印象を左右する顔まわりデザインを徹底研究し、多くのリピーターを抱える『コア』高橋英昇さん。
「かわいい」「似合う」と必ず言われる顔まわりのテクを3回の連載でお伝えします。

『COA』高橋英昇/うぶ毛で小顔編
うぶ毛で生え際をカバーし、動いても透けない顔まわりに
「顔まわりのお悩みで多いのが、こめかみの毛量が少なく、地肌が透けてしまうこと。その解決策として提案しているのが、うぶ毛カットです。顔まわりの1線を短く切り、擬似的なうぶ毛にして、生え際のすき間をカバーする方法です。韓国でもうぶ毛カットは流行っていて、短め・厚めに切るのが主流。ですが日本人には薄めで長めのうぶ毛カットがおすすめ。結んだときに後れ毛として生かせるし、顔まわりのレイヤーともなじみやすい。小顔効果にもつながるので、ぜひ試してみてください」
おでこをカバーして小顔に見せる
うぶ毛カットの効果とは?
BEFORE


胸までのロングレイヤー。前髪は狭めで薄め。おでこが広くやや細毛なので、こめかみが透けたり、耳にかけると顔が大きく見えてしまう。
AFTER

顔まわりの内側に擬似的なうぶ毛をつくったことで、輪郭がカバーされ小顔に。地肌が透けるのも防いだ。

髪を結んでも、フェイスラインに落ちるうぶ毛が小顔効果に。
PROCESS
CUT

生え際の毛はいろんな方向に向いて生えている。生えグセや質感を正しく確認するため、基本的にはドライでカットで行う。

顔まわりの生え際を1㎝厚でスライス。顔を傾けてもらい、髪を顔に沿わせて厚みを確認。厚みが揃うように調整する。


顔を傾けたまま目尻を起点にレイヤーを入れ、うぶ毛風にカット。

もみあげは、結んだときの後れ毛を想定した長さでカット。

向かって左側に、顔まわりの擬似的なうぶ毛と後れ毛(もみあげ)が完成。輪郭を小さく見せている。


うぶ毛風カットは厚みを揃えることが大切。スライス幅は毛量が均一になるように微調整する。

うぶ毛風のレイヤーが完成。生え際のすき間がなくなり、小顔になった。

前髪と、顔まわりのレイヤーになる部分をスライスする。

ほお骨に落ちる位置〜あごラインまでのレイヤーを入れる。

レイヤーを入れた顔まわりの毛束を上に引き出し角を取る。先細りの質感になり、より顔なじみがよくなる。

前髪の端と、顔まわりレイヤーをセニングで自然につなぐ。

うぶ毛風カットに、顔まわりのレイヤーがなじみよく重なった状態。
STYLING


ストレートアイロンで、うぶ毛の短い部分をリバースに流し、もみあげはフォワードに軽く曲げる。

顔まわりのレイヤー部分も同様にアイロンを入れる。ほおを囲むような毛流れができて、おろしても結んでも小顔に見える。

うぶ毛風カットをした部分を、ヘアスティックで軽くなでるようにして安定させる。
USE IT!

エルジューダ ポイントケアスティック(ミルボン)
FINISH



顔の輪郭を覆うインナーラインが、ひし型になり、顔を小さく見せている。
今回レクチャーして下さったのは……
「COA」高橋英昇さん

「COA」高橋英昇さん
たかはしえいしょう。『コア』代表/統括プロデューサー。国際文化理容美容専門学校国分寺校卒業。年間5000人以上を担当した豊富な経験から、前髪・顔まわりの似合わせに絶大な信頼を得る。Instagram @eisho_coa
撮影/梅津正太 取材・文/坂本尚子