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16 Jul 2026
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16 Jul 2026
lifestyle

「美を生きる 。」理想の結婚式をゼロからプロデュースするアートディレクター・ドレスデザイナー/染谷愛里

表現の世界で生きるプロフェッショナル一人ひとりに宿るの哲学に迫る。

心の内側を形にすると
唯一無二の“美”に

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Profile
名前 染谷愛里 そめやあいり
肩書 アートディレクター/ドレスデザイナー
Instagram @airi728

History
1990年 宮城県気仙沼市で誕生。
2008年 4年制大学の経営学部に入学。
2012年 大学卒業後、バンタンデザイン研究所ファッションデザインコース入学。
2015年 大手アパレル会社にデザイナーとして就職。
2019年 ウェディングプロデュース会社に転職。
2022年 オーダーメイドの結婚式プロデュース会社“pensee de gorille”設立。
2023年 ウェディングドレスブランド“CANSHO”を立ち上げる。

を形にする、5つのヒント
Q1 あなたにとってのとは?

完璧に整えられたものより、コントロールされていないものに美しさを感じます。

Q2 仕事で大切にしていることは?
世の中の正解ではなく、その人自身から立ち上がるものを大切にしています。

Q3 創造力の源は?
人や空気、自然の中にある言葉になっていない感覚に刺激されます。

Q4 センスを鍛える方法は?
「良いものを見る」より、「なぜそれに心が動いたのか」を観察すること。

Q5 ハマっているモノ・コトは?
心を整えるお茶の時間。

人生最高の1日をつくりあげるため、
お客さまに寄り添い、想いを引き出し、
“心の内側”を形にするお手伝いを

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会場を持たないスタイルで、ゼロから結婚式をつくるブランド『パンセ デ ゴリレ』のアートディレクター兼デザイナーの染谷愛里さん。結婚式という人生最高の1日をプロデュースする染谷さんの美”とは。

震災をきっかけに、
好き”を仕事に

「地元・宮城で祖父が幼稚園を経営していて、お祭りや季節の行事やイベントの装飾づくりを家族総出で行っていたんですよ。そんな家族を幼い頃から間近で見ていたので、昔からものづくりは好きでしたね。でも、ものづくりを仕事にするつもりはなく、普通に4年制大学へ進学して、普通に就職するものだと思っていました。転機になったのは20歳のとき。東日本大震災で祖母を亡くしたことがきっかけで、『好きなことをやって生きていこう』と決めたんです。大学卒業後、バンタンデザイン研究所へ進学し、その後、大手アパレル会社に就職して、業界の基礎を学びました。
ウェディング業界に飛び込んだのは29歳のとき。アートディレクターとして参加しました。それまでは誰かのために服をつくっても、その誰か”の顔が見えないことにもどかしさを感じていたんです。でも、ウェディングなら目の前のお客さまのために考え、形にすることができますからね。当時は空間装飾を担当し、服飾から離れていましたが、お客さまと直接向き合い、ゼロからものづくりができる環境に喜びを感じていました」

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空間とドレスをマッチング
服飾づくりを行うように

「その後、仲間と一緒に独立。会場探しからテーマ、コンセプトづくりまで、すべてをゼロからプロデュースする『パンセ デ ゴリレ』を設立しました。でも、会場選びやお花、お料理、空間装飾まで理想の空間をつくれても、ドレスだけがその空間と合わないことも。そんなこともあり、ドレス制作も手がけることに。ここはもともと得意分野だったので、お客さまと向き合いながら、一緒に形づくりを行っていくプロセスに充実感を感じました。アパレル時代には得られなかった感覚ですね」

美しく見せる”より、
その人らしさを映す”

「空間づくりもドレスづくりも、ただ美しく見せるのではなく、その人自身や、大切な人との関係性がちゃんと表れていることのほうが大事だと思っています。すべてはお客さまの心の内側”にあるものがベースに。そのためには、何が好きなのか、その奥に何があるのかを深く掘り下げます。表面的な美しさを整えることは簡単ですが、本当に好きなものや、自分でも気付いていない感情を形にするために何度も話し合い、幼い頃の話を聞いたり、心のなかにあるネガティブな感情も吐き出してもらいます。そうして人生最高の日に向けて、その人だけの美”を整えていきます。このプロセスは、新たな人生を歩み始めるお客さまにとっても大切なこと。自分と向き合うことで、これからの新生活に目を向けることができますからね」
染谷さんにとって美”とは、着飾ることや装うことではなく、自分自身を知ること、大切な人との関係性を映し出すこと。人生最高の日を演出する仕事の先で、彼女は今日も誰かの“心の内側”と向き合い続けている。

My History
大学卒業後、バンタンで服飾を学ぶ

B

震災で祖母を亡くしたことを機に、手に職をつけ、自分の名前で生きていく決心を。ファッションが好きだったこともあり、服飾の道へ進んだ。

My Work
ウェディング業界で発見した喜び

E
Instagram @pensee_de_gorille

お客さまと向き合い、想いを形にできるウェディング業界の楽しさを知り、染谷さんはその才能を発揮。4年前、仲間と『パンセ デ ゴリレ』を設立した。

My Dress
結婚式の空間とドレスをデザインする

F
Instagram @cansho_dress

『パンセ デ ゴリレ』設立後、結婚式の世界観に合うドレスの制作を行うように。新ブランド『カンショウ』を立ち上げ、服飾の知識と経験を遺憾なく発揮する。

photo:Yasuda Yuri text:PREPPY

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