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4 Sep 2025
現役美容部員Gokenさんが教える! メンズブーティ相談室 vol.5
4 Sep 2025
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現役美容部員Gokenさんが教える! メンズビューティ相談室 vol.5

美容に悩む男性のための「メンズビューティ相談室」。素朴な疑問からディープな質問まで、資生堂の現役美容部員Gokenさんがズバッとアドバイスしちゃいます! お悩みがある人は下のフォームから送ってね。

Q.秋になると肌がくすむのはなんで?

肌がくすむ原因はひとつではなく、複数ある。まずメラニンによるくすみ。夏の紫外線によってメラニンが生成された結果、肌のトーンが全体的に暗く感じるようになる。次に乾燥によるくすみ。乾燥すると肌の角層から透明感が失われ、光が入りにくくなることでくすんで見える。それから血行不良によるくすみ。気温が下がることで血管が収縮し、血流が悪くなることでくすんで見える。また、皮脂が酸化すると黄色っぽく見えることから、夕方になると顔色が暗く見える「黄ぐすみ」と呼ばれるくすみもある。それぞれ原因にあったケアでくすみ対策を心がけよう。

▼ポイント

1.メラニンによるくすみには美白(※)有効成分

2.乾燥によるくすみには保湿で透明感をキープ

3.血行不良によるくすみにはマッサージ

4.皮脂によるくすみにはパウダーとあぶらとり紙

1.メラニンによるくすみには美白(※)有効成分

夏は一年の中でも紫外線がとにかく強い季節。しっかりUVケアをしているつもりでも、肌は思った以上にダメージを受けていることが多い。紫外線によって増えたメラニンは、肌をくすませて見せる原因に。そこで頼りになるのが、美白(※)有効成分を配合したアイテム。メラニンの生成を抑えてくれるので、シミやそばかすを防ぐ効果が期待できる。

2.乾燥によるくすみには保湿で透明感をキープ

秋は空気が乾燥する季節。肌の水分量が減ることで、角層の透明感が失われたり、ゴワついたりキメが乱れたりしがち。キメが乱れると、光をキレイに反射できなくなってくすんで見える。だから、保湿が重要になる。ふだん使っているものでいいので、とにかく化粧水と乳液をちゃんと使うことが大事。また、エアコン環境の整った室内の乾燥も意外と無視できない。「つや玉ミスト(写真上)」のように、日中も手軽に乾燥対策ができるミスト状のアイテムを常備するとなおよし!

3.血行不良によるくすみにはマッサージ

朝晩の冷え込みが気になる秋は、血行不良になりがち。血流が悪くなると、顔色も悪く見えるようになる。そんなときは、マッサージがオススメ。摩擦は肌によくないので、専用のクリームを使って、こするのではなく優しく圧をかけるように行うのがポイント。下から上、内から外へとクルクルなじませるイメージ。マッサージ用クリームならパッケージに使い方があるから、それを参考にして血流を促そう。

メイクでカバーするならピンク系の下地を使うといい感じ

メイクでカバーするなら、ピンク系の下地を使うといい感じ。血流が悪くなると、肌の色を構成するうちの赤系の色素が減少するので、化粧下地などで赤色を補うこともオススメ。ピンク系の下地は肌を自然かつ健康的に仕上げてくれるので、いい感じに血色感をプラスできる。あとは、湯船に浸かったり、運動して血流を促すのもアリ。

4.皮脂によるくすみにはパウダーとあぶらとり紙

夕方になると、なんとなく肌がくすんで見えるのは、「黄ぐすみ」とよばれるもので、余分な皮脂が原因のひとつと言われている。対策としては、家を出る前にルースパウダーをつけること。皮脂や汗を吸着し、テカリや化粧崩れを防いで肌をなめらかに整えてくれる。日中はあぶらとり紙で余分な皮脂を取り除くのがオススメ。余分な皮脂を抑えることで、黄ぐすみの元を取り除こう。

ちなみにGokenさんはワークアウトでくすみを払拭!

Gokenさんのくすみケアのひとつは、ジムでのトレーニング。血行をよくすることでくすみ知らずな肌を目指している。
「パーソナルトレーナーさんの指導の元、ジムでトレーニングをしています。筋肉量が増えると血行がよくなるからです。くすみだけではなく、むくみやたるみの予防にもなるので欠かせません! 3日に1回ぐらいのペースで通っていますが、プラスして、自分ひとりでも軽く運動をするようにしています」

>>>NEXT ISSUE「肌がくすんだときの対処方法」9/11(木)配信。お楽しみに!

stylist

Goken

ごけん。資生堂パーソナルビューティーパートナー。お客さまのニーズに合うコスメや、化粧感ゼロなのにワンランクアップしたビジュアルを提案。Instagramでは「プロが教えるメンズ美容」を発信。

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