メンズヘアサロンやバーバーが躍進し、メンズスタイルが注目を集める昨今。
Men's PREPPY的に気になるのが、フレッシュな感性でエッジなスタイルを見せてくれる女性スタイリストたち。
そんなパワー溢れる女性スタイリスト3人による、春のエッジスタイルをお届け!
MR.BROTHERS CUT CLUB・葛屋東京 / MEYOU

アフリカンノットで作る、飽きさせないメンズの遊び心
今回のスタイルは「アフリカンノット」です。私がずっと好きだったスタイルですが、最近は日本でも注目が集まっていると感じています。今回作った地毛で編んだ短いスタイルは実は本場で日常的に楽しまれているイメージに近いもの。アジア人の髪質や長さでも挑戦できる、遊び心と実用性を兼ね備えた提案です。
世界中で磨いた感性と、カルチャーへの深い敬意
私のルーツはアフロアメリカンカルチャーにあります。幼い頃からダンスに親しみ、その背景にある歴史や物語に強く惹かれてきました。私の長年の目標であったニューヨークのバーバーショップでの交流は大きな転機となりました。文化を深く理解し、その魂をデザインに込めることが私のスタイルの基盤になっています。
「私だから」生み出せる、固定観念を覆す攻めのスタイル
女性理容師だからといって、男性と違うものを作ろうと意識したことはありません。私にしかできないスタイルがあるのは、私が私だからだと思っています。女性は柔らかいスタイルが得意だと思われがちですが、私はむしろ攻めたデザインが好きです。日常とは違う、当たり前を越えた表現をしたい方にこそ選んでいただきたいです。
型にハマらず「自分」を突き詰め、メンズヘアの多様性を楽しむ
私が大切にしていることは、誰かの真似をするのではなく自分だけのバックボーンからスタイルを作ること。自分にしかできない道を突き詰めていきたいと思っています。これからのメンズヘアは、もっと個性が尊重される時代になります。少し「変」なくらいの冒険を楽しみ、既存の型を壊すことが新しい価値を生むはずです。
春を彩るアフリカンノット。テーパーフェードで作るポップな遊び心
地毛で楽しむアフリカンノットに春のポップさを加えたスタイル。テーパーフェードと鋭いラインアップでエッジを効かせつつ、伸ばしかけの髪をコテで巻いてハネさせ、ワクワク感を表現した。伸ばし中のマンネリ解消や、個性が欲しいストリートなメンズに試してほしいデザインだ。model: Noritsugu






How To
CUT/テーパーフェードでフェードの柔らかさとラインアップの鋭さを両立。えり足とサイドをすっきりさせつつ、トップの長さを生かす。
STYLING/全体をねじって巻き付けるだけで作れるノットが主役。ノットに入りきらない短い部分はコテでくりんとハネさせ、春らしい動きをプラス。マットなワックスで無骨に仕上げるが、よりバキバキに目立たせたいときはポマードでツヤを出して質感を強調するのもおすすめだ。
photo: YUU MURATA text: Men's PREPPY Special Thanks: LANIKAI JUICE 表参道店