PREPPY2026年10月号連動
K-POPアイドルや韓国ドラマでメイクを手がける、『YU1L×Joy187』のトップディレクター、ハン・ダヘさんが、本場韓国の「水光肌」と「骨格デザイン」の神髄を伝授。韓国メイクと日本のメイクの違いをひもときながら、洗練された韓国メイクのテクニックを学びます!
「キュートで目を引く」ステージ映えするアイドルメイク

今回は、日本の方がイメージするアイドルメイクをつくってみました。華やかでキュート、フレッシュさが特徴。アイドルメイクの基本的な考え方としては、強い照明の下でもしっかり映えなければならないので、目鼻立ちの立体感や色味は、かなり大胆にはっきりと。そして、その色味をしっかり際立たせるために、ベースメイクで肌のトーンをかなり明るく仕上げます。ピンクのコンシーラーとBB クリームを混ぜ、ほおを明るく見せるだけで、目元の発色がよく見えますよ。前編のナチュラルメイク、中編の女優メイクをベースに、アイドルメイクのテクニックを見ていきましょう。
〈おさらい〉前編 ナチュラルメイク
ファンデ-ションの量に強弱をつけて、立体感のあるフォルムに

ファンデーションは質感や色味を組み合わせて肌色を調整。パーツごとにスポンジでていねいになじませ、自然な仕上がりに。
〈おさらい〉中編 女優メイク
「粘膜埋め」で目力アップ、華やかではなく、印象的な目元に

クリームタイプのアイライナーで、まつ毛の根元のすき間を埋めるようにラインを引くと、自然で印象的な目元に仕上がります。
〈最終回〉後編 アイドルメイク
ふだんのメイクにも落とし込めるテクニック満載

キュートな魅力溢れるアイドルメイク。明るく透明感のある肌と発色のよいカラーを合わせ、ステージ映えするパッと目を引く華やかさを。
PROCESS

(左から)
①肌なじみの良いピンクのアイカラーをアイホール全体に塗布。目元にはアイドルらしいピンクを使用。黄みの強い肌には反対色(むらさきみ)を加えることで、目元を強調できます。
②グラデーションをつくるよう、目の際に少し濃いめのアイカラーを。
③女優メイクで入れた目力アップのテクニック「粘膜埋め」からつなげるように、目元を切れ長に見えるようウィングラインを。

(左から)
④ビューラーでまつげを根元から上げます。
⑤女優メイクより少し長めの部分用つけまつげを目頭から目尻まで装着。
⑥つけまつげと地まつげをなじませるように、ロングタイプのマスカラを塗布します。

(左から)
⑦先細のピンセットを使い、束感を整えます。まつげを5~ 8本ずつ軽くつまみ、毛先に向かってすっと抜くようにして束感を出して。
⑧女優メイクで学んだ竹ぐしカールを。竹ぐしをライターであぶって温めます。
⑨竹ぐしでまつげを上下からはさみ、まつ毛を根元から大胆に持ち上げるようにアップさせます。

(左から)
⑩目の下、涙袋にアイホールにのせたピンクのアイカラーを塗布。
⑪目の下の際に少し濃いめピンクのアイカラーで血色感をプラス。
⑫目尻の際に少し濃いめのアイカラーをオンして立体感を。

(左から)
⑬下まつげに、ブラシを縦にしてマスカラをしっかりと塗ります。
⑭上まつげ同様、ピンセットで束感をつけて。
⑮バランスを見て、目の下にアイカラーを足します。

(左から)
⑯BBクリームとピンクのコンシーラーを合わせ、ほおを中心に薄くのばし、ベースを明るく見せます。
⑰チークをふんわりとほおにのせて。ベースを明るくすることでアイカラーやチークの発色がより引き立ちます。
⑱もみあげからえらにかけてシェーディングを入れ、フェイスラインを引き締めます。

⑲淡いピンクカラーのリップペンシルでオーバーリップめに輪郭を描いて。
⑳唇の内側に濃いめのカラーを重ねて、韓国メイクらしいグラデーションをつくります。
㉑ブラシでカラーの境目をやさしくなじませ、ふんわり自然なグラデーションリップに仕上げます。
動画でチェック!①
FINISH

白く血色のよい肌、大きく印象的な目元が魅力の「アイドルメイク」。ピンクを基調にした目元と、繊細なまつ毛で透明感をプラスするだけで、華やかで愛らしい韓国アイドル風に仕上がります。
今回レクチャーしてくれたのは……
「YU1L×JOY187」ハン・ダヘさん

ハン・ダヘ。『ユイル×ジョイ187』トップディレクター。SHINee、XG など、世界的に活躍するK-POPアーティストのメイクを担当。「透明感」と「骨格デザイン」を軸にした韓国式メイク技術の第一人者。Instagram @yu1l_official