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16 Oct 2025
現役美容部員Gokenさんが教える! メンズビューティ相談室 vol.11
16 Oct 2025
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現役美容部員Gokenさんが教える! メンズビューティ相談室 vol.11

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美容に悩む男性のための「メンズビューティ相談室」。素朴な疑問からディープな質問まで、資生堂の現役美容部員Gokenさんがズバッとアドバイスしちゃいます! お悩みがある人は下のフォームから送ってね。

Q.抜け感のあるメイクがしたい!

ふだん使いのナチュラルメイクが板についたら、ちょっと抜け感を出してメイク上手に見せたくなるもの。そんな人におすすめの、ちょっと差が付く抜け感メイクの方法を紹介! ポイントは6つ。まずは目元。少し光沢感をプラスすることで涼やかな抜け感が出る。さらにアイラッシュカーラーでまつ毛を上げると、目に光が入って明るい印象に見せることができる。それから、フェイスパウダーの使い方。これはつける順番がカギ。そして眉のぼかし方。このひと手間でこなれ感が出る。あとはシェーディング。骨格感を強調することで立体感と男性らしい顔立ちが作れる。最後にリップ。内側から外側へグラデーションにすると、唇の印象が強く出すぎないので色をのせてもいい感じに仕上がる。いつものメイクをバージョンアップして、こなれ感を出していこう!

▼ポイント

1.目元に少しだけ光沢感をプラスする

2.アイラッシュカーラーでまつ毛を上げて光を取り込む

3.フェイスパウダーはのせる順番が重要

4.シェーディングで男性的な骨格感を作る

5.眉はぼかしてこなれ感を出す

6.リップはグラデーションに塗る

1.目元に少しだけ光沢感をプラスする

シルクのような光沢感をプラスすることで、抜け感を作る。

メンズメイクといえばマットな質感が定番! だから、目元にツヤ感をプラスするだけで光が集まり、涼やかな抜け感を作ることができる。ただ、やりすぎるとギラついてわざとらしくなるので、シルクのような光沢感やパール感があるアイテムがおすすめ。

キラキラ質感の種類は豊富で、パール、メタリック、ラメ、グリッターなどがある。例えば上の写真は、左からグリッター、パール、マットのアイシャドウを塗ったところ。ナチュラルメイクなら、パール系がちょうどいい。

使ったのはコレ

マキアージュ カスタマイズアイカラー シングル なめらかクリアカラー BE775(パール) クラシックココア

2.アイラッシュカーラーでまつ毛を上げて光を取り込む

上げる角度はこのぐらいでOK。上げすぎるとドーリーになるので、床と平行になるぐらいがちょうどいい。

まつ毛は目が影になるよう、基本は下向きに生えていることが多い。だから、アイラッシュカーラーで少しだけ上げると、目に光が入って生き生きとした印象になる。やり方は簡単で、根元を軽く3〜4回はさむだけ。床と平行になるぐらいが目安。中間や毛先もはさむと上がりすぎてドーリーになるので注意。

使ったのはコレ

マキアージュ エッジフリー アイラッシュカーラー

3.フェイスパウダーはのせる順番が重要

フェイスパウダーはのせる順番を守るだけで、仕上がりに差が付く。

フェイスパウダーは、のせる量をコントロールすることがポイント。多めにのせたほうがいい部分、少なめで十分な部分、それぞれ必要な量があるからだ。そこで大切になるのがのせる順番。最初にのせるところがいちばん多くつき、だんだんと少なくなっていくからだ。まず最初にフェイスラインと生え際にのせる。ここはマットになっても不自然にならないし、清潔感にもつながる。次に小鼻。ここにツヤがあると清潔感が損なわれやすいのでマットに仕上げたい。ここまでは多めにのせたい部分。次はTゾーンと人中とあご。皮脂が多く出る部分なのでしっかり抑えたいが、マットになりすぎるとメイク感が出るので中程度の量がのるこの順番がベター。そして最後にパフに残ったパウダーでほおにのせる。ここはマットにしてしまうと、肌を盛ってくれるせっかくのツヤ感が消えてもったいないので少量でOK。乾燥しやすい人なら、ほぼつけなくてもいいぐらい。また、アイシャドウやアイブロウも塗るなら、まぶたと眉にものせよう。特に眉はスキンケアやベースメイクの油分が残っているとメイクがのりにくいので、しっかりパウダーを使用するのがおすすめ。

使ったのはコレ

インウイ ルースパウダー

4.シェーディングで男性的な骨格感を作る

入れるのは、眉頭の下にちょっとだけでOK。

シェーディングって難しい印象があるけど、眉頭の下にちょっと入れるだけでグッと印象的な顔になる。これぐらいならわざとらしさも出ないし、10秒もあれば描けるから、抜け感を出したいならおすすめ。色はシェーディング用のアイテムがベター。アイシャドウのブラウンを使いたくなるけど、メイク感がですぎることが多いので、専用アイテムを使った方が自然に仕上がるし、失敗しないコツでもある。

使ったのはコレ

マキアージュ アイブロースタイリング 3D 60 ロゼブラウン
※右から二番目の色を使用

5.眉はぼかしてこなれ感を出す

眉は描いたら、アウトラインをぼかすとこなれ感がでる。

意外とぼかさないままの人が多いアイブロウ。このひと手間でグッとこなれ感が出るのでぜひやってほしい。特にメイク感を出したくない人は、ぼかすことで「描いた感」が弱まってナチュラルに仕上がるからおすすめ。ササッとできるのに、やるとやらないとで差がつくテクだ。

使ったのはコレ

シュエトゥールズ ブローブラシ&コーム

6.リップはグラデーションに塗る

グラデーションにすることで、ぷっくりした唇に。

リップは塗り方で抜け感が作れる。方法は簡単で、内側に塗って、指やブラシで外側へとグラデーションになるようにぼかしていくだけ。ナチュラルだし、今っぽい口元を演出できる。作り込んでいるのに自然だし、唇の印象が強くですぎないので、赤みの強いリップでもナチュラルな血色感としてちょうどよく発色してくれる。

使ったのはコレ

マキアージュ ドラマティックエッセンスルージュ OR301 レイジータイム

ちなみにGokenさんは唇の形も作り込む

Gokenさんはリップライナーとコンシーラーを使って、唇の形がよく見えるように作り込んでいる。
「唇の形がよく見える方程式があるので、それを実践しています。例えば、下唇のアウトラインは、フェイスラインと平行にするとか、上唇の山は鼻の穴の中央の真下に作るとか。僕の下唇は口角の手前が膨らんでいるので、コンシーラーで削ってフェイスラインと平行になるようにしています。このひと手間で差がつくし、笑顔が映えるのでおすすめです」

>>>NEXT ISSUE「ファンデーションの色の選び方」10/23(木)配信。お楽しみに!

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PERSONAL BEAUTY PARTNER

Goken

ごけん。資生堂パーソナルビューティーパートナー。お客さまのニーズに合うコスメや、化粧感ゼロなのにワンランクアップしたビジュアルを提案。Instagramでは「プロが教えるメンズ美容」を発信。

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