シャープな毛束感と軽快な動きが魅力のスパイキーショート。短めのシルエットをベースに、刈り上げやパーマ、カラーなどを組み合わせることで、爽やかにも個性的にも仕上げられます。
この記事では、人気のスタイル8選をはじめ、顔型・髪質別の似合わせポイント、美容室での頼み方、自宅でのセット方法を紹介します。
スパイキーショートとは?今人気のメンズヘア

「スパイキー(Spiky)」には「トゲのような」という意味があり、シャープな毛束感とトップの動きが特徴のショートスタイルです。トップにレイヤーを入れ、毛束を立ち上げたり散らしたりすることで、軽快な印象に仕上げます。
以前はハードワックスで毛束をしっかり立ち上げるスタイルが主流でしたが、最近はナチュラルな束感や軽い動きを取り入れたデザインも人気。トップの長さやサイドのデザイン、パーマやカラーによってさまざまな雰囲気を楽しめます。
ベリーショートとの違いは「トップの長さ」
ベリーショートが全体を短く整えるのに対し、スパイキーショートはトップにある程度の長さを残して動きをつくるのが特徴です。前髪を上げても下ろしても仕上げられ、長さや毛流れによって印象を変えられます。
スパイキーショートの人気スタイル8選
スパイキーショートは、トップの長さや刈り上げの入れ方、パーマやカラーの有無によって印象が大きく変わります。ここでは、特に人気の高い8つのスタイルを紹介します。
王道スパイキーショート

初めて挑戦するなら、ベーシックなスパイキーショートがおすすめです。
トップに程よく長さを残し、毛束感をつくることで爽やかな印象に仕上がります。オン・オフ問わず取り入れやすく、年代やファッションを選びにくいのも魅力です。
こんな人におすすめ
・初めてスパイキーショートに挑戦する人
・清潔感を重視したい人
・扱いやすいショートにしたい人
フェード×スパイキーショート

刈り上げをグラデーション状につなげたフェードスタイルは、シャープで洗練された印象が魅力です。トップとのコントラストが際立ち、男らしい雰囲気を演出できます。
こんな人におすすめ
・すっきりした印象にしたい人
・シャープなシルエットが好きな人
・バーバースタイルが好きな人
ピンパーマ×黒髪スパイキーショート

黒髪のスパイキーショートにピンパーマを施し、毛先に自然な動きをプラス。カラーをしなくても立体感を出しやすく、スタイリングもしやすいのが魅力です。強く動かしすぎなければ、ビジネスシーンにも取り入れやすいスタイルです。
こんな人におすすめ
・黒髪でも動きのあるスタイルにしたい人
・スタイリングをしやすくしたい人
・パーマでスタイリングをしやすくしたい人
ニュアンスパーマ×スパイキーショート

ニュアンスパーマを組み合わせると、ワックスを軽くなじませるだけでも自然な束感をつくりやすくなります。毎朝アイロンを使わなくても動きが出しやすいため、スタイリングを楽にしたい人にも人気です。
こんな人におすすめ
・直毛で動きが出にくい人
・セット時間を短縮したい人
・柔らかい印象に仕上げたい人
ツーブロック風×長めスパイキーショート(スイングショート)

サイドやアンダーをすっきり整え、ツーブロックのようなメリハリをつけた長めのスパイキーショート。トップや前髪には長さを残し、毛先に自然な動きをつけることで、軽快さと柔らかな雰囲気を両立しています。
こんな人におすすめ
・短すぎないスパイキーショートにしたい人
・自然な動きのあるスタイルが好きな人
・サイドをすっきりさせたい人
ハイトーン×スパイキーショート

ブリーチやハイトーンカラーを組み合わせると、束感がより際立ちます。シルバーやアッシュ系のカラーとも相性が良く、個性的なスタイルを楽しみたい人に人気です。
こんな人におすすめ
・イメージチェンジしたい人
・個性的なスタイルを楽しみたい人
・カラーでスパイキーショートを楽しみたい人
韓国風スパイキーショート

束感を作り込みすぎず、自然な動きを残したデザインです。前髪を下ろしたり、センター寄りに分けたりすることで、今っぽい抜け感を演出できます。
こんな人におすすめ
・韓国ヘアが好きな人
・ナチュラルな雰囲気にしたい人
・トレンド感のある髪型にしたい人
ビジネススパイキーショート

