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29 May 2026
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29 May 2026
lifestyle

【連載】毎日を整える、メンズモデルの美習慣【MATTHEW/ランウェイ編】

ファッションショーや広告、雑誌で目にする、いま注目のメンズモデルたち。彼らはいったい普段どんなケアをして、どのような日々を過ごしているのか――

第一線で活躍する彼らのリアルな美容法と、ライフスタイルにフォーカスした人気連載! 特別なテクニックから、意外と真似できるプチ習慣まで、“等身大の美容と日常” をクローズアップ。読むたびに、きっと毎日をアップデートしたくなるはず……!

今月は、EXILES MODELS のMATTHEWさん(@matthew._.kiss)が登場。

5月は特別に5週分の更新。そこで今回は、MATTHEWさんの“ランウェイ事情”に迫ります! 世界中のモデルたちがしのぎを削るパリとミラノの舞台。その裏側に広がる、想像を超える競争と緊張感とは――

MATTHEWさん最終週は特別版!
ランウェイについてフォーカス

数万人から数十人へ。選ばれるまでのリアル

パリコレクションやミラノコレクションといった世界最高峰の舞台でランウェイに立つまでには、想像以上にシビアなプロセスがあります。MATTHEWさんもまた、その過酷な競争をくぐり抜けてきたひとりです。

「ヨーロッパのコレクションは、本当に母数が多いんです。書類の段階で何万人規模が応募、そこからオーディションに進めるのが数千人、最終的にショーに出られるのは数十人という世界ですね」
1ブランドあたりのルック数はおおよそ50〜70体ほど。すでに起用が決まっている“ブランドお気に入り”のモデル枠もある中で、じっさいは残りの限られた席を巡って争う構図になるといいます。「ブランドのコンセプトにどれだけフィットするかが前提条件ですが、正直、運の要素もかなり大きいと思います」とMATTHEWさん。さらに、現地のエージェンシーに所属すること自体も簡単ではなく、スタートラインに立つまでのハードルも高いのが現実だとか。

ファッションウィーク期間中は、オーディション漬けの日々が続くそうで、「1日に何件も回るので、全部は回りきれないこともあって。数十本のオーディションのなかから、マネージャーと優先順位を決めながら動いていますね」。スケジュールと体力の両面で、戦略が求められます。

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▲パリに滞在するMATTHEWさん。コレクション期間中はミラノとパリを行き来するそう。

選考の流れは、大枠として段階的に進んでいきます。まず書類での事前選考を通過すると、キャスティング(いわゆる1stオーディション)へ。「最初はフィッティングもなく、歩きを見られるだけで終わることが多いです」。ここでは主にキャスティングディレクターが合否の判断を下すそう。

その後、通過者はコールバック(2nd)へ進み、再度ウォーキングチェック。「もう一度見たいと思ってもらえるかどうかが本当に大事です」。さらに進むと、フィッティングを伴う最終選考(3rd)へ。「実際に服を着て歩きますが、フィッティングまで行ったからといって必ず決まるわけではないんですよ」。この段階ではブランドのデザイナーが同席して、最終的な判断が下されます。

そんな厳しい選考の中で、MATTHEWさんが印象的な出来事として挙げてくれたのが、“誰もが知るビッグメゾン”のランウェイ決定の瞬間。「ショー前日の夜10時にフィックスの連絡が来て! 数時間後、翌朝が本番でした。本当にギリギリ直前で決まることが多々あるんです」と振り返ります。

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▲ファッションショー本番に向けて、ヘアメイクで調整するMATTHEWさん。

服を引き立てるという意識で臨むファッションウィーク

ランウェイ上での時間は、わずか十数秒。「表情はあまり変えないようにしています。でも心の中では、“自分、かっこいいだろ!”って思っていますね(笑)」と軽やかに本音もこぼれますが、MATTHEWさんは「ファッションショーは自分が主役ではなく、あくまで服が主役」という意識を常に持っているといいます。「だからこそ、必要以上に緊張することはないです。自分を見せるというより、服をどう見せるかに集中しています」

バックステージの空気感も印象的。「直前までは、モデル同士で普通にしゃべっていたり、すごくリラックスしていて。でもショーが始まって音楽が鳴った瞬間、みんな一気にスイッチが入って本気の表情に変わるんですよ!」

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▲ランウェイのバックステージ。ここでモデルのヘアメイクとフィッティングの最終調整が行われます。

コンディションが万全でないときもあるといいますが、MATTHEWさんは「ヘアメイクさんやスタイリストの方々に励まされて、助けられることも多いです」と、ブランドチームの大切さにも言及します。

そして、最高のパフォーマンスを引き出すためには「ブランドの世界観を事前にしっかりリサーチして、自分なりに落とし込むことは欠かせません。どのように表現しようかなと考えて臨みます」と語ります。
「いいウォーキングができたと感じる瞬間は、服の良さと音楽のテンポ、自分の表現がすべてハマったとき。すごく気持ちがいいです!」。服の魅力を最大限に引き出しながら、MATTHEWさんは自身の表現として昇華させるそう。

数万人規模の中から、わずか数十人へ。狂気にも似た競争の中で、それでもなおランウェイを歩きたいと願う情熱——。そのリアリティを、今回の取材を通して伺うことができました。

特別編を含め、1カ月にわたってお届けしてきたMATTHEWさんの“美習慣”。来月は、どんなモデルのライフスタイルに出会えるのか。次回もどうぞお楽しみに!

model

MATTHEW

ましゅー。EXILES MODELS 所属。187cm。愛知県出身。カラオケでよく歌うのは映画『アラジン』の「A Whole New World」。「友達と一緒に、ちゃんとパート分けして熱唱します!」(Photographer/MIEKO KOMURA)

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