美容に悩む男性のための「メンズビューティ相談室」。素朴な疑問からディープな質問まで、資生堂の現役美容部員Gokenさんがズバッとアドバイスしちゃいます！　お悩みがある人は下のフォームから送ってね。

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Q.メンズにちょうどいい「ハイライト」を教えて！

A.細かいパールのアイテムがメンズ向き

パール、ラメ、メタリック、実はハイライトの光の感じはいろいろある。でも、メンズのナチュラルメイクの場合、ちょっと化粧感が出やすいのが悩み。自然なツヤ感を狙うなら、ヘルシーでナチュラルに仕上がる、濡れたような質感のあるアイテムがベター。アイテムタイプとしては、リキッドタイプや、とろけるようなスティック状のハイライターを選ぶと失敗しにくいのでおすすめ。特に乾燥しやすい人は、保湿力のあるリキッドタイプを使用するとキレイに仕上がりやすい。また、ハイライトというと「白」で反射させるイメージが強いけど、これもトゥーマッチになりがちなので、色は肌なじみのいいピンクやゴールドなどを選ぶのもポイント。ちなみにGokenさんは立体感の出し方として、フェイスパウダーをフェイスラインに使うこともおすすめしている。ハイライトとセットで使うとツヤとマットの「質感のコントラスト」ができるので、シェーディングを入れなくても立体感が生まれ、小顔に見える効果もあるとか。

▼ポイント

1.濡れツヤ感があるテクスチャを選ぶ

2.付け方と付ける場所に気をつける

3.パウダーを併用して立体感を底上げする

1.濡れツヤ感があるテクスチャを選ぶ

うるおったような濡れたツヤ感でヘルシーなナチュラルメイクを目指すなら、リキッドタイプやとろけるようなスティック状がおすすめ。パウダーに比べて保湿力があるアイテムも多いので、乾燥しやすく、毛穴や乾燥小じわが気になる肌にもピッタリ。また、ピンクやゴールドなど肌になじむ色を使うとより自然に仕上がる。

2.付け方と付ける場所に気をつける

ハイライターは少量ずつつけるのが鉄則！　最初から多めにつけてしまうと、修正が難しいので注意。ハイライターを指先に少量取り、3点ぐらいに分けて肌にのせ、トントンと軽くたたきながら広げていくと薄く自然に仕上がりやすくなる。付ける場所は鼻根のみ。もしくは、鼻先にポイントでのせる程度にする。鼻根から鼻先まで線で入れると、顔が間延びして見えがちなのであまりおすすめしない。また、唇の山に少量のせるのも健康的な唇が演出できておすすめ。付けすぎると、わざとらしさが出るので量には注意しよう。あご先とほお骨の上に付ける場合も少量を少しずつ付けることを意識しよう。

3.パウダーを併用して立体感を底上げする

ハイライターはツヤ感も魅力的だけど、光を反射することで顔に立体感を作るアイテム。その立体感をよりナチュラルに引き立ててくれるのがフェイスパウダー。Gokenさんのおすすめの使い方は、フェイスラインにパウダーをのせること。フェイスラインがマットになることで、ほおのツヤ感とのメリハリがついてより立体的な顔立ちに見せることができる。つまり、シェーディングを入れなくても質感の差だけで立体感が増すということ。立体感が出ると、小顔効果も期待できるのがうれしい。

付け方

ちなみにGokenさんはノーズシャドウで立体感を作る

Gokenさんは、ハイライトより自然に立体感が出るシェーディングを使っている。
「毎回やっているわけではないのですが、シュッと見せたいときや目力をしっかり出したいとき、意志の強さを表したいときにシェーディングを入れています。実はハイライトより自然な立体感が作れるんです。ポイントは色！　色が大事です！　アイシャドウのブラウンを使う人も多いと思いますが、思ったより濃い場合が多く、「やってます感」が出やすいのであまりオススメはしません。僕のオススメは、シェーディング用のパレットです。色は、自分の肌よりほんの少しだけ濃い色を選びます。シェーディング専用のアイテムはナチュラルに仕上がるのでぜひ使ってみてください」

＞＞＞NEXT ISSUE「ファーストエイジングケア」10／2（木）配信。お楽しみに！

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PERSONAL BEAUTY PARTNER

Goken

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ごけん。資生堂パーソナルビューティーパートナー。お客さまのニーズに合うコスメや、化粧感ゼロなのにワンランクアップしたビジュアルを提案。Instagramでは「プロが教えるメンズ美容」を発信。