トップの長さをやや残しつつ、束感を控えめに仕上げたデザインです。派手になりすぎず、清潔感を重視したい社会人にも取り入れやすいスタイルです。
こんな人におすすめ
・仕事でも取り入れやすい髪型にしたい人
・清潔感のあるスパイキーショートにしたい人
・派手すぎない髪型にしたい人
スパイキーショートの似合わせポイント|顔型・髪質別に解説
スパイキーショートは、トップやサイドの長さ、毛束のつくり方を調整することで、顔型や髪質に合わせやすいスタイルです。ここでは、顔型・髪質別にスパイキーショートを似合わせるポイントを紹介します。
面長の人
面長の人は、トップを高く立ち上げすぎると縦の印象が強く見えることがあります。
トップの高さを控えめにし、サイドに適度な長さやボリュームを残すと、顔まわりとのバランスが取りやすくなります。
丸顔の人
丸顔の人は、トップに高さを出すことで縦のラインが強調され、顔まわりがすっきり見えます。
前髪を軽く上げるアップバングを組み合わせるのもおすすめです。
ベース型・エラ張りが気になる人
サイドを刈り上げすぎると、輪郭の角が強調される場合があります。
刈り上げの高さやサイドの長さを調整し、トップに動きをつくることで、全体のバランスを整えやすくなります。
直毛の人
直毛は毛束をつくりやすく、スパイキーショートと相性のよい髪質です。
髪の動きが出やすいようにレイヤーを入れることで、スパイキーショートらしいシャープな束感を楽しみやすくなります。
くせ毛の人
くせ毛は自然な動きを活かせるため、スパイキーショートにも取り入れやすい髪質です。
広がりやすい場合は、毛量や長さを調整し、くせの出方に合わせてシルエットをつくることがポイントです。
軟毛・剛毛の人
軟毛は髪がつぶれやすいため、トップの立ち上がりやボリュームを考えてカットすることが大切です。
一方、剛毛は髪が動きにくかったり、広がりやすかったりするため、毛量や長さを調整して扱いやすくします。
スパイキーショートの頼み方|美容室で失敗しないオーダーポイント

スパイキーショートは、長さや前髪の仕上げ方で印象が変わります。なりたい雰囲気や普段のセット方法まで伝えて、理想のスタイルを共有しましょう。
写真を見せるのが一番伝わりやすい
気になるスタイル写真を2〜3枚用意し、「この雰囲気が好き」「前髪はこのくらい残したい」など、具体的に伝えましょう。
トップ・サイドの長さを伝える
トップを短くするとシャープに、長めに残すと動きのある柔らかな印象に仕上がります。サイドや襟足も、すっきり短くするのか、自然に残すのかを伝えておくと安心です。
前髪と刈り上げの希望を伝える
前髪は上げるか下ろすか、サイドや襟足はどの程度すっきりさせたいかを伝えましょう。
迷う場合は、仕事や休日など普段のスタイリングも伝えると、美容師に相談しやすくなります。
▾オーダー例
「スパイキーショートにしたいです。トップは束感が出る長さを残して、サイドと襟足はすっきりめに。前髪は上げても下ろしてもセットできる長さにしたいです。」
スパイキーショートのセット方法|初心者でも再現しやすいコツ

スパイキーショートは、ドライヤーで根元を立ち上げ、スタイリング剤で毛束を整えるのが基本。ポイントを押さえれば、自宅でも自然な束感をつくれます。
Step1|ドライヤーで髪の流れをつくる
髪全体を軽く濡らし、根元を立ち上げるように乾かします。
トップは下から風を当ててボリュームを出し、サイドは上から風を当てて抑えると、メリハリのあるシルエットに仕上がります。
Step2|スタイリング剤を全体になじませる
スタイリング剤を手のひらによく伸ばし、後頭部やトップなど髪の内側からなじませます。前髪は最後に整えると、つきすぎを防げます。
仕上がりに合わせて種類を選び、足りなければ少量ずつ足して調整しましょう。
スタイリング剤の選び方
| 仕上がり | おすすめのスタイリング剤 |
|---|---|
| ナチュラルな束感 | ファイバーワックス、クリームワックス |
| 動きをしっかり出したい | ハードワックス |
| ツヤ感を出したい | ジェル、グリース |
| ボリュームを出したい | 軽めのワックス、パウダーワックス |
Step3|毛束をつまんで動きを出す
髪全体になじませたら、毛束を少しずつつまんでシルエットを整えます。毛先を散らすように仕上げると、スパイキーショートらしい軽やかな束感が生まれます。
よくある質問(FAQ)
Q. ワックスなしでもスパイキーショートにできますか?
A. ある程度のシルエットはつくれますが、スパイキーショートらしい束感や立体感を出すには、スタイリング剤を使うのがおすすめです。自然な動きを出したい場合は、軽めのワックスなどを少量使うとよいでしょう。
Q. スパイキーショートにパーマは必要ですか?
A. 必須ではありません。直毛で動きが出にくい人や、スタイリングを簡単にしたい人は、ニュアンスパーマやピンパーマを取り入れるとセットしやすくなります。
Q. スパイキーショートはどれくらいの頻度でカットすればいいですか?
A. シルエットをきれいに保つなら、3〜5週間に1回が目安です。特にサイドや襟足は伸びると全体の印象が変わりやすいため、定期的なメンテナンスがおすすめです。
スパイキーショートで、いつものスタイルを変えてみる
スパイキーショートは、長さや毛束感、前髪の仕上げ方によって印象を変えられます。気になるスタイルがあれば写真を保存して、美容師に見せながら、髪質や普段のセットについて相談してみましょう。
「このスタイルにしてみたい」というイメージを伝えて、ぜひスパイキーショートに挑戦してみてください。
※本記事で紹介しているヘアスタイルは、過去掲載作品のアーカイブです。掲載内容に関して修正等をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。