汗をかくと、前髪が額に張り付く、ぺたんこになる、束が割れてスカスカに見える。そんな悩みを減らすには、ワックスやスプレーを増やすのではなく、根元からセットすることが大切です。前髪を崩れにくくするには、朝のドライヤーの使い方やスタイリング剤をつける順番がポイントです。
この記事では、朝5分でできる前髪が崩れにくいセット方法を3ステップで解説します。 あわせて、前髪が崩れる原因や外出先での直し方も紹介します。
メンズの前髪が汗で崩れる原因

① 根元が濡れて生えぐせが戻る
前髪の形は、毛先よりも根元の向きで決まります。朝に整えても、汗で根元が濡れると生えぐせや分けぐせが戻り、前髪が崩れやすくなります。
② 汗と皮脂で前髪が張り付く
額の汗や皮脂が前髪につくと、髪同士がくっついて束になり、前髪が割れたり地肌が目立ちやすくなります。整髪料のつけすぎは、さらに張り付きやすくなる原因です。
③ スタイリング剤をつけすぎている
前髪は毛量が少ないため、ワックスやオイルをつけすぎると重さでつぶれやすくなります。崩れにくくするには、整髪料を増やすよりも、ドライヤーで根元の土台を作ることが大切です。
汗で崩れにくいメンズ前髪のセット方法

事前に用意するものは次の5つです。
・水または寝ぐせ直しミスト
・ドライヤー
・コーム
・ワックス
・ヘアスプレー
ヘアアイロンは、前髪のうねりや毛先を整えたい場合のみ使用します。
Step 1|前髪の根元を濡らす
前髪は毛先ではなく、根元から濡らすことがポイントです。
毛先だけではなく、生え際から1〜2cmほどまで水分を含ませましょう。寝ぐせや分けぐせが残ったままセットすると、汗をかいたときに根元が元の状態へ戻りやすくなります。
髪全体を濡らす必要はありません。
霧吹きや寝ぐせ直しミストを使い、根元がしっとりする程度まで濡らせば十分です。
Step 2|ドライヤーで形を整え、必要に応じてヘアアイロンを使う
まずは左右に動かしながら乾かし、最後は冷風で固定します。
最初からセットしたい方向へ流すのではなく、一度反対方向へ動かしてから戻すことで、生えぐせや分けぐせをリセットしやすくなります。
ドライヤーは髪から15〜20cmほど離し、上から斜め下へ風を当てましょう。前髪が8〜9割乾いたら、下ろし前髪は根元を少し持ち上げるように、センターパートは分け目を開くように整えます。
形が整ったら、同じ状態を保ったまま冷風を5〜10秒ほど当てると、セットが長持ちしやすくなります。
ヘアアイロンは、前髪のうねりや毛流れが気になる場合だけ使います。
根元から強く挟むとぺたんこになりやすいため、中間から毛先を中心に軽く通しましょう。下ろし前髪は自然な内巻きに、センターパートは外へ流すように丸みをつけると、汗をかいても形を保ちやすくなります。
Step 3|ワックスとスプレーで仕上げる
ワックスは毛先へ少量だけなじませます。
ワックスは10円玉より少ない量を手のひら全体によく伸ばし、まずは後頭部やサイドになじませます。前髪には手に残った少量だけを使い、毛先をつまむようにつけると自然な束感が出せます。根元につけると汗や皮脂と混ざって重くなりやすいため避けましょう。
仕上げはスプレーを裏側と根元へ吹きかけて固定します。
前髪から20cmほど離し、軽く持ち上げながら裏側と根元へ1〜2回吹きかけます。表面へ大量にスプレーすると、汗をかいたときに太い束になりやすくなるため注意してください。
セット後はスプレーが乾くまで前髪を触らないことも、崩れにくくするポイントです。
前髪のタイプ別・崩れにくくするセットのコツ
マッシュ(下ろし前髪)

