PREPPY

12 Oct 2025
12 Oct 2025
hair
           

リアルヘアをクリエイティブな感覚で魅せる! 2025 A/W MY TREND HAIR

「DREAM PLUS CONTEST 2025」の1st&2nd審査員を務め、デザインへの熱い思いを持つ5人が
PREPPYに再集結! 「N.ルフレカラー」 を使い、マイトレンドヘアをクリエイティブに表現します。

ミニマムなヘアを彩る
柔らかレッドオレンジに釘付け

PREPPY2025.11月号/ 056ページ

新生部とブリーチ部分の色の出方の違いによってツートーンに見えますが、ワンメイクなので次のカラー提案もしやすいのがポイント。ラインを生かしたシンプルでミニマムなデザインに発色のよい色をのせると、デザインのバランスがよいと思いました。秋冬におすすめです!

HOW TO
CUT/もみあげ~サイド~バックにかけて平行にカットし、毛先にブツ切り感を残しつつレイヤーを入れて動かしやすくする。バックは刈上げにし、ベリーショートの雰囲気とボブっぽさを同時に楽しめる「ベリーショートボブ」に。前髪はおでこの丸みに沿ってストレートにカット。STYLING/根元~毛先までまんべんなくオイルをつけ、束感を出す。

REFLET COLOR RECIPE
beforeは全頭18レベルのブリーチ毛。新生部は2~3㎝。7レベルのスカーレット(OX3%)を新生部・既染部すべてにワンメイク。

Cocoon 泰斗
たいと。『コクーン』銀座 ディレクター。窪田理容美容専門学校卒業。骨格や毛流、髪質を生かしたカットが得意。@cocoon_taito

計算されたシルエットに、
ヘルシーレッドが好相性

PREPPY2025.11月号/ 057ページ

コンパクトでまとまりのあるフォルムの中に動きやエッジを効かせ、そのバランスにこだわりました。かわいさは壊さずにちょっとだけ遊び心を散りばめています。秋冬はガーネットやピンクなどの暖色系カラーで女性らしく、いつもと違うおしゃれを届けたいと考えています。

HOW TO
CUT/ワイドバングのマッシュウルフ。全体にスライドカットを入れて軽さを出す。STYLING/全体にクセある&パーマの残りを生かし、19㎜のロッドをオールパーパスで平巻き。耳後ろのみ逆巻きにし、顔まわりと耳前はピンパーマを巻く。ロッドオフ後、カールをクッションブラシでとかしてほぐし、水を付けてセミウェットに。ハチ下~耳後ろにオイルを付けてなじませる。

REFLET COLOR RECIPE
beforeは全頭黒染め。ライトナーで13~14レベルまでトーンアップ。ネープと表面をランダムに毛束を取って細めのブリーチを施し、9レベルのガーネットをワンメイク(OX4.5%)。

Hank. 米澤香央里
よねざわかおり。『ハンク』アートディレクター。日本美容専門学校卒業。顔まわりカットや色落ちがきれいなカラーがこだわり。@kaoriyonezawa_hank

ウェットな質感と2層のベージュで
ヘルシーな色気を演出

PREPPY2025.11月号/ 058ページ

フロントとバックのセクションブリーチにベースより2レベル明るい色を入れたことで、シンプルなカットにデザイン性を持たせています。ショートはボーイッシュになりがちですが、ヘビーウェットな質感にすることで女性らしい色気を演出しました。ウェットヘアは秋冬の推しです!

HOW TO
CUT/グラデーションベースの前上がりのショートボブ。トップと顔まわりにレイヤーを入れる。前髪は厚めにつくり、モード感を際立たせる。STYLING/水:オイル=1:2で混ぜ、全体にしっかりもみ込む。水を混ぜるとベタつかず、髪へのなじみがよいだけでなく、光沢を出しつつ抜け感も出せる。

REFLET COLOR RECIPE
beforeはベースが8~9レベルのブラウン。フロントのセクションブリーチ部分は18レベル。新生部は3㎝。バックにスライシングでブリーチを入れる。ベースは7レベルのアメトリン(OX4.5%)、ブリーチ部分は9レベルのアメトリン(OX3%)を時間差で塗布。

COA 小西恭平
こにしきょうへい。『コア』代表。国際文化理容美容専門学校渋谷校卒業。再現性のあるヘアづくりがモットー。透明感のあるカラーが得意。@kyohei_konishi

ツートーンカラーが見え隠れする
マットなミディアムモード

PREPPY2025.11月号/ 059ページ

ベーシックなミディアムレイヤーに、奥行きのあるカラーを入れたのがポイント。イヤー・トゥ・イヤーより前は耳上から1㎝ずつ横スライスでパネルを取り、下からベージュとイエローを交互に塗布しています。前髪もツートンカラーにしておしゃれな雰囲気に仕上げました。

HOW TO
CUT/前髪をノーズラインでカットしたミディアムレイヤー。STYLING/中間~毛先にかけ、32㎜のアイロンで全体的にリバース、フォワードのミックス巻きに。ほおにめがけてフォワードに巻いて小顔効果を狙い、その後ろのセクションはリバースに巻く。仕上げにソフトワックスを塗布してドライでマットな質感に。

REFLET COLOR RECIPE
beforeは17.5レベルの全頭ブリーチ。根元~中間は3回程度、毛先は5回程度のブリーチ履歴あり。根元は2cm空け、イエロー部分は9シトリン:クリア=1:1(OX3%)、ベージュ部分は9フォグ:クリア=1:1に9ブリックを10%混ぜて塗布(OX3%)。

PELE RYUSEI
りゅうせい。『ペレ』代表。資生堂美容技術専門学校卒業。エッジの効いたカットやブリーチカラーで高い支持を集める。@n_saka_10

高彩度なブルーグリーンで
柔らかウルフを格上げ

PREPPY2025.11月号/ 060ページ

シンプルにワントーンでカラーすることであえて緩めに見せた&計算されたカットラインに目がいく設計にしています。特に高彩度カラーであってもナチュラルに見せるための似合わせを意識しました。秋冬はパーマやフロントに比重を置いたデザインを推したいです!

HOW TO
CUT/ベースはラフなウルフ。抜け感を出して整いすぎない質感にし、ナチュラル感を演出。STYLING/アイロンやブローなどはあえてせず、クセや自然なふくらみを生かしてキメすぎない”攻めナチュラル”に。全体にオイルを塗布し、数分経過して髪が油分を吸い込み始めたときに毛先を整え、ぬるっとした質感をつくる。

REFLET COLOR RECIPE
beforeは全頭17レベルのブリーチ毛。13レベルのペリドット:7レベルのペリドット=1:2(OX3%)をワンメイク。

SYUK kazu
かず。『シュク』代表。仙台理容美容専門学校卒業。「誰よりも美しいカット」が信条。中でもショートやボブウルフを得意とする。@kazu_syuk_

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photo:Sano Kazuki(P.056-059)、Koda Toshimitsu(P.060) text:Morinaga Yasue

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