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27 Mar 2026
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27 Mar 2026
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【連載】毎日を整える、メンズモデルの美習慣【杉浦寛史/ライフスタイル編】

ファッションショーや広告、雑誌で目にする、いま注目のメンズモデルたち。彼らはいったい普段どんなケアをして、どのような日々を過ごしているのか――

第一線で活躍する彼らのリアルな美容法と、ライフスタイルにフォーカスした人気連載!  スキンケア、ヘアケア、ボディケア、ライフスタイルの4テーマを、1カ月にわたって毎週お届けします。特別なテクニックから、意外と真似できるプチ習慣まで、“等身大の美容と日常” をクローズアップ。読むたびに、きっと毎日をアップデートしたくなるはず……!

3月は、BARK in STYLe の杉浦寛史さん(@hsugiura00)が登場。

最終週は、ライフスタイルにフォーカス

1カ月にわたりお届けしてきた杉浦さんのインタビューも、いよいよ最終回。今回はライフスタイルにフォーカスし、音楽活動を含めた彼の素顔に迫りました。

創作だけでなく、心の支えでもある音楽

自身の生活のなかで、いま力を注いでいることを尋ねると、「DJですね」と即答の杉浦さん。「もともとは趣味として始めたんですけど、現在は『r108』というユニットを組み、クリエイティブワークとして精力的に取り組んでいます。3カ月に1度のペースで自分たち主催でイベントもやっています」

転機となったのは、カナダ・トロントでのワーキングホリデー時代。「日本で聴いていた音楽とはまったく違う感覚に出合いました。テクノやハウスなど、さまざまなアーティストのプレイを体感して、“食らった”ような衝撃があって」

現地のクラブカルチャーで受けた刺激が、いまの原点になっています。

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▲杉浦さんがメンバーのDJユニット「r108」。

初めて人前でDJを披露したときの高揚感も忘れられないそうで、「自分の選んだ音にお客さんが乗ってくれた、その瞬間が本当に楽しくて。そこから少しずつ機会が広がり、自然とイベントにも呼んでもらえるようになりました」

自身にとっての音楽の意味についても、丁寧に言葉を紡ぎます。

「もともと気が散りやすい性格なんです。でもEDMに向き合っている時間は、“音のことだけを考えればいい”。自分に集中できて、脳がリセットされる感覚があります。日本では社交的なイメージが強いかもしれませんが、自分にとってはヨガやサウナに近い、自分と対話する時間でもあるんです。音楽に救われた経験もじつはあって……」

音楽は、杉浦さんにとって創作であると同時に、心のバランスを整える支えでもあるのでしょう。

シンプルでも個性が光る、クリーンなスタイル

続いて、自身のファッション観について聞いてみると、「かつては、当時働いていたお店の影響で、ストリート寄りのスタイルが中心でしたが、仕事柄でも年齢的にも、いまはきれいめが軸になっていますね」

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▲一見シンプルなコーディネートでも、計算されたサイズ感の妙が伺えます。

グレーのアウターは、杉浦さんのモデル仲間がやっている中目黒のお店、DISSONANCEのオリジナルブランド、ニュートラルカラーをチョイス。ブルーのシャツはモード寄りの一枚を。「ゴートエッセンスのもので、シンプルですが、ところどころ特徴があって気に入っています。友達からのプレゼントなんですよ!」

ほどよい抜け感を演出できるスラックスはLA GROWN。「三軒茶屋の洋服屋、HeralDoで買いました。ファッションスタイリストがやっているお店で、店内もかっこいいんです」。足元はケンフォード ファインシューズで全体を引き締めて。

一方、アクセサリーには控えめで、「チャラくならないように、普段はあまりつけません」。サングラスは、ヴィンテージのカルヴァン・クラインを。「この細身のオーバル型をつけることが多いですね。レンズはダークネイビーなので、青いシャツと相性がいいんです」

モデルは通過点、自分の核を磨くために生きる

モデルの仕事をしていて、目指す人がいるか聞いてみると、杉浦さんは少し考えながら「そうですね……、“こうなりたい”というより、個人的にかっこいいと思う人は、自分と対極にいる人が多いんです。自分にはない、唯一無二のフェイスやポージング、内側から出るオーラ、そして徹底した自己管理が伝わる人などに惹かれますね」

これからどんなモデルになりたいかという最後の問いには、哲学的ともいえる答えが返ってきました。

「モデルとしてどうなりたいか、というより、自分は“どういう人間になりたいか”を考えています。モデルという仕事はひとつの通過点。その先にある、自分の核や人間性をどう磨くかが大事だと思っていて。これからどうなるかは分からないですが、好きなことをし続けて、好きな人たちと関わり、楽しみながら自分をアップデートし続けていきたいですね!」

モデルはあくまで職業。それを通じて、どんな人間になれるのか。取材中、杉浦さんの言葉の奥深さに、私(編集部)も胸を打たれました。

取材当時、同席していた杉浦さんのマネージャーも、彼の人柄についてこう語ります。「杉浦は事務所への愛情が深い。また、現場での気遣いや立ち振る舞いも徹底していて、人として信頼できる存在です。行動も接し方も、常に考えている。ほかのモデルも見習ってほしい素晴らしい魅力を持っているんです」

その言葉を、少し照れくさそうに受け止めていた杉浦さん。

音楽も、装いも、仕事も――すべては“どんな人間でありたいか”という問いにつながっている。その真摯な姿勢こそが、彼の魅力の核心なのかもしれません。

1カ月にわたってお届けしてきた杉浦さんの“美習慣”。来月は、どんなモデルのライフスタイルに出会えるのか。次回もどうぞお楽しみに!

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杉浦寛史

すぎうらひろし。BARK in STYLe所属。183cm。新潟県出身。オーディション前など、自分を鼓舞する音楽はフレッド・アゲインの曲が多め。

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