前髪を額へ密着させず、根元を少し浮かせるようにセットすると、汗をかいても髪と肌の間に空間ができ、張り付きにくくなります。 また、束を細かく作りすぎると汗で束同士がくっつきやすくなるため、自然な束感を意識しましょう。
シースルーバング

スタイリング剤はごく少量に抑え、毛束を作りすぎないようにしましょう。シースルーバングは髪が細い束になりやすいため、整髪料をつけすぎると汗で束がまとまり、地肌が目立ちやすくなります。 中央だけを軽く下ろすと、少し崩れても自然に見えます。
センターパート

濡らしたあと、一度分け目と反対方向へ乾かしてから元へ戻すと、根元に立ち上がりが生まれ、時間が経っても分け目がつぶれにくくなります。 スプレーは毛先ではなく、分け目の根元を中心に使うと立ち上がりをキープしやすくなります。
アップバング

前髪を上げた状態で温風を当て、形を整えたら冷風で固定します。前髪が額に触れにくいアップバングは比較的汗に強いスタイルですが、根元がつぶれると前髪が下がりやすくなります。 最後に根元の裏側へスプレーを使うと、立ち上がりを維持しやすくなります。
前髪が崩れやすくなるNGセット
正しいセット方法でも、やり方によっては前髪が崩れやすくなることがあります。次のポイントに注意しましょう。
× 前髪を濡らさずにセットする
寝ぐせや生えぐせが残ったままでは、汗をかくと元の状態へ戻りやすくなります。
× ワックスを前髪の根元につける
前髪は整髪料がつきすぎやすい部分です。後頭部やサイドにつけたあと、手に残った量だけを前髪へ使いましょう。
× スプレーを近距離から吹きかける
近距離から大量に吹きかけると、一部分だけが固まり、汗で束になりやすくなります。
× 髪が乾く前に整髪料をつける
水分が残った状態ではワックスが均一になじまず、重たい仕上がりになります。根元までしっかり乾かしてから使いましょう。
外出先で崩れた前髪の直し方

汗で前髪が崩れたときは、すぐにワックスやスプレーを足さないようにしましょう。
前髪だけを直しても、額に汗や皮脂が残ったままでは再び張り付きやすくなります。 まずは額の汗を拭き取り、前髪の水分や皮脂を取り除いてから整え直すのがポイントです。
次の手順で直してみてください。
1. 額の汗をティッシュやハンカチで押さえる
2. 前髪の水分を軽く取る
3. コームで束をほぐす
4. ドライヤーやハンディファンで根元を乾かす
5. 必要な部分だけスプレーで固定する
すべてやり直さなくても、この手順だけで張り付きや束割れは目立ちにくくなります。
メンズ前髪セットでよくある質問(FAQ)
Q. ワックスなしでもキープできますか?
A. ドライヤーで根元を整え、スプレーで固定すれば、自然な前髪ならワックスなしでもキープできる場合があります。
Q. 汗に強いワックスなら崩れませんか?
A. キープ力の高いワックスでも、大量の汗や湿気では崩れることがあります。整髪料だけに頼るのではなく、ドライヤーで根元を整えることが重要です。
Q. 帽子をかぶる日はどうセットすればいいですか?
A. 帽子をかぶると前髪の根元がつぶれやすいため、長時間きれいな状態を保つのは難しくなります。前髪を上げるスタイルにしたり、帽子を外したあとにコームやヘアスプレーで軽く整えたりすると、崩れを直しやすくなります。
汗に負けない前髪は、朝のセットで決まる
汗で前髪が崩れると、「もっとキープ力の強いワックスやスプレーを使えばいい」と考えがちです。実際は、前髪の持ちを左右するのは整髪料よりも、朝のセットで根元の土台を作れているかどうかです。
一度セット方法を見直せば、使うアイテムを増やさなくても前髪は扱いやすくなります。毎朝の数分を少し工夫して、汗をかく日でも崩れにくい前髪を目指してみてください。
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