静かなる反骨精神がデザインへと昇華。
「アンナチュラルスタイル」を解剖。

スパイキーショートなど遊び心のあるショートが流行ったこの夏。次なるトレンドにシフトするなら、一転してソリッドなムード漂うショートが本命。『SAL』高見恭平さんが提案する「アンナチュラルスタイル」は、直線的なライン感や硬さのあるフェードから感じる、心地よい違和感が魅力だ。
アナーキズムを体現する
外しと引き算から生まれたMIXスタイル。
スパイキーショートなど動きのあるスタイルがひとつのトレンドとなった今夏。冬はもっと硬質に、アナーキーさも感じられるヘアデザインが気になる。『アンナチュラルスタイル』は自然体や遊び心とは対極にある、かといってクラシカルやトラディショナルになりすぎない、今の若者に刺さるテンションを携えたMIXスタイル。ハイウェイトの刈上げと直線的なカットライン、黒髪、眉ブリーチなど、さまざまな要素を掛け合わせることで生まれる不協和音こそが、このスタイルが独特の存在感を放つ所以だ。ベーシックなカットラインながらも引き算と“はずし”で生じる心地よい違和感を楽しみたい。
Before

【CUT PROCESS】

ハイウェイトにブロッキングし、まずアンダーは1cmに設定したバリカンで粗刈りする。

アウトラインはディティーラーでラインをつけながら整えることで、バックスタイルが引き締まって見える。

キワは6㎜に設定したトリマーで刈上げる。先ほど粗刈りした1cmの刈上げ面となめらかにつなげる。

ウェイトラインはシザーでグラデーション状につなげる。

オーバーをカット。バックセンターから耳上まではややステムを引き上げグラを入れる。

耳上からは前下がりにライン設定。落ちる位置で前下がりにカットしたら、一度ドライし、さらにライン感を整える。

セニングで量感調整。ミドルは中間〜毛先、表面は毛先中心に施す。

バングは多少柔らかさを出すため、シザーで毛先を間引いてライン感をなじませる。
CUT FINISH

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【STYLING】

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【360°動画解説】
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今回レクチャーして下さったのは
……「サル」高見恭平さん

photo:Sano Kazuki
text & movie:Shigetomi Yukiko
works by Takami Kyohei(SAL)
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