きちんと整えているのに、頑張りすぎて見えない。そんな“ちょうどいいおしゃれ感”が欲しいときに気になるのが、抜け感のあるミディアムヘアです。
ただ、「抜け感」とひとことで言っても、前髪を薄くするのか、顔まわりに動きをつけるのか、毛先を軽やかに見せるのかで印象は変わります。
そこで今回は、抜け感のあるミディアムヘアを、前髪やレイヤー、ウェーブなどのポイント別に紹介。美容室でなりたいイメージを伝えるときに役立つ、スタイルの見方やチェックポイントも紹介します。
抜け感のあるミディアムヘアとは? ポイントは「余白」と「動き」
「抜け感がある」と感じるヘアには、毛先の揺れや顔まわりの空間など、視線が抜ける“余白”があります。髪をただ軽くするのではなく、前髪や顔まわり、毛先などに動きをつくることがポイントです。
ミディアムは肩から鎖骨あたりまでの長さで、ストレートからウェーブまで幅広く楽しめるレングス。抜け感をつくるポイントとして、次の4つに注目してみましょう。
・前髪に透け感があるか
・顔まわりに動きや空間があるか
・毛先が軽やかに動いているか
・髪色と質感が重く見えないか
この4つを意識すると、自分が好きな「抜け感」のポイントも見つかります。
シースルーバングでつくる抜け感ミディアム3選
前髪に透け感をつくるシースルーバングは、顔まわりに“余白”をつくりやすいデザイン。前髪の厚みや長さ、毛先の動かし方によって、軽やかさや柔らかな印象が変わります。
暗髪×シースルーバングのミディアム

暗髪のミディアムに、薄めのシースルーバングを合わせたスタイル。
前髪に透け感をつくり、サイドを耳にかけて首元をすっきり見せることで、落ち着いた髪色でも軽やかな印象に。
毛先に自然な動きをつけると、シンプルながら抜け感のあるスタイルに仕上がります。
長めシースルーバング×顔まわりレイヤー

目にかかるくらいの長めのシースルーバングに、顔まわりのレイヤーを合わせたミディアム。
前髪に透け感を残しながら長さをつくることで、額を見せすぎず柔らかな印象に。
あごラインからサイドへつながるレイヤーが顔まわりに自然な動きを生み、ストレートベースでも軽やかに仕上がります。
シースルーバング×くびれミディアム

シースルーバングに顔まわりのレイヤーを重ね、首元にくびれをつくったミディアム。
目の横からリップラインへつながる毛束や、顔まわりを包むレイヤーで立体感をプラス。
毛先を外ハネ、表面を内巻きにすると、首元に自然なくびれが生まれ、女性らしいシルエットが引き立ちます。
ウェーブ・パーマでつくる抜け感ミディアム4選
ウェーブやパーマは、髪を軽くしすぎなくても動きを出せるのが魅力。カールを強くしすぎず、毛束の動きにゆとりを残すと、自然な抜け感につながります。
黒髪ニュアンスパーマ×ハイレイヤー

黒髪にニュアンスパーマを合わせ、ハイレイヤーで動きを出したミディアム。
毛束に自然な動きが生まれることで、黒髪でも重たく見えにくく、ラフで軽やかな印象に。
顔まわりからしっかりレイヤーを入れることで、パーマの動きもより引き立ちます。
センターパート×大人ニュアンスウェーブ

センターパートで顔まわりをすっきり見せながら、ゆるやかなウェーブで柔らかな動きを出したミディアム。
前髪を中央で分けて額を自然に見せると、顔まわりに縦のラインが生まれます。
毛先まできっちり巻き込まず、ゆったりとしたウェーブをつけることで、作り込みすぎないラフな雰囲気に仕上がります。
大きめウェーブ×長め前髪

鎖骨下まであるミディアムに、大きくゆったりとしたウェーブを合わせたスタイル。
長めの前髪を中央で分け、顔まわりに毛束を残すことで自然な空間が生まれます。
細かなカールを重ねず、大きなウェーブで動きを出すことで、女性らしさを残しながら軽やかに見せられます。
短めバング×ニュアンスウェーブ

