スタイリストデビューして1年目のルーキーをピックアップ。今いちばん推したいメンズスタイルはこれだ！
作り込みすぎない色気を狙ったセンターパートスタイル
韓国風ヘアが得意な宮坂さん。モデルの雰囲気に合う質感作りにこだわっている。
「テーマは“ROUGH SENSUAL”です。少年性やキャラクター性を表現するため、絆創膏など小物を使って遊びをプラスしました。作り込みすぎない色気を狙った質感や、わざとらしくない挑発的な表情など、都会の孤独感をにじませました」
CUT／ショートレイヤーベース。アンダーは3㎜に刈上げてグラデーションにする。オーバーはトップにレイヤーを入れる。バックはグラデーションにカット。セクションごとにチョップカットとスライドカットで量感と質感を作る。
STYLING／ワックスとクレイワックスを1:1で混ぜ、毛先から中間になじませる。前髪は最後につける。
10 QUESTION
Q1.得意なデザインは？
センターパートやニュアンスパーマです。
Q2.ふだんから心がけていることは？
空間作りです。また来たいと思ってもらえるよう、お客さまとの信頼関係を築いていきたいです。
Q3.この仕事のやりがいは？
お客さまを笑顔にできたり、自分の技術やセンスが形に残ったり、人とのつながりが広がるところです。
Q4.どんなスタイリストになりたい？
技術力はもちろん、みなさんから愛されるスタイリストになりたいです。
Q5.スタイリストに必要なものとは？
人としてどうあるべきか。そこがいちばん大事だと思います。技術もですが、お客さまに向き合き合う気持ちがいちばん大事だと思うからです。
Q6.この仕事の難しいところは？
全部難しいです（笑）。特に、自分が提案したいスタイルや年齢層にターゲットを絞った集客が難しいです。SNSをもっと頑張っていきたいです。
Q7.影響を受けた人は？
先輩の長戸寛典です。常に新しいデザインを提案したり、挑戦する姿勢に刺激を受けています。自分にとっての師であり、巨匠のような存在です。
Q8.アピールポイントは？
愛嬌です。いつも笑顔を心がけています！
Q9.美容師を目指したきっかけは？
幼稚園児の頃、祖母の髪を触るのが楽しくて、それがきっかけになりました。
Q10.今後の展望は？
お客さまから長く愛されるスタイリストになることです。そして、こういった撮影やSNSなどの発信を通して、自分の世界を広げていきたいと思っています。
salon data
MEN’S GROOMING SALON by kakimoto arms AZABUDAI HILLS
stylist
宮坂陸希
うとあいり。『ミンクス』銀座店デザイナー。2000年生まれ。福岡県出身。麻生美容専門学校 福岡校卒業。2024年11月デビュー。SNSなどで流行を探ることにハマっている。
photo: Umetsu Shota text: Men’s PREPPY model: Kouya
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