。

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