ファッションショーや広告、雑誌で目にする、いま注目のメンズモデルたち。彼らはいったい普段どんなケアをして、どのような日々を過ごしているのか――
第一線で活躍する彼らのリアルな美容法と、ライフスタイルにフォーカスした人気連載! スキンケア、ヘアケア、ボディケア、ライフスタイルの4テーマを、1カ月にわたって毎週お届けします。特別なテクニックから、意外と真似できるプチ習慣まで、“等身大の美容と日常” をクローズアップ。読むたびに、きっと毎日をアップデートしたくなるはず……!
5月は、EXILES MODELS のMATTHEWさん(@matthew._.kiss)が登場。
第四週目は、ライフスタイルにフォーカス
多彩なインプットから培うクリエイティブの感覚
普段生活している中で、自身の趣味について聞いてみると「趣味はたくさんありますね!」とMATTHEWさん。アウトドアとインドア、どちらにも偏らない過ごし方が、そのまま彼の感性の土台になっているそう。
いま熱中しているのが、前回ボディケア編でも紹介したバスケットボール。「プレーするのはもちろん、試合やスキル動画もよく見ています」。NBAのゲームや、YouTubeでのトレーニング動画をチェックするのも日常の一部なのだとか。さらに、山登りも大切な時間のひとつといいます。「友人と一緒に登りますね。自然に触れることで自分自身リセットできますし、いい運動にもなるんです」と、外へと体を開いていくことに意識的です。
一方でインドアの時間は、よりパーソナルでクリエイティブなものに。ギターは約3年続けており、「ヨルシカの音楽の影響で始めました。すこしでも普段から触れるようにしていますね」。最近では、絵を描くことにも没頭しているいるそうで、「もともとノートにボールペンで描いたりはしていたんですけど、ちゃんとやってみたいと思って、2カ月くらい前から画材をそろえました。いまはアクリル絵具で動物などを描きながら、デッサンにも取り組んでいます。気分転換にもなりますし、楽しいですね!」。かつてはゲームに時間を費やしていた時期もあったといいますが、「今はクリエイティブなことに時間を使いたくて」と、興味の軸も自然と変化しているそう。
MATTHEWさんのファッションに対するスタンスも、こうした感覚の延長線にあります。中目黒のショップ・“DISSONANCE”で働きながら、日々服と向き合う中で培われたのは、ミニマルな美意識。「自分は服を選ぶ際、着心地や肌触りを重視しています。奇抜なものよりも、削ぎ落とされたデザインのほうがしっくりきますね」。近年は古着も取り入れつつ、ドメスティックブランドの展示会にも足を運ぶなど、視野を広げているそう。なかでも惹かれるのは、プラダやジル サンダーに代表される、シャープでクリーンな佇まい。


今日(取材日)のスタイリングも、やはりミニマルでシンプルなバランスが特徴的です。ジャケットは日本ブランド・“ヴジャデ”。「撮影の仕事で着たときに気に入って、それ以来よく着ています」。パンツは、自身が務めるDISSONANCEのオリジナルブランドから、“ニュートラル”をセレクト。足元は“コンバース チャックテイラー”を合わせて、ほどよくカジュアルダウン。アクセサリーは最小限に抑え、「つけるとしてもヴィンテージのリングくらいですね」と一言。あくまで引き算で整える、その静かなバランス感覚がスタイル全体を引き締めています。
“らしさ”で貫く、MATTHEW流のモデル哲学
憧れのモデルや人物がいるか聞いてみると、「特定の誰かというより、オリジナルの世界観を持っている人に惹かれます」とMATTHEWさん。「自身をファッションやアートの一部として、独自の世界観をつくり上げている方には、やっぱり魅力を感じますし尊敬します」。仕事においても、MATTHEWさんのその志向は一貫しており、「気分が上がるのはアート寄りの現場なんです。自身の表現力を最大限に発揮できるようなクリエイティブの仕事や、ランウェイは特にそうですね」
モデルという職業への向き合い方についても、MATTHEWさんはあくまで冷静です。ひとつひとつ言葉を選びながら、丁寧に語ります。「まずは健康でいることが大前提だと思っています。ヨーロッパでは、“できるだけ痩せているほうがいい”という価値観が基準になっている場面もあって。それがモデルの在り方として、本当に正しいのかは疑問に感じています。だからこそ、自分は健康を第一にしながら表現していきたいんです」。無理に合わせるのではなく、自分の軸を持つその姿勢が、MATTHEWさんの言葉の端々から伝わってきます。
目指すのは、“いろんな表現ができるモデル”であること。ポージングや表情の幅を広げ、現場ごとに新しい自分を引き出していきながら「まだまだできることは増やしていきたいですね」と、確かな意志をにじませます。多彩なインプットを経験し、それを表現力として落とし込んでいくMATTHEWさんならではの、しなやかで創造的な日常が垣間見えました。
そして! 今月は5週あるということで来週(5月29日公開予定)は特別編として、ランウェイ編をお届け。パリやミラノの舞台に立ってきたMATTHEWさんが語る、リアルな現場の空気感とは。ぜひお楽しみに!