短めの前髪に、毛先のラフなウェーブを合わせたミディアム。
カールをきっちりそろえず、毛束ごとに少しずつ動きを変えると、作り込みすぎない自然な雰囲気に仕上がります。
短めの前髪と柔らかなウェーブのコントラストが、ほどよい抜け感を生み出します。
レイヤーでつくる抜け感ミディアム4選
レイヤーを入れる位置や顔まわりの毛束によって、ミディアムの軽やかさは変わります。全体の長さを残しながら動きをつくれるのも、レイヤースタイルの魅力です。
ぱっつんバング×ナチュラル外ハネ

目元にかかるくらいの前髪をまっすぐ見せ、毛先を自然な外ハネにしたミディアム。
前髪に存在感を残しながら毛先を外へ逃がすことで、首まわりに動きが生まれ、全体が軽やかに見えます。
前髪と毛先で質感に変化をつけることで、シンプルなスタイルにもほどよい抜け感が生まれます。
顔まわりレイヤー×ラフなミディアム

顔まわりに独立したレイヤーを入れ、毛束の動きを生かしたラフなミディアム。
リップラインからあごラインにかけてレイヤーを入れ、サイドへつなげることで、顔まわりに軽やかな動きが生まれます。
トップからミドルにもレイヤーを入れると、毛先をワンカールするだけでも立体感が生まれます。
ハイトーンカラー×レイヤーミディアム

ハイトーンカラーに、顔まわりから毛先まで動きのあるレイヤーを合わせたミディアム。
明るい髪色によって毛束の重なりが際立ち、レイヤーの動きも軽やかに見えます。
顔まわりに透ける部分をつくることで、長さを残しながらすっきり見せられます。
韓国風センターパート×外巻きミディアム

重めのベースに、顔まわりのレイヤーと外巻きのワンカールを合わせたミディアム。
頬骨にかかる長さの毛束を顔まわりに残すことで、重さを残しながら抜け感をつくれます。
毛先をゆるく外巻きにし、顔まわりのレイヤーとつなげることで、すっきりとしたシルエットが生まれます。
美容室で「抜け感ミディアム」を伝える5つのチェックポイント
好きなスタイルの写真を2〜3枚保存して、前髪や顔まわりなど「ここが好き」というポイントを整理しておきましょう。髪質や現在の長さ、カラー履歴とあわせて、写真のどこに惹かれたのかも伝えてみてください。
① 前髪の長さ・厚み・透け感
薄め、長め、幅広など、前髪のデザインだけでも顔まわりの印象は変わります。気になるスタイルでは、前髪の長さや厚み、透け感にも注目してみてください。
② 顔まわりの動き
頬やあごのあたりに短い毛束があるか、顔まわりにどのくらいレイヤーが入っているかをチェック。顔まわりのつくり方によって、同じミディアムでも軽やかさや女性らしさが変わります。
③ レイヤーの高さ・量
顔まわりだけに入れるのか、トップや全体にも入れるのかで、仕上がりの動きは変わります。正面だけでなく、横から見た写真も用意しておくと、イメージが伝わりやすくなります。
④ 毛先の動き
毛先の動きによって、スタイルの雰囲気は大きく変わります。自分でセットするときのことも考えながら、ストレート、外ハネ、ワンカール、ウェーブなど、普段どんな仕上がりにしたいかイメージしておきましょう。
⑤ 髪色と質感
同じカットでも、髪色やツヤ感によって印象は変わります。暗髪で落ち着かせたいのか、明るめのカラーで軽やかに見せたいのか、好きなカラーの写真も一緒に見せて、髪色のイメージも伝えましょう。
たとえば、「抜け感が欲しい」とだけ伝えるのではなく、
「この写真の、前髪に隙間がある感じが好き」
「顔まわりは動かしたいけれど、毛先の厚みは残したい」
「普段はストレートなので、巻かなくても雰囲気が出る形が理想」
というように、好きな部分+普段の過ごし方まで具体的に伝えると、なりたいイメージが伝わりやすくなります。
抜け感ミディアムで、軽やかに印象チェンジ
抜け感ミディアムヘアは、前髪や顔まわり、レイヤー、毛先の動きなど、取り入れるポイントによって表情が変わります。
気になるスタイルが見つかったら、まずは「この前髪が好き」「この顔まわりに惹かれる」など、写真の中で気になった部分を探してみて。いつものミディアムにひとつ取り入れるところから、抜け感のあるヘアを楽しんでみてください。
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