夏から秋へ服を替えると、髪型も少し変えたくなるもの。とはいえ、せっかく伸ばした髪を切るのは惜しいし、大胆なイメチェンには少し勇気がいります。
秋のイメチェンは、レングスを大きく変えることだけが選択肢ではありません。今の長さを生かしながら、いつもの髪型に少し変化を加えるだけでも、印象は変えられます。
この記事では、ショートからロングまで、レングス別に秋のイメチェン方法をおすすめの髪型とともに紹介。美容室でのオーダー方法もまとめていますので、参考にしてみてください。
秋のイメチェンは「長さを変えない」でも叶う

前髪の幅や長さを変えたり、顔まわりにレイヤーを加えたり、毛先の重さを調整したり。小さな変化でも、顔まわりの見え方や全体のムードは変わります。
特に秋は、ジャケットやニットなど首元にボリュームのある服が増える季節。毛先の動きや顔まわりのニュアンスを少し変えるだけでも、夏とは違うバランスを楽しめます。
「何cm切るか」よりも、「どんな雰囲気になりたいか」を考えてみるのがポイント。大人っぽく、モードに、やわらかく……なりたい印象に合わせて、変える部分を選んでみましょう。
ショート・ボブの秋イメチェン|前髪とシルエットを変える
ショートやボブは、数cmの違いでもシルエットが変わるレングス。前髪や毛先のデザインを変えたり、ツヤやライン感を生かしたりすることで、大きく切らなくても新鮮な印象を楽しめます。
前髪を変えて顔まわりのムードをアップデート

重めの前髪から隙間のある軽い印象にしたり、長めに残して横へ流したり。前髪の厚みや幅、長さを変えるだけでも、顔まわりの印象は変わります。
軽さのある前髪なら抜け感のある印象に、長めの前髪なら大人っぽく落ち着いた雰囲気に。前髪をつくる・つくらないだけでなく、なりたい雰囲気に合わせてデザインを選ぶのがポイントです。

大胆にカットするのが不安なら、まずは分け目やスタイリングから変えてみるのもおすすめです。いつものショートやボブでも、顔まわりの見せ方を変えるだけで新鮮に楽しめます。
ボブは毛先の質感で印象を変える

ボブは、毛先のラインや質感によっても雰囲気が大きく変わります。
ラインを感じるまとまりのあるボブなら、落ち着きのある洗練された印象に。毛先に軽さや動きのある仕上がりなら、やわらかくラフな雰囲気を楽しめます。

秋らしい大人っぽさを出したいなら、毛先のまとまりを残しつつ、顔まわりにニュアンスを加えてみましょう。反対に、軽やかな印象にしたい場合は、毛先に動きをつけたり、スタイリングで外ハネにしたりするのもひとつの方法です。
ミディアムの秋イメチェン|顔まわりとパーマで動きをプラス
肩から鎖骨あたりのミディアムは、結べる長さを残しながら印象を変えたい人に向いているレングス。顔まわりや毛先に動きを加えれば、長さを大きく変えずに新鮮なスタイルを楽しめます。
顔まわりレイヤーで動きをプラス

顔まわりの髪にレイヤーを入れると、ストレートに下ろしたときにも動きが際立ちます。
顔まわりにレイヤーを入れたミディアムは、いつものワンカールでも表情が変わるのが魅力。内側へ流せばやわらかな雰囲気に、外側へ流せば抜け感のある印象に仕上がります。

さらに、顔まわりの毛を残しておけば、ひとつ結びなどのアレンジにもニュアンスをつくれます。長さを残しながら、下ろしたときとアレンジしたときの両方で印象を変えられるのも魅力です。
肩に当たる毛先をパーマで生かす

肩に当たって毛先がハネやすいミディアムは、その動きを生かしてパーマをかけるのもおすすめです。
毛先のハネを無理に抑えるのではなく、ウェーブやカールを加えて動きとして見せることで、ミディアムならではの軽やかなシルエットに。結べる長さを残しながら、下ろしたときの雰囲気を変えられるのもメリットです。

ゆるめのウェーブならナチュラルに、カール感をしっかり出せば華やかに。秋のニットやジャケットなど、ボリュームのある服にもよく合います。
セミロング・ロングの秋イメチェン|長さをキープして印象を変える
「ここまで伸ばしたから切りたくない」。セミロングやロングでは、そんな気持ちも大切にしたいところ。長さをキープするなら、髪全体を大きく変えるより、前髪や顔まわり、髪の動きに変化をつけてみましょう。
前髪・顔まわりで印象を変える
かっこいい、かわいい、個性的な大人ヘア かっこいい&個性的 ロングを大きく変えたくないけれど、顔まわりの印象は変えたい。そんなときは、前髪や顔まわりのデザインに注目してみましょう。
前髪をつくるだけでなく、長さや厚みを変えたり、頬やあご付近につながる顔まわりの毛を調整したりするだけでも印象は変わります。

前髪なしのスタイルなら、分け目を変えたり、顔まわりの毛をリバースに流したりするのもおすすめ。髪を下ろしたときはもちろん、耳にかけたり結んだりしたときにも表情が生まれます。
レイヤーでロングのシルエットを変える

同じロングでも、毛先まで厚みを残すか、レイヤーで段差をつけるかでシルエットは変わります。
レイヤーの位置や量によって仕上がりも変わるため、ストレートが多いのか、巻くことが多いのかなど、普段のスタイリング方法に合わせて決めるのがポイントです。

長さを残しながら変化をつけたいときは、表面にレイヤーを入れて動きを出すのもおすすめ。ストレートなら軽やかに、巻けば毛先に動きが出て、立体感のあるシルエットをつくれます。
秋のイメチェンに取り入れたいスタイリング
髪を切ったりパーマをかけたりしなくても、スタイリングを変えるだけで印象は変えられます。秋は、ツヤやまとまりを生かしながら、毛先や顔まわりにさりげなく動きをつけてみましょう。
ツヤとまとまりを生かして大人っぽく
秋らしい落ち着いた雰囲気に寄せたいなら、髪のツヤやまとまりを生かしたスタイリングがおすすめ。毛先をきっちり巻きすぎず、自然な丸みをつける程度にすると、力の入りすぎない仕上がりになります。
スタイリング剤は、ツヤとまとまりを出せるオイルやバームなどが向いています。少量を手のひらにしっかり広げ、毛先を中心になじませます。つけすぎると重い印象になるため、足りない部分に少しずつ足していきましょう。
顔まわりにニュアンスをつけて軽やかに
全体をしっかり巻かなくても、顔まわりの毛束に動きをつけるだけで印象は変わります。前髪や顔まわりを内側・外側へ流したり、毛先を少しずつ違う方向へ動かしたりすると、自然な抜け感が生まれます。
動きを出したいときは、軽めのヘアオイルや、やわらかめのワックスを少量使いましょう。手に残ったスタイリング剤を前髪や顔まわりになじませ、毛束を少しずつつまんで毛流れを整えます。束感をつくりすぎず、自然な動きを残すのがポイントです。
スタイリングを変えるときは、髪全体をつくり込む必要はありません。ツヤやまとまりを足したり、顔まわりに動きをつけたりと、ひとつだけ変えてみるのもいいでしょう。
美容室で失敗しにくいオーダー方法
「イメチェンしたい」と思ったら、どこまで変えるのか、何を残したいのかを整理しておきましょう。美容室では、「変えたくない部分」「変えてもいい部分」「なりたい雰囲気」「普段のスタイリング」の4つを伝えると、希望のスタイルを相談しやすくなります。
① 絶対に変えたくない部分
「結べる長さは残したい」「前髪はつくりたくない」「肩より短くしたくない」など、残したい長さやデザインを伝えましょう。
② 変えてもいい部分
「顔まわりは切ってもいい」「前髪の雰囲気は変えたい」「表面に動きがほしい」など、変化をつけてもいい部分を伝えます。
③ なりたい雰囲気
「大人っぽく」「やわらかく」「モード寄り」「抜け感がほしい」など、仕上がりの印象を言葉にしてみましょう。
④ 普段のスタイリング
「朝はほとんど巻かない」「休日だけアイロンを使う」など、普段どのくらいスタイリングするかも伝えておきたいポイントです。
参考写真は1枚に決めなくても構いません。「この写真の前髪」「この写真の毛先」のように、好きなポイントが異なる写真を複数見せるのもおすすめです。
また、「こうなるのは避けたい」という写真や、過去に思い通りにならなかった経験があれば、それも伝えておくと安心です。なりたいイメージだけでなく、避けたいことや普段のスタイリングも伝えて、自分に合ったデザインを相談してみましょう。
小さな変化から、秋のイメチェンを
「髪型を変えたい」と思ったら、まずはどこを変えたいのかを考えてみましょう。前髪、顔まわり、毛先、シルエット。ほんの小さな変化でも、いつもの髪型に新しい表情を加えられます。
気になるスタイルがあれば、まずは写真を保存してみてください。長さ、前髪、毛先、動きなど、どこに惹かれたのかを見ていくと、次のヘアスタイルに取り入れたいものが見えてきます。
「変えてみたい」と思ったタイミングが、イメチェンの始めどき。秋の服を選ぶように、髪もひとつ新しい要素を加えてみてはいかがでしょうか